DSS 7段階 クイックリファレンス

作成日:2025-10-30 | 目的:病棟/在宅での重症度共有(成人・臨床メモ)

覚え方:1–4=誤嚥あり5–7=誤嚥なし」。口腔期の問題は 5 で顕著、6 は軽微、7 は実質正常。

段階趣旨判定の着眼点
1唾液でも誤嚥(最重度)自発嚥下低下、湿性嗄声・湿性咳、分泌物管理不可
2食物で誤嚥(固形も不十分)反復ムセ、食塊操作不能、残留多い
3薄い液体で誤嚥薄液での咽頭侵入〜誤嚥、嚥下反射遅延
4状況依存の誤嚥疲労・姿勢・一口量で変動、注意で軽減
5誤嚥なし/口腔期に問題食塊形成・送り込み拙劣、残留は自己処理可
6ごく軽微な問題特定条件でムセ、食材依存の軽い困難
7実質正常通常食で問題なし

※表現は臨床共有向けに要約したメモです。原著の表現は文献を参照してください。