GLIM 診断アルゴリズム(最短手順)

版: v1(2025-10-18) / 作成: rehabilikunblog / 用途: 現場導入の手順カード(印刷A4推奨)

ステップ 1:リスク同定

施設で採用しているスクリーニング(例:MST、NRS-2002 など)を実施し、低栄養リスクを拾い上げる。

ステップ 2:表現型(Phenotypic)

  1. 体重減少(期間・%変化)
  2. 低 BMI(年齢・地域の基準に応じて)
  3. 筋量低下(把握可能な方法で評価)

※ 各カットオフ値は施設基準または一次情報に従ってください。

ステップ 3:病因(Etiologic)

  1. 摂取不足・吸収不良
  2. 炎症(急性/慢性)

表現型のうち少なくとも 1 つ、病因のうち少なくとも 1 つを満たせば「低栄養あり」と判定。

重症度(参考)

表現型の程度(体重減少率・BMI・筋量低下の程度など)に基づき、軽度/中等度/高度を判定。

初期対応の考え方

病因に応じて、摂取量確保/炎症コントロール/運動療法併用を基本に、個別設計する。

よくある落とし穴対策
アルブミンのみで栄養状態を評価してしまう 炎症の影響を受けるため、GLIMの表現型+病因の組合せで総合判断する
病因の整理が曖昧 飢餓/炎症/悪液質の 3 類型でまず整理し、初期対応の型を持つ

注)本カードは運用補助です。正式な基準・カットオフは一次情報に従ってください。