GLIM基準 診断フロー

作成日:2025-10-31|用途:病棟/外来での初期判定共有(成人・臨床メモ)

手順(使い方の要点)

  1. 栄養リスクのスクリーニング:MNA‑SF / MUST / NRS‑2002 等で実施(施設推奨に従う)。
  2. 表現型(Phenotypic)のいずれか ≥1 を確認:体重減少%/低BMI/筋肉量低下。
  3. 原因(Etiologic)のいずれか ≥1 を確認:摂取不足/吸収不良/炎症(急性/慢性)。
  4. 診断成立:表現型 ≥1 × 原因 ≥1 を満たせば低栄養あり。
  5. 重症度の決定:表現型のしきい値で Stage 1(中等度)/ Stage 2(重度)を決める。
  6. 介入・モニタリング:目標摂取量の設定、週〜月次の体重/摂取量/炎症指標を追跡。

※しきい値・カットオフは院内/地域推奨(例:AWGS 等)に従って運用してください。

チェックリスト(表現型)

項目判定の目安(院内基準へ置換)根拠/数値あり/なし
体重減少%直近6か月/6か月超の減少率(例:5%, 10%, 20%等)______ %(期間:____)□あり □なし
低BMI年齢/地域基準に応じた低値BMI=体重(kg)/身長(m)^2 = ______□あり □なし
筋肉量低下ASMI/CC/握力/BIA/DEXA 等の施設カットオフ測定法:________/数値:______□あり □なし

チェックリスト(原因)

項目判定の目安(院内基準へ置換)根拠/所見あり/なし
摂取不足/吸収不良必要量に対して摂取不足(%/日数)や消化吸収障害の所見摂取率:______ %(____日間)□あり □なし
炎症(急性/慢性)感染/手術/外傷など急性、または慢性炎症性疾患所見・指標:CRP/Alb など ______□あり □なし

簡易計算

体重減少%: (通常体重 − 現在体重) ÷ 通常体重 × 100 = ______ %

BMI: 体重(kg) ÷ 身長(m)^2 = ______

※“通常体重”は過去3–12か月の安定期など院内定義に合わせてください。

重症度(Stage)の決め方

表現型のしきい値を用いて以下のいずれかで判定:

※どれか一つでも重度に該当すれば Stage 2。

メモ