J-CHS フレイル・スクリーニングシート（A4）

評価のしかた

次の 5 項目の該当数で判定します（0=健常、1–2=プレフレイル、3–5=フレイル）。各項目は一般的に用いられる日本版 CHS（J-CHS）の基準に沿った要約です。臨床では施設の標準手順・測定法を合わせてご確認ください。

体重減少：過去 6 か月で約 2 kg 以上の非意図的な体重減少がある。

易疲労感：ここ 2 週間ほど「以前より疲れやすい／何となく疲れる」状態が続いている。

身体活動量の低下：定期的な運動や活動（例：速歩、筋トレ、家事・仕事など）をほとんど実施していない（おおむね週 1 回未満）。

歩行速度の低下：通常歩行の速度がおおむね 1.0 m/秒未満（例：4 m 歩行を 4.0 秒超）。

参考メモ：測定距離 m，所要時間秒（速度=距離÷時間）

※助走・減速区間を設けて実測区間のみ計測すると再現性が高まります。

握力の低下：最大握力が基準未満（男性 < 26 kg / 女性 < 18 kg）。

右 kg，左 kg

※両側 1–3 回の最大値で判断。身長差などは施設基準に従って補正可。

該当数：0 / 5　|　判定：健常

参考：J-CHS は日本で広く用いられるフレイル表現型の簡易スクリーニングです。数値基準や詳細手順は原著や関連学会・ガイドラインを参照して施設基準に合わせてください。