JST-IC 標準値の読み方メモ(安全版)
本メモは、JST-IC の点数解釈の基本をまとめた概略メモです。標準値の具体的な数表や項目本文は掲載していません。解釈の詳細は必ず公式資料をご参照ください。
解釈の基本
- 合計は 0–16 点。各領域(1–4)は 0–4 点。
- 年齢・性別で分布が異なるため、標準値は年齢階層別・男女別に確認します。
- 縦断評価では「合計」「領域別」の双方で変化を見ます。
- 研究・政策由来の尺度のため、一律のカットオフ値は設定されていない点に注意してください。
運用のコツ
- TMIG-IC で天井効果が懸念される場合に、JST-IC を併用または置換して高次生活機能の差を可視化します。
- 回答パターンから「領域ごとの強み・弱み」を把握し、介入方針やケアマネジメントの説明資料に活用します。
- 記録は「実施状況・補助の有無・観察メモ」を残し、再評価時に条件を揃えます。
出典の明示(例)
JST-IC 公式マニュアル・関連論文(最新版)をご参照のうえ、本文中や配布物の脚注に出典を記載してください。