| 類型 | 臨床の手がかり | 判定のキモ | 初期対応 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 飢餓型(摂取不足) | 食思不振/嚥下負荷/社会要因で摂取量が不足。炎症所見は乏しい。 | 体重減少・筋量低下の有無を整理。炎症マーカーは低〜軽度。 | 食形態の調整、強化(高エネルギー・高蛋白)、回数分割、補助栄養、嚥下・口腔介入。 | 必要に応じて経腸栄養の評価導入。 |
| 侵襲/炎症型 | 感染・手術・褥瘡などの侵襲。蛋白分解↑で機能低下が速い。 | 炎症の活動性(CRP、創の状態)を追跡。単純増量では不足。 | 炎症源のコントロール+早期から十分なエネルギーと高蛋白の設計。 | 創保護・除圧・IAD対策など併用。 |
| 悪液質 | 慢性疾患(心不全・COPD・癌・CKD 等)に伴う炎症持続・食欲低下。 | 痩せだけではなく筋量/機能低下を伴うかを評価。栄養単独は限定的。 | 基礎疾患の管理+栄養と運動療法の併走(蛋白/EAA最適化)。 | サルコペニアの併存を想定し機能評価も実施。 |
注)本資料は臨床支援用の要約です。診断確定・重症度分類は GLIM などの基準に準拠してください。