NRADL クイックリファレンス
構成：ADL 10 項目 ×（動作速度・息切れ・酸素流量）各 0–3 点 ＋ 連続歩行距離 0–10 点 ＝ 100 点。
評価 5 ステップ
- 同意・説明（目的 / 所要時間 / 安全）
- 準備（SpO₂・酸素流量・自覚呼吸困難の確認）
- 10 項目の聴取/観察（逐語文は使わず施設標準名で）
- 連続歩行距離の選択（実測 or 聴取、補助具/酸素条件を併記）
- 合計と前後差の評価（6MWT・mMRC/Borg 併用）
スコアリングの目安
- 動作速度：速やか（3）/ ゆっくりなら可（2）/ 途中休止（1）/ 困難（0）
- 息切れ：軽微（3）/ 中等度（2）/ 強い（1）/ 困難（0）
- 酸素流量：不要（3）/ 低流量（2）/ 中～高流量（1）/ 適応外（0）
連続歩行距離（例）
0, 2, 4, 8, 10 点（～50 m / 50–200 m / 200–500 m / 500 m–1 km / 1 km 以上）。
安全の目安
- SpO₂ ≦ 88%、著明な呼吸困難、胸痛/めまい：中止・医師連絡
- 酸素デバイス・流量の記録徹底
NRADL Quickref A4 v1 20251102｜rehabilikun blog（配布可：逐語文非掲載）