給料・年収ハブ(最短導線:手取り → 伸ばし方 → 次アクション)
理学療法士( PT )の「給料・年収」の悩みは、①いまの手取りの構造と②伸ばし方(レバー)が分かれば、次の一手が決めやすくなります。本ページは、給料に関する記事を目的別に最短で引ける索引(ハブ)です。
最短の使い方( 3 ステップ )
結論として、給料の悩みは「頑張る」より先に現状を分解すると早いです。まず相場と自分の位置を掴み、次に伸ばし方(レバー)を選び、最後に 1 つだけ行動します。
- 相場を掴む:平均月収・年収・手取りの目安を確認する
- レバーを選ぶ:転職/現職での役割/働き方変更のどれが効くか当たりをつける
- 次アクション:比較・交渉・条件整理のうち 1 つだけ実行する
まず相場を掴む(平均・手取り)
給料の悩みは「低い・高い」だけだと意思決定が進みません。まずは平均と手取りの感覚を押さえ、ズレがあるなら「なぜズレるか」を切り分けます。
給料を伸ばす 6 つのレバー
給料を上げる方法は無限ではありません。実務的には、次の 6 つのレバーをどれに寄せるかで決まります。
| レバー | 効きやすいケース | 弱点 | 最短の次アクション |
|---|---|---|---|
| ① 転職 | 給与テーブルが固い/昇給が頭打ち | 比較と交渉が必要 | 条件の優先順位を 3 つに絞る |
| ② 領域変更 | 訪問・急性期・地域などで差が出る | 合う / 合わないがある | 1 日の業務イメージを具体化 |
| ③ 役割(主任・管理) | 役割手当が乗る職場 | 責任が増える | 評価項目と要件を確認 |
| ④ 働き方(勤務形態) | 夜勤・オンコール・訪問件数など | 体力・家庭事情 | 無理なく継続できる条件整理 |
| ⑤ 条件交渉 | 内定後に効く | 材料がないと弱い | 比較材料(相場)を揃える |
| ⑥ スキルの見せ方 | 評価・実績が伝わらない職場 | 短期で給料に直結しにくい | 強みを 1 行で言語化 |
転職で伸ばす(比較・交渉)
転職で失敗しやすいのは「年収だけ見て、働き方が破綻する」パターンです。比較と交渉は手取りだけでなく、休日・残業・担当数・教育体制まで含めてセットで見ます。
現職で伸ばす(役割・評価)
現職で伸ばすなら「何を満たせば昇給・手当が乗るか」を明確にして、最短距離で取りにいくのが効率的です。評価が曖昧な職場ほど、成果の見える化が鍵になります。
退職金・生涯年収
「月給が少し高い」より、長期で差が出るのは退職金・賞与・昇給カーブです。転職前に “規程で確認できるもの” は必ず確認しておくと、後悔しにくくなります。
最短導線の早見表
※スマホでは表を左右にスクロールできます。
| 悩み | まず読む | 次にやること | 判断の軸 |
|---|---|---|---|
| 相場より低い気がする | 平均月収・年収・手取り | 手取りの構造(固定給 / 手当 / 残業)を分解 | 「伸びる余地」が職場にあるか |
| 昇給が頭打ち | キャリアアップの方向性 | 役割要件(主任・管理)を確認 | 昇給カーブがあるか |
| 転職で上げたい | 転職サービス比較 | 条件優先度 3 つに絞る | 年収と働き方の両立 |
| 退職金が不安 | 退職金の調べ方 | 規程・共済の確認 | 長期での差 |
現場の詰まりどころ
- 「年収」だけ見てしまう:月給・賞与・退職金・残業・休日をセットで比較します
- 条件が増えすぎて決められない:優先度は 3 つに絞ると決断が速くなります
- 現職改善が可能か判断できない:給与テーブルが固い(構造)か、評価が曖昧(運用)かを分けて考えます
関連ハブ
よくある質問
各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。
Q1. 年収が上がらないとき、最初に確認すべきは何ですか?
A. まずは「相場」と「自分の手取りの構造」です。平均の目安を確認してズレがあるなら、固定給・手当・残業・賞与・退職金のどこで差が出ているかを分解します。差が “構造” なら転職が効きやすく、差が “運用” なら現職改善で伸びる余地があります。
Q2. 転職で年収を上げるとき、失敗しやすいポイントは?
A. 「年収だけ見て働き方が破綻する」ことです。休日・残業・担当数・教育体制まで含めて比較し、内定後に条件交渉の材料を揃えると失敗が減ります。
Q3. 退職金はどう調べるのが確実ですか?
A. まずは就業規則・給与規程(退職金規程)と、共済や企業年金の有無を確認します。求人票の一文だけで判断せず「規程で確認できるもの」を優先すると安全です。
おわりに
給料の悩みは、相場 → 分解 → レバー選択 → 1 アクションの順に進めると、迷いが減って判断が速くなります。面談前に準備を整えたい方は、面談準備チェック&職場評価シートもあわせて活用してみてください。
著者情報
rehabilikun(理学療法士)
rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。
- 脳卒中 認定理学療法士
- 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
- 登録理学療法士
- 3 学会合同呼吸療法認定士
- 福祉住環境コーディネーター 2 級
専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下


