OT国試直前は「量」より回し方を整える
OT国家試験の直前期は、新しい教材を増やすより、今ある教材をどう回すかを整える時期です。特に直前1〜2週間は、解けない問題を広げるより、取れる問題を確実に取る勉強へ切り替える方が得点は安定しやすくなります。この記事では、直前期にやることを日程確認・20問演習・誤答分析・翌日確認の流れで整理します。

OT国試直前の基本は4ステップで回す
OT国家試験の直前期は、やることを4ステップに絞ると迷いにくくなります。
| ステップ | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 1 | 日程確認 | 当日の不安を減らす |
| 2 | 20問演習 | 得点感覚を維持する |
| 3 | 誤答分析 | 失点パターンを減らす |
| 4 | 翌日再確認 | 知識を固定する |
① まず試験日程と持ち物を確認する
直前期は、勉強以外の不安を先に減らしておくことが重要です。
会場までの移動時間、集合時刻、受験票、昼食、寒暖差対策などを前日までに整理しておくと、当日の余計な消耗を減らせます。
試験日程や会場、合格発表の確認は、OT国家試験2027の日程・会場まとめで整理しています。
② 20問だけ演習する
直前期は、長時間解き続けるより、20問を集中して解き、復習まで終える方が効果的です。
問題数を絞ることで、解く時間だけでなく、間違えた理由を確認する時間も確保しやすくなります。

| OK | NG |
|---|---|
| 20問を丁寧に復習する | 100問を雑に解く |
| 頻出分野を反復する | 新しい教材を増やす |
| 誤答理由を確認する | 丸暗記だけで終える |
③ 間違えた理由を分析する
直前期は、間違えた問題を増やすより、間違えた理由を分けて整理することが大切です。
同じ不正解でも、原因によって次にやるべき復習は変わります。
- 知識不足
- 問題文の読み違い
- 迷って外した
知識不足なら頻出分野の確認、読み違いなら問題文の条件整理、迷って外した問題なら選択肢の比較が必要です。臨床でも評価結果をそのまま見るだけでなく、「なぜそうなったか」を考えるように、国試対策でも誤答の原因を分けると修正しやすくなります。
④ 翌日にもう一度確認する
直前期は、解いた直後に分かることより、翌日に思い出せることを重視します。
前日に間違えた問題を翌日に再確認するだけでも、知識の定着感は変わります。
特に頻出分野は、翌日に5分だけ見直す流れを作ると、直前期でも復習が崩れにくくなります。
OT国試直前によくある失敗と対策
OT国家試験の直前期は、不安から勉強量を増やしすぎる失敗が起こりやすいです。
| よくある失敗 | 対策 |
|---|---|
| 教材を増やしすぎる | 今までの教材を反復する |
| 睡眠時間を削る | 生活リズムを固定する |
| 苦手分野だけ追い込む | 得点源も維持する |
| 不安で解き続ける | 復習時間を先に確保する |
特に直前数日は、「安心するために問題を解き続ける」状態になりやすいため注意が必要です。解く量を増やすより、取れる問題を落とさない状態に整えましょう。
前日は軽い復習と準備に切り替える
試験前日は、知識を詰め込む日ではなく、当日に力を出すための準備日にするのが基本です。
持ち物、会場までの移動、起床時間、昼食、服装を確認し、復習は頻出分野や過去に間違えた問題の軽い確認にとどめます。
夜更かしして大量演習をすると、当日の集中力に影響することがあります。最後まで勉強することより、当日に普段通りの判断ができる状態を作ることを優先しましょう。
よくある質問
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OT国試直前に新しい参考書は使わない方がいいですか?
基本的には、今まで使ってきた教材を優先する方が安定しやすいです。新しい参考書は、知らない内容が目に入り、不安を増やす原因になることがあります。
直前期は何問くらい解けばいいですか?
毎日20問程度を目安に、復習まで終えられる量に絞るのがおすすめです。問題数を増やすより、間違えた理由を確認することを優先しましょう。
前日は何をすればいいですか?
頻出分野の軽い確認と、持ち物・移動経路・起床時間の確認を優先します。夜更かしして大量演習するより、睡眠を整える方が当日に影響しやすいです。
苦手分野は直前でも詰め込むべきですか?
苦手分野だけに偏ると、得点源まで崩れることがあります。苦手分野は範囲を絞って確認し、取れる問題を落とさない復習も並行しましょう。
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参考情報
- 厚生労働省. 国家試験情報. https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/
- 一般財団法人 医療研修推進財団. 国家試験関連情報. https://pmet.or.jp/
著者情報
rehabilikun(理学療法士)
rehabilikun blogを運営。脳卒中・褥瘡・呼吸リハ・リハ栄養などを中心に、臨床で使いやすい実務情報を発信しています。
- 脳卒中認定理学療法士
- 褥瘡・創傷ケア認定理学療法士
- 3学会合同呼吸療法認定士

