理学療法士国家試験 2026 予想問題集|20問・解説付き

キャリア
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  1. 理学療法士国家試験 2026 予想問題集|まずは 20 問で実戦感覚を作る
  2. 使い方(5 分フロー)
  3. 予想問題 20 問(4 択)
    1. Q1. 脳卒中片麻痺患者の立ち上がりで、前方重心移動を促しやすい初期介助として最も適切なのはどれか
    2. Q2. COP D 患者の運動療法で、息切れ自己評価として最も汎用されるのはどれか
    3. Q3. TUG の測定で再現性を下げやすい要因として最も適切なのはどれか
    4. Q4. 廃用症候群予防として、急性期からの基本方針で最も適切なのはどれか
    5. Q5. 片麻痺歩行で遊脚期のつま先クリアランス低下に対し、初期に検討しやすいのはどれか
    6. Q6. 心不全患者の運動負荷設定で、過負荷を疑う所見として優先度が高いのはどれか
    7. Q7. FIM の運用で正しいのはどれか
    8. Q8. 歩行速度評価の臨床的意義として最も適切なのはどれか
    9. Q9. 肩関節外転時痛を訴える患者で、まず優先すべき対応はどれか
    10. Q10. Parkinson 病患者のすくみ足に対する初期介入として適切なのはどれか
    11. Q11. 変形性膝関節症患者の運動療法で、一般的に推奨されやすいのはどれか
    12. Q12. 嚥下障害疑い患者の対応として PT がまず行うべきなのはどれか
    13. Q13. 起立性低血圧が疑われる場面で、最初に行う確認として適切なのはどれか
    14. Q14. 褥瘡予防の基本として最も適切なのはどれか
    15. Q15. 急性期病棟での離床時、安全管理として不適切なのはどれか
    16. Q16. MMT の判定で正しい説明はどれか
    17. Q17. 回復期リハ病棟での目標設定として適切なのはどれか
    18. Q18. 義足歩行練習で初期に重視しやすい観点はどれか
    19. Q19. 在宅リハで転倒リスクを下げる介入として適切なのはどれか
    20. Q20. 国家試験対策として、直前期の学習法で最も再現性が高いのはどれか
  4. 解答・解説
    1. Q1〜Q5 解説
    2. Q6〜Q10 解説
    3. Q11〜Q15 解説
    4. Q16〜Q20 解説
  5. よくある失敗と対策
  6. よくある質問
  7. 次の一手
  8. 参考情報
  9. 著者情報

理学療法士国家試験 2026 予想問題集|まずは 20 問で実戦感覚を作る

国試対策と並行して、合格後の働き方まで先に整理すると意思決定が早くなります。 PT キャリアガイドを 5 分で確認する

最終更新:2026/2/10 18:30(JST)

このページは、理学療法士国家試験に向けたオリジナル予想問題 20 問を、解説付きでまとめた実戦用コンテンツです。過去の出題傾向で頻出の「神経・運動学・内部障害・装具/義肢・評価・制度」を横断し、短時間で弱点を可視化できる構成にしています。

まずは 20 問を一気に解いて、間違えた領域だけを戻って復習する運用がおすすめです。試験日程や合格発表を先に確認したい方は、理学療法士(第 61 回)国家試験 2026を先にチェックしてください。

使い方(5 分フロー)

この問題集は「得点を競う」のではなく、「本番までに取りこぼしを減らす」ために使います。1 周目は時間を測って解き、2 周目は解説を読みながら根拠を言語化すると、知識が実践に結びつきやすくなります。

予想問題集の使い方(短時間で回す手順)
手順 やること 目安時間 目的
1 20 問を通しで解く 25〜35 分 現時点の弱点把握
2 誤答のみ解説を読む 20 分 誤りの原因特定
3 関連テーマを 1 本復習 15 分 知識の再定着
4 翌日に誤答再テスト 10 分 再現性の確認

評価の基礎をまとめて確認したい場合は、評価ハブから関連テーマへ移動できます。

予想問題 20 問(4 択)

先に解いてから解説を見る運用がおすすめです。紙に「問題番号 / 選択肢」だけメモして進めるとテンポよく回せます。

Q1. 脳卒中片麻痺患者の立ち上がりで、前方重心移動を促しやすい初期介助として最も適切なのはどれか

A. 体幹を後方へ誘導する
B. 足部を遠位に置く
C. 骨盤前傾と足底接地をそろえる
D. 健側上肢を完全固定する

Q2. COP D 患者の運動療法で、息切れ自己評価として最も汎用されるのはどれか

A. Brunnstrom stage
B. Borg scale
C. Glasgow Coma Scale
D. Ashworth scale

Q3. TUG の測定で再現性を下げやすい要因として最も適切なのはどれか

A. 椅子の高さを毎回統一する
B. 開始合図を統一する
C. 靴・補助具条件が測定ごとに異なる
D. 同一環境で測定する

Q4. 廃用症候群予防として、急性期からの基本方針で最も適切なのはどれか

A. 完全安静を最優先する
B. 医学的安全性を確認しつつ早期離床を図る
C. ROM 練習は禁忌である
D. 退院後まで介入を待つ

Q5. 片麻痺歩行で遊脚期のつま先クリアランス低下に対し、初期に検討しやすいのはどれか

A. 長下肢装具の常時固定のみ
B. 短下肢装具と足関節背屈補助の検討
C. 車椅子移動のみへ変更
D. 歩行練習を中止する

Q6. 心不全患者の運動負荷設定で、過負荷を疑う所見として優先度が高いのはどれか

A. 会話が可能である
B. 自覚症状が軽減している
C. 著明な呼吸困難や胸部症状が出現する
D. 脈拍が安定している

Q7. FIM の運用で正しいのはどれか

A. 介助量ではなく疾患名で点数化する
B. 実際の遂行状況を観察して判定する
C. 家族希望を優先して点数化する
D. 評価者ごとの裁量で基準を変える

Q8. 歩行速度評価の臨床的意義として最も適切なのはどれか

A. 上肢巧緻性の直接評価
B. 生活機能や予後推定の一指標になる
C. 嚥下機能の直接評価
D. 視力評価の代替になる

Q9. 肩関節外転時痛を訴える患者で、まず優先すべき対応はどれか

A. 痛みを無視して最大反復する
B. 痛み誘発範囲と運動連鎖を評価する
C. 評価せず温熱のみ行う
D. 直ちに高負荷筋トレを行う

Q10. Parkinson 病患者のすくみ足に対する初期介入として適切なのはどれか

A. 外的キュー(視覚・聴覚)を活用する
B. 歩行練習を全廃する
C. 常に二重課題を優先する
D. 姿勢戦略の指導は不要である

Q11. 変形性膝関節症患者の運動療法で、一般的に推奨されやすいのはどれか

A. 疼痛増悪を無視した高衝撃運動のみ
B. 大腿四頭筋を含む筋力訓練と有酸素運動の併用
C. 一切の運動中止
D. 関節可動域訓練は不要

Q12. 嚥下障害疑い患者の対応として PT がまず行うべきなのはどれか

A. 独断で食形態を変更する
B. 多職種で情報共有し、必要なスクリーニング結果を連携する
C. 水分摂取を一律禁止する
D. 口腔ケアは不要と判断する

Q13. 起立性低血圧が疑われる場面で、最初に行う確認として適切なのはどれか

A. 座位・立位での血圧/症状変化を確認する
B. 立位保持のみを延長する
C. バイタル測定を省略する
D. 症状があっても介入継続する

Q14. 褥瘡予防の基本として最も適切なのはどれか

A. 同一部位への長時間圧迫を維持する
B. 除圧と体位変換、皮膚観察を継続する
C. 発赤は評価対象外とする
D. 栄養状態は無関係である

Q15. 急性期病棟での離床時、安全管理として不適切なのはどれか

A. 中止基準を事前共有する
B. デバイス類のルート確認を行う
C. 症状増悪時も予定メニューを優先する
D. 離床前後のバイタル変化を確認する

Q16. MMT の判定で正しい説明はどれか

A. 関節可動域と無関係に判定できる
B. 重力の影響を考慮して判定する
C. 疼痛の影響は考慮しない
D. 評価者間差は問題にならない

Q17. 回復期リハ病棟での目標設定として適切なのはどれか

A. 抽象的目標のみ設定する
B. 期限と達成基準を含む具体的目標を設定する
C. 患者希望を除外する
D. 退院後生活を考慮しない

Q18. 義足歩行練習で初期に重視しやすい観点はどれか

A. 断端管理と荷重応答の確認
B. 速度のみを最優先
C. 痛みの訴えは無視する
D. 装着時間を無制限に延長する

Q19. 在宅リハで転倒リスクを下げる介入として適切なのはどれか

A. 住環境評価と動線調整を行う
B. 屋内段差の放置を推奨する
C. 介助方法の指導は不要とする
D. 夜間照明の確認は不要とする

Q20. 国家試験対策として、直前期の学習法で最も再現性が高いのはどれか

A. 新規分野のみを広く浅く学ぶ
B. 誤答分野を絞って反復し、根拠を言語化する
C. 解答暗記のみを繰り返す
D. 学習記録を残さない

解答・解説

まずは正誤だけ確認し、誤答した問題の解説を優先して読んでください。解説は「なぜ正しいか」だけでなく「なぜ他が誤りか」を短く押さえると、応用問題に強くなります。

予想問題 20 問の解答一覧
問題 正答 要点
Q1C立ち上がりは足底接地と骨盤前傾の準備が基本
Q2B息切れ主観評価は Borg が実務で汎用
Q3C測定条件不一致は再現性低下の主要因
Q4B安全確認下での早期離床が廃用予防に重要
Q5Bつま先クリアランスには背屈補助の検討が実務的
Q6C重い呼吸困難・胸部症状は負荷調整/中止判断に直結
Q7BFIM は実際の遂行能力を観察して判定する
Q8B歩行速度は機能予後や生活機能の代表指標
Q9B痛みの再現条件と運動連鎖の評価を優先
Q10Aすくみ足は外的キュー活用が有効な場面が多い
Q11B筋力訓練と有酸素運動の併用が基本
Q12B嚥下は多職種連携と安全な情報共有が最優先
Q13A体位変化時の血圧・症状確認が基本手順
Q14B除圧・体位変換・皮膚観察の継続が要
Q15C症状増悪時は予定優先ではなく安全優先
Q16BMMT は重力条件を踏まえた判定が前提
Q17B期限と基準を含む具体目標が実行性を高める
Q18A義足初期は断端管理と荷重応答の確認が重要
Q19A在宅転倒予防は環境調整と動線設計が要
Q20B直前期は誤答反復と根拠言語化が再現性高い

Q1〜Q5 解説

Q1(C)
立ち上がりでは、足底接地・体幹前傾・骨盤前傾の準備がそろうと重心移動が成立しやすくなります。A は後方誘導で立ち上がりを妨げやすく、B は足部遠位化で力発揮効率が落ちます。D の「完全固定」は代償戦略の選択肢を狭めるため初期介助として不適切です。

Q2(B)
Borg scale は呼吸困難や運動強度の主観的評価に広く使われます。COPD リハでは、バイタルと併せて主観強度を把握することで負荷調整の精度が上がります。他の選択肢は意識障害・痙縮など別領域の尺度で、息切れ評価の主目的とは一致しません。

Q3(C)
TUG の再現性を高めるには、椅子の条件・合図・靴/補助具・測定環境の統一が重要です。C のように条件が毎回異なると、変化が介入効果か条件差か判別できません。経時評価では「同条件で測る」こと自体が介入の質管理になります。

Q4(B)
廃用症候群予防では、医学的安全性を確認しつつ早期離床を進めることが基本です。完全安静の固定化は筋力低下や耐久性低下を助長します。急性期ほど「安全管理 + 早期活動」の両立が重要で、中止基準を共有しながら段階的に活動量を増やします。

Q5(B)
遊脚期のつま先クリアランス低下には、足関節背屈機能の補助が有効な場面が多く、短下肢装具の検討は初期対応として実務的です。A/C/D は歩行再獲得の機会を狭める可能性があります。歩行分析で原因を分けて、装具・運動・環境調整を組み合わせるのが基本です。

Q6〜Q10 解説

Q6(C)
心不全患者では、著明な呼吸困難や胸部症状は過負荷や病態悪化のサインになり得ます。症状出現時は負荷調整または中止を検討し、必要時は医師へ報告します。A/B/D は安定所見に近く、過負荷の赤信号としては優先度が下がります。

Q7(B)
FIM は「実際にどの程度できているか」を観察して点数化する指標です。疾患名や希望のみで機械的に決めるものではありません。評価者間で基準がぶれると経時比較が難しくなるため、チーム内で判定ルールをそろえる運用が重要です。

Q8(B)
歩行速度は生活機能や予後の把握に有用な代表指標です。単なるタイム計測ではなく、介入前後の変化を追うことで治療戦略の妥当性確認に役立ちます。他の選択肢は評価対象が異なり、歩行速度の臨床的意義とは一致しません。

Q9(B)
痛みを伴う運動では、まず「どの角度・どの動き・どの連鎖で痛むか」を評価します。原因を分けずに高負荷反復すると症状が遷延する恐れがあります。疼痛管理は“止める/進める”の二択ではなく、誘発因子を調整して適切な負荷に再設計することが要点です。

Q10(A)
Parkinson 病のすくみ足では、視覚ラインやメトロノームなど外的キューが歩行開始や歩幅調整に有効な場合があります。B は活動性低下を招きやすく、C は難易度設定として不適切になり得ます。個別性に応じた段階づけが重要です。

Q11〜Q15 解説

Q11(B)
変形性膝関節症では、筋力訓練と有酸素運動を組み合わせることで、疼痛軽減や機能改善を狙いやすくなります。高衝撃のみ・運動中止のみの極端な方針は継続性と安全性の面で不利です。症状に応じた負荷調整と継続可能性が鍵です。

Q12(B)
嚥下障害は単職種で完結させず、ST・看護師・医師などとの連携が重要です。PT は姿勢調整や全身状態の把握を含めて安全な情報共有を担います。独断で食形態変更する運用はリスクが高く、チームで判断する枠組みが必要です。

Q13(A)
起立性低血圧が疑われる場合は、体位変化時の血圧・脈拍・症状を確認し、離床手順を調整します。症状を無視した立位延長は転倒や失神リスクを高めます。安全管理の第一歩は「変化を測る」ことです。

Q14(B)
褥瘡予防は除圧、体位変換、皮膚観察、栄養など多面的介入が基本です。単一要素だけでは予防効果が限定されます。発赤などの早期徴候を見逃さず、チームで継続管理することが再発防止につながります。

Q15(C)
急性期離床では、症状増悪時に予定優先で継続する運用は不適切です。中止基準の共有、デバイスルート確認、離床前後のバイタル確認が安全管理の要です。安全を担保した上で活動量を段階的に上げるのが原則です。

Q16〜Q20 解説

Q16(B)
MMT は重力条件を踏まえて判定する評価です。疼痛や可動域制限の影響も解釈に反映する必要があります。評価者間差が生じやすい指標だからこそ、姿勢設定と手順統一が再現性を支えます。

Q17(B)
目標設定は、期限・達成基準・生活文脈を含めた具体性が重要です。抽象目標のみでは介入計画と評価が曖昧になります。患者希望と退院後生活を接続した目標は、チームの介入方向をそろえる効果があります。

Q18(A)
義足初期は断端管理と荷重応答の確認が優先です。痛みや皮膚トラブルを見逃すと継続訓練が難しくなります。速度や装着時間の過度な先行は逆効果になり得るため、段階的な適応を重視します。

Q19(A)
在宅転倒予防は、身体機能だけでなく住環境・動線・照明・介助方法まで含めて設計することが重要です。屋内リスクを放置したまま運動だけ強化しても、実生活での転倒は減りにくいのが現場の詰まりどころです。

Q20(B)
直前期は新規拡散より、誤答の反復と根拠の言語化が得点の再現性を高めます。解答暗記だけでは条件が変わると崩れやすいため、「なぜその選択肢か」を説明できる状態を目標にすると本番対応力が上がります。

よくある失敗と対策

国試対策では、学習量より「運用ミス」で点数を落とすケースが目立ちます。特に多い失敗を先に潰しておくと、同じ学習時間でも得点効率が上がりやすくなります。

国試対策で起こりやすい失敗と対策
よくある失敗 起こる理由 対策 記録ポイント
解説を読んだだけで終える 理解した気になる 翌日に誤答のみ再テスト 誤答番号と原因分類
弱点が毎週変わる 学習範囲を広げすぎる 1 週間は同領域を固定反復 領域別正答率
本番で時間切れ 時間計測せず演習 通し演習を週 2 回実施 20 問あたり所要時間
直前に新規教材へ移動 不安で教材を増やす 誤答ノート中心に絞る 最終 2 週間の教材数

よくある質問

各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。

Q1. この予想問題は過去問そのものですか?

A. いいえ。本ページは出題傾向を参考にしたオリジナル作問です。学習用に再構成しているため、実際の試験問題そのものではありません。

Q2. 何点を目標にすればいいですか?

A. まずは 20 問で 16 問以上( 80% )を安定して取れる状態を目安にしてください。重要なのは正答率より、誤答理由を説明できることです。

Q3. どの順番で復習すると効率が良いですか?

A. 「誤答問題 → 同領域の要点整理 → 翌日再テスト」の順が効率的です。分野を広げすぎず、まずは誤答領域を固定して反復してください。

次の一手

次は「本記事 20 問を完了 → 誤答領域を 1 つ復習 → 職種別の試験情報を再確認」の順で進めると、短時間でも学習効率を上げやすくなります。

学習と並行して就業準備も進めるなら、無料チェックシートで教育体制・記録文化・人員配置を点検しておくと、合格後のミスマッチ予防につながります。

参考情報

著者情報

rehabilikun のアイコン

rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験があります。

  • 脳卒中 認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3 学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター 2 級

専門領域:脳卒中、褥瘡、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下

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