第61回理学療法士国家試験(2026)の結果|合格率89.7%
第61回理学療法士国家試験は2026年2月23日に実施され、合格率は89.7%でした。受験者12,436人のうち11,156人が合格し、新卒者の合格率は94.9%です。
合格基準は、総得点167点以上/277点かつ実地問題41点以上/117点です。つまり、総得点が167点以上でも、実地問題が41点未満であれば合格基準を満たしません。
この記事では、第61回理学療法士国家試験について、結果・合格率・合格基準・採点除外等・公式正答を中心に、当時の試験日程や試験時間まで厚生労働省の公表資料に沿って整理します。
最終更新:2026/9/22(JST)

第61回理学療法士国家試験の結果は受験者12,436人・合格者11,156人
厚生労働省の公表によると、第61回理学療法士国家試験では、出願者12,951人、受験者12,436人、合格者11,156人で、合格率は89.7%でした。新卒者は受験者11,366人のうち10,782人が合格し、合格率94.9%です。
| 区分 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 全体 | 12,951人 | 12,436人 | 11,156人 | 89.7% |
| うち新卒者 | 11,824人 | 11,366人 | 10,782人 | 94.9% |
合格率はその年の受験者集団や出題内容などの影響を受けるため、合格率の高低だけで試験の難易度を判断するのではなく、実際の合格基準とあわせて確認することが重要です。
合格基準は「167点以上」かつ「実地問題41点以上」
第61回理学療法士国家試験では、総得点と実地問題の2つの基準を両方満たす必要があります。「167点取れば合格」と総得点だけで判断しないことが重要です。
| 判定項目 | 合格基準 | 配点 |
|---|---|---|
| 総得点 | 167点以上 | 277点満点 |
| 実地問題 | 41点以上 | 117点満点 |
判定のポイント:総得点167点以上に加えて、実地問題41点以上が必要です。どちらか一方だけを満たしていても、合格基準を満たしたことにはなりません。
第61回では、一般問題は1問1点で160点満点、実地問題は1問3点で117点満点として採点されました。自己採点結果を確認するときも、総得点だけではなく、実地問題の得点を分けて確認する必要があります。
採点除外等の取扱いが行われた問題
第61回では、一部の問題について厚生労働省から「採点除外等の取扱い」が公表されています。自己採点結果と最終的な採点結果に差がある場合は、まず該当問題を確認してください。
| 区分 | 問題番号 |
|---|---|
| 理学療法士 | 午前20問、午前42問、午後30問 |
| PT・OT共通 | 午前60問、午前98問、午後57問、午後68問、午後75問 |
ここでいう「採点除外等」は、すべてが単純な採点除外を意味するわけではありません。複数の選択肢を正答として扱うなど、問題ごとに取扱いが異なるため、詳細は厚生労働省が公表している各問題の資料で確認してください。
第61回の公式正答は厚生労働省が公開
第61回理学療法士国家試験の公式正答は、厚生労働省からPDFで公表されています。自己採点サイトや学校独自の解答速報ではなく、最終確認には公式正答を使用してください。
第61回の公式正答を確認する
公式正答では、問題によって複数の正答が示されている場合もあります。採点除外等の取扱いとあわせて確認すると、第61回の最終的な採点方法を把握しやすくなります。
第61回の試験日と合格発表日
第61回の筆記試験は2026年2月23日(月)、合格発表は2026年3月23日(月)14時に行われました。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 筆記試験 | 2026年2月23日(月) |
| 合格発表 | 2026年3月23日(月)14:00 |
厚生労働省の受験者留意事項では、合格者の受験地と受験番号を同省ホームページへ掲載し、正解肢も同時刻に公表すると案内されていました。また、最終的な合否確認は合格証書で行うよう示されています。
第61回の試験時間は一般受験者で9:50〜17:00
一般受験者の試験時間は、午前9:50〜12:30、午後14:20〜17:00でした。時間延長受験者や点字等受験者では時刻が異なります。
| 区分 | 午前の説明開始 | 午前の試験時間 | 午後の説明開始 | 午後の試験時間 |
|---|---|---|---|---|
| 一般受験者 | 9:20 | 9:50〜12:30 | 13:50 | 14:20〜17:00 |
| 時間延長受験者 | 8:30 | 9:00〜12:30 | 13:30 | 14:00〜17:30 |
| 点字等受験者 | 9:20 | 9:50〜12:30 | 13:50 | 14:20〜17:00 |
集合時刻は、一般受験者・点字等受験者が9:10、時間延長受験者が8:20でした。これらは第61回当時の情報であり、今後の国家試験を受験する場合は、その回の受験票と最新の受験者留意事項を確認してください。
第61回で指定されていた主な持参品
第61回の受験者留意事項では、HBの鉛筆、プラスチック消しゴム、鉛筆削り、腕時計、昼食などが持参品として示されていました。
- HBの鉛筆(シャープペンシル不可)
- プラスチック消しゴム
- 鉛筆削り
- 腕時計
- 昼食
腕時計については、電卓・通信・メモ等の機能があるものは使用できず、置時計も認められていませんでした。定規は、三角定規や分度器機能付きのものを除いて使用が認められていました。
持参品や試験当日のルールは回によって変更される可能性があります。次回以降の試験準備では、第61回の情報をそのまま使わず、最新の公式資料を優先してください。
合格後は免許申請と登録が必要
国家試験に合格しただけでは、理学療法士として業務を行うことはできません。厚生労働省の受験者留意事項では、有資格者として業務を行うには、免許申請を行い、免許の登録を受ける必要があるとされています。
第61回の合格者には、2026年3月23日に合格証書が発送されました。合格後は必要書類を準備し、免許申請を進めます。
国家試験後の手続きを順番に確認したい場合は、PT・OT国家試験後にやること|免許申請までの流れで整理しています。
よくある質問
Q1. 第61回理学療法士国家試験の合格率は何%ですか?
A. 全体の合格率は89.7%です。受験者12,436人のうち11,156人が合格しました。新卒者の合格率は94.9%です。
Q2. 第61回は167点取れば合格ですか?
A. 167点以上だけでは不十分です。総得点167点以上/277点に加えて、実地問題41点以上/117点の両方を満たす必要があります。
Q3. 第61回の公式正答と採点除外等はどこで確認できますか?
A. 厚生労働省の第61回理学療法士・作業療法士国家試験合格発表ページで、公式正答PDFと採点除外等の取扱いを確認できます。
第61回理学療法士国家試験の結果まとめ
第61回理学療法士国家試験は、受験者12,436人、合格者11,156人、合格率89.7%でした。新卒者の合格率は94.9%です。
合格基準は総得点167点以上/277点かつ実地問題41点以上/117点であり、両方の条件を満たす必要があります。自己採点を振り返る場合は、公式正答だけでなく、厚生労働省が公表した採点除外等の取扱いもあわせて確認してください。
合格後の免許申請まで確認したい方は、国家試験後から免許申請までの流れへ進んでください。
参考文献・公式資料
- 厚生労働省.第61回理学療法士国家試験及び第61回作業療法士国家試験の合格発表について.2026.厚生労働省公式ページ
- 厚生労働省.第61回理学療法士国家試験 正答値表.2026.公式正答PDF
- 厚生労働省.第61回理学療法士国家試験受験者留意事項.2026.受験者留意事項PDF
著者情報

rehabilikun(理学療法士)
rehabilikun blogを2022年4月に開設。急性期・回復期・療養病棟、介護福祉施設、訪問リハビリテーションでの臨床経験をもとに、理学療法評価、臨床手順、記録用紙、医療制度などの実務情報を発信しています。
現在は療養病院に勤務し、脳卒中、褥瘡・創傷ケア、リハビリテーション栄養、呼吸リハビリテーションを中心に臨床・教育活動を行っています。
保有資格
- 脳卒中認定理学療法士
- 褥瘡・創傷ケア認定理学療法士
- 登録理学療法士
- 3学会合同呼吸療法認定士
- 福祉住環境コーディネーター2級

