言語聴覚士国家試験 2026 予想問題集|20問・解説付き

キャリア
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  1. 言語聴覚士国家試験 2026 予想問題集|まずは 20 問で実戦感覚を作る
  2. 使い方(5 分フロー)
  3. 予想問題 20 問(4 択)
    1. Q1. 嚥下障害の初期評価で、誤嚥リスク把握のために最も重要なのはどれか
    2. Q2. 失語症評価で、まず重視すべき観点として適切なのはどれか
    3. Q3. 構音障害の訓練計画で、初期に優先しやすいのはどれか
    4. Q4. 音声障害患者への指導で、一般的に不適切なのはどれか
    5. Q5. 小児言語発達支援で、家族支援として適切なのはどれか
    6. Q6. 聴覚障害領域で補聴器適合後に重要なのはどれか
    7. Q7. 高次脳機能障害のコミュニケーション支援で適切なのはどれか
    8. Q8. VE / VF 連携で ST が意識すべき点として適切なのはどれか
    9. Q9. 失語症患者の会話参加を高める支援として適切なのはどれか
    10. Q10. 摂食嚥下リハで誤りやすい対応として不適切なのはどれか
    11. Q11. 構音訓練の効果判定で重要なのはどれか
    12. Q12. 認知症患者の食事支援で ST が確認すべき点として適切なのはどれか
    13. Q13. AAC 導入初期に最も重要なのはどれか
    14. Q14. 嚥下訓練で直接訓練の適応判断に必要なのはどれか
    15. Q15. 失語症者の退院支援で適切なのはどれか
    16. Q16. 音韻処理課題で成績が不安定な場合、まず行うべきなのはどれか
    17. Q17. 小児構音訓練で家庭連携を高める方法として適切なのはどれか
    18. Q18. 嚥下障害患者の在宅移行で重要なのはどれか
    19. Q19. SOAP 記録の A(評価)で適切なのはどれか
    20. Q20. 直前期の国試学習で再現性が高いのはどれか
  4. 解答・解説
    1. Q1〜Q5 解説
    2. Q6〜Q10 解説
    3. Q11〜Q15 解説
    4. Q16〜Q20 解説
  5. よくある失敗と対策
  6. よくある質問
  7. 次の一手
  8. 参考情報
  9. 著者情報

言語聴覚士国家試験 2026 予想問題集|まずは 20 問で実戦感覚を作る

国試対策と並行して、合格後の働き方を先に整理すると進路選択がスムーズになります。 ST キャリアガイドを 5 分で確認する

最終更新:2026/2/10 18:30(JST)

このページは、言語聴覚士国家試験に向けたオリジナル予想問題 20 問を、解説付きでまとめた実戦用コンテンツです。頻出の「嚥下・失語/高次脳機能・構音/音声・小児言語・聴覚・制度」を横断し、短時間で弱点を可視化できる構成にしています。

まずは 20 問を通して解き、誤答分野だけを復習すると学習効率が上がります。試験日程や合格発表を先に確認したい方は、言語聴覚士(第 28 回)国家試験 2026をご覧ください。

使い方(5 分フロー)

この問題集は「たくさん解く」より「誤答の再発を防ぐ」ことを目的に使います。1 周目は時間を測って解き、2 周目は誤答だけを根拠付きで復習すると、直前期の得点安定につながります。

予想問題集の使い方(短時間で回す手順)
手順 やること 目安時間 目的
1 20 問を通しで解く 25〜35 分 現在の弱点把握
2 誤答のみ解説を読む 20 分 誤りの原因特定
3 同領域を 1 本復習 15 分 知識の再定着
4 翌日に誤答再テスト 10 分 再現性の確認

評価を横断で見直す場合は、評価ハブも活用してください。

予想問題 20 問(4 択)

先に全問を解いてから解説を読むのがおすすめです。メモは「問題番号+選択肢」だけで十分です。

Q1. 嚥下障害の初期評価で、誤嚥リスク把握のために最も重要なのはどれか

A. 既往歴のみ確認する
B. 食事場面の観察と全身状態を併せて評価する
C. 口腔機能は評価しない
D. むせがなければ問題なしと判断する

Q2. 失語症評価で、まず重視すべき観点として適切なのはどれか

A. 発話のみで全体を判断する
B. 聴く・話す・読む・書くを系統的に確認する
C. 読字だけを詳細にみる
D. 会話場面は評価対象外とする

Q3. 構音障害の訓練計画で、初期に優先しやすいのはどれか

A. 最難課題から開始する
B. 目標音と明瞭度に応じて段階づける
C. 訓練頻度は固定しない
D. 家族説明は不要とする

Q4. 音声障害患者への指導で、一般的に不適切なのはどれか

A. 発声衛生の指導を行う
B. 症状増悪時も無理な発声を継続させる
C. 負担の少ない発声方法を検討する
D. 生活場面の負荷を確認する

Q5. 小児言語発達支援で、家族支援として適切なのはどれか

A. 家庭での関わりは不要と伝える
B. 日常場面で使える具体的な関わり方を共有する
C. 訓練室内だけで完結させる
D. 進捗説明を行わない

Q6. 聴覚障害領域で補聴器適合後に重要なのはどれか

A. 装用確認のみで終了する
B. 生活場面での聞こえを継続評価する
C. 家族の意見は不要とする
D. 騒音環境での困難は扱わない

Q7. 高次脳機能障害のコミュニケーション支援で適切なのはどれか

A. 一度の説明で理解できる前提で進める
B. 情報量を調整し、視覚的手がかりを併用する
C. 課題難易度を固定する
D. 振り返りを行わない

Q8. VE / VF 連携で ST が意識すべき点として適切なのはどれか

A. 所見共有は最小限でよい
B. 所見を食形態・姿勢・介助手順に落とし込む
C. 口腔ケアは無関係である
D. 再評価時期は設定しない

Q9. 失語症患者の会話参加を高める支援として適切なのはどれか

A. 話速を上げるよう促す
B. 相手側の会話調整(短文・待つ・確認)を導入する
C. 表出手段を限定する
D. 成功体験を作らない

Q10. 摂食嚥下リハで誤りやすい対応として不適切なのはどれか

A. 姿勢調整を行う
B. 一律に同じ食形態を適用する
C. 体調変動を確認する
D. 多職種で情報共有する

Q11. 構音訓練の効果判定で重要なのはどれか

A. 単音のみ評価する
B. 単語・文・会話の各水準で明瞭度をみる
C. 評価時期を固定しない
D. 聞き手条件を記録しない

Q12. 認知症患者の食事支援で ST が確認すべき点として適切なのはどれか

A. 介助者手順は不要
B. 注意・姿勢・口腔状態・食具環境を確認する
C. 食事時間帯は無関係
D. 変化記録は不要

Q13. AAC 導入初期に最も重要なのはどれか

A. 高機能機器を即導入する
B. 本人の能力と場面に合う手段を選ぶ
C. 家族練習は不要
D. 代替手段は使わない

Q14. 嚥下訓練で直接訓練の適応判断に必要なのはどれか

A. 本人希望のみ
B. 意識・呼吸・咳嗽力・全身状態の確認
C. 食事内容のみ
D. バイタル評価は不要

Q15. 失語症者の退院支援で適切なのはどれか

A. 生活場面での意思伝達手段を準備する
B. 家族への説明は不要
C. 地域資源の紹介は不要
D. 外来連携を考慮しない

Q16. 音韻処理課題で成績が不安定な場合、まず行うべきなのはどれか

A. 条件を毎回変更する
B. 課題条件と疲労・注意状態を統一して再評価する
C. 1 回の結果で結論づける
D. 正答率のみ記録する

Q17. 小児構音訓練で家庭連携を高める方法として適切なのはどれか

A. 専門用語のみで説明する
B. 家庭で実施しやすい短時間課題を提示する
C. 宿題は毎回高難度にする
D. フィードバックを省く

Q18. 嚥下障害患者の在宅移行で重要なのはどれか

A. 退院時に説明しない
B. 食事手順・姿勢・緊急時対応を共有する
C. 介助者訓練は不要
D. 訪問系連携を行わない

Q19. SOAP 記録の A(評価)で適切なのはどれか

A. 事実の羅列のみ
B. 所見の解釈と次介入への示唆を記載する
C. 患者発言のみ記載する
D. 訓練計画との関連を書かない

Q20. 直前期の国試学習で再現性が高いのはどれか

A. 新規教材を増やし続ける
B. 誤答分野を絞って反復し、根拠を言語化する
C. 正答問題のみ復習する
D. 学習ログを作らない

解答・解説

解答一覧で全体を確認した後、誤答した問題の解説を優先して読んでください。解説は「正しい理由」と「他選択肢が誤りの理由」をセットで押さえると定着しやすくなります。

予想問題 20 問の解答一覧
問題 正答 要点
Q1B嚥下は食事場面 + 全身状態の統合評価
Q2B言語モダリティを系統的に確認
Q3B目標音と明瞭度に応じた段階づけ
Q4B無理な発声継続は不適切
Q5B家族へ具体的関わりを共有
Q6B生活場面での聞こえを継続評価
Q7B情報量調整 + 視覚支援が有効
Q8B検査所見を実際の介助手順に変換
Q9B会話相手側の調整が参加を高める
Q10B一律食形態は不適切
Q11B複数水準で明瞭度を評価
Q12B注意・姿勢・口腔・環境の確認が要
Q13B能力/場面適合の AAC 選定
Q14B直接訓練は全身状態含めて判断
Q15A退院後の意思伝達手段を準備
Q16B条件統一で再評価し解釈精度を上げる
Q17B家庭で回せる短時間課題が有効
Q18B在宅手順と緊急対応の共有
Q19BA は解釈と次介入の橋渡し
Q20B誤答反復 + 根拠言語化が高効率

Q1〜Q5 解説

Q1(B)
嚥下障害の評価は、口腔機能だけでなく食事場面の実際と全身状態を合わせてみることが重要です。むせの有無だけで安全性を判断すると見落としが生じます。姿勢・覚醒・呼吸状態・介助手順まで含めて統合的に評価します。

Q2(B)
失語症は「聴く・話す・読む・書く」の各モダリティで特徴が異なるため、系統的評価が必要です。発話だけで全体を判断すると介入方針が偏ります。機能プロファイルを作ることで、優先すべき訓練目標が明確になります。

Q3(B)
構音訓練は、目標音の設定と難易度調整を段階的に行うことが定着に有効です。最難課題から始めると失敗体験が増えやすく、継続性が落ちます。短い成功サイクルを積み重ねて会話場面への汎化を目指します。

Q4(B)
音声障害では、症状増悪時に無理な発声を続ける対応は不適切です。発声衛生や生活場面の負荷調整、代替手段の検討を組み合わせることが重要です。症状の波に応じた運用が、再燃防止と継続支援につながります。

Q5(B)
小児言語支援は、家庭での関わりが成果に直結します。訓練室内だけで完結させず、日常に落とし込める具体的手順を保護者へ共有することが重要です。短時間で回せる課題にすると実行率が高まりやすくなります。

Q6〜Q10 解説

Q6(B)
補聴器適合後は、装用の有無だけでなく、生活場面での聞き取り困難を継続評価することが必要です。場面別の困りごと(会議・外出・騒音下)を把握し、設定調整やコミュニケーション方略へつなげます。

Q7(B)
高次脳機能障害では、情報量を調整し視覚的手がかりを併用することで理解・実行が安定しやすくなります。一度に多情報を提示すると処理負荷が上がり失敗が増えるため、段階的提示が有効です。

Q8(B)
VE / VF 所見は、報告で終わらせず、食形態・姿勢・介助手順に翻訳して現場運用へ落とし込むことが重要です。再評価時期も設定して、状態変化に応じて方針を更新します。多職種連携の質が安全性に直結します。

Q9(B)
失語症者の会話参加は、本人訓練だけでなく相手側の会話調整で大きく改善します。短文で話す、待つ、確認する、視覚支援を使うなど、環境側の工夫を導入すると実生活の参加度が上がりやすくなります。

Q10(B)
嚥下支援で一律の食形態を適用するのは不適切です。体調や覚醒、姿勢、口腔状態で安全性は変わるため、個別判断が必要です。多職種で情報共有し、条件変更時は手順を更新する運用が重要です。

Q11〜Q15 解説

Q11(B)
構音訓練の効果は、単音だけでなく単語・文・会話の各水準で確認する必要があります。訓練場面で改善しても会話に汎化しない場合があるため、場面横断で明瞭度を評価し介入を調整します。

Q12(B)
認知症の食事支援では、注意機能、姿勢、口腔状態、食具や環境の影響が大きいため、統合評価が重要です。介助者手順の統一や記録運用を整えることで、むせ・食べこぼし・摂取量低下の予防につながります。

Q13(B)
AAC は「高機能ほど良い」ではなく、本人能力と場面適合が最優先です。使える場面を増やすには、家族や支援者と使い方を共有し、実生活で反復できる手段を選ぶことが重要です。

Q14(B)
直接訓練の適応判断には、意識・呼吸・咳嗽力・全身状態の確認が不可欠です。本人希望だけで開始すると安全性を損なう可能性があります。条件が整わない場合は間接訓練や環境調整を先行します。

Q15(A)
退院支援では、生活場面で使える意思伝達手段の準備が重要です。家族説明、地域資源、外来連携まで含めて設計することで、退院後のコミュニケーション断絶を防ぎやすくなります。

Q16〜Q20 解説

Q16(B)
音韻課題の結果が不安定な場合は、課題条件と疲労・注意状態を統一して再評価することが基本です。条件がぶれると解釈を誤りやすくなります。評価の再現性を確保することで介入の精度が上がります。

Q17(B)
小児構音訓練は、家庭で継続できる短時間課題の提示が有効です。高難度の宿題を大量に出すより、実行しやすい課題を反復した方が定着しやすくなります。保護者への具体的フィードバックが鍵です。

Q18(B)
在宅移行では、食事手順・姿勢・緊急時対応の共有が重要です。介助者訓練と訪問系連携を組み合わせることで、退院後の安全性と継続性が高まります。書面化して共通言語にする運用が有効です。

Q19(B)
SOAP の A は、所見をどう解釈し次介入へどうつなぐかを書く欄です。事実の羅列だけでは臨床判断が見えません。問題点・要因・対応方針を簡潔に示すと、チーム連携の質が向上します。

Q20(B)
直前期は新規教材の追加より、誤答分野を絞った反復と根拠の言語化が得点の再現性を高めます。学習ログで弱点を可視化し、同じ誤りを減らす運用を優先すると、短期間でも伸びやすくなります。

よくある失敗と対策

得点が伸びない原因は、知識不足だけでなく運用ミスにあることが多いです。先に失敗パターンを把握して対策すると、学習効率が上がります。

国試対策で起こりやすい失敗と対策(ST版)
よくある失敗 起こる理由 対策 記録ポイント
解説を読んだだけで終える 理解した気になる 翌日に誤答のみ再テスト 誤答番号と原因分類
分野を広げすぎる 不安で教材を増やす 1 週間は同領域を固定反復 領域別正答率
時間切れが起きる 通し演習不足 20 問の時間計測を週 2 回 所要時間の推移
記録を残さない 復習対象が曖昧 誤答ログを 1 枚に集約 再誤答率

よくある質問

各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。

Q1. この予想問題は過去問そのものですか?

A. いいえ。本ページは出題傾向を参考にしたオリジナル作問です。実際の試験問題そのものではありません。

Q2. 目標正答率はどれくらいですか?

A. まずは 20 問で 16 問以上(80%)を安定して取れる状態を目安にしてください。誤答理由を説明できることを重視しましょう。

Q3. 復習の順番はどうすればいいですか?

A. 「誤答問題 → 同領域の要点復習 → 翌日再テスト」の順が効率的です。範囲を広げすぎないことがポイントです。

次の一手

次は「本記事 20 問を完了 → 誤答領域を 1 つ深掘り → 職種別の試験情報を再確認」の順で進めると、短時間でも学習効率を上げやすくなります。

環境面の不安を整理するなら、無料チェックシートで教育体制・記録文化・人員配置を点検しておくと、合格後のミスマッチ予防につながります。

参考情報

著者情報

rehabilikun のアイコン

rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験があります。

  • 脳卒中 認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3 学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター 2 級

専門領域:脳卒中、褥瘡、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下

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