褥瘡対策

【創傷の治癒過程】一次治癒と二次治癒、急性・慢性創傷を含めて解説

褥瘡を治療していくうえで、まずは創傷治癒過程を理解することが重要になります。出血凝固期、炎症期、増殖期、成熟期に分類されるわけですが、この過程について正確に理解しておかないと治療が上手くいっているのかどうかが判断できないためです。
臨床での悩み

【筋肉と筋収縮の種類】等尺性と等張性|求心性と遠心性の理解が要!

筋の収縮様式には複数の様式があり、それぞれ長所・短所と特徴があります。筋力トレーニングの効果を最大限もたらすためには、これらについて理解したうえで実施する必要があります。筋肉の収縮様式をわかりやすく解説します!
摂食・嚥下

【KTバランスチャート】13項目からなる嚥下機能の包括的評価方法

食べることに困難を有する要介護高齢者に対する支援には、医学的管理のみならず誤嚥性肺炎や低栄養のリスクを勘案した心身の調和への包括的なサポートが必要になります。この食べる機能についてを包括的に評価する方法が、KTバランスチャートになります。
褥瘡対策

褥瘡の発生要因とは|褥瘡はなぜできる?7つの危険因子とメカニズム

少し前まで、褥瘡の発生要因は「圧迫×時間」と考えられていましたが、現在は「応力×時間×頻度」と考えが改められております。褥瘡の発生要因および予防方法について解説します。
フレイル・サルコペニア

【基本チェックリスト】25項目の質問紙、8つ以上でフレイルと診断

100年以上生きる人生を、より豊かに幸せに過ごすためのサポートができるようにするためにはフレイルに対する知識が必要になります。この記事でフレイルに関係する基本チェックリストについて紹介します。
評価法

【SPPB】バランス、歩行、立ち上がりの3要素による身体機能評価

内因性転倒因子には筋力やバランス能力などの身体機能が含まれますが、転倒に直接的に関わるのはやはり下肢機能だと考えられます。この下肢機能を簡易的に測定する方法(SPPB)を持ち合わせていれば、転倒対策にも大きく貢献できると考えられます。
フレイル・サルコペニア

フレイルの評価基準|歩行速度|起立テスト|TUG|SPPB|握力

フレイル対策において運動やリハビリテーションは中核を担う方法となりますが、ただ闇雲に運動を行っても効果が得られない可能性があります。フレイルにおける適切な評価と運動療法の処方ができることが重要になります。
認知症

認知検査|Mental Status Questionnaire

認知症施策におけるポイントとして、認知症の早期発見が挙げられます。医療の発展により、認知症は薬で進行を遅らせたり、症状を改善させることができるようになりました。治療は早ければ早いほど効果が期待できるため、早期発見と治療が重要となります。
栄養管理

【上腕三頭筋部皮下脂肪厚と上腕周囲長】栄養評価に必要な身体計測

栄養状態の評価方法の1つに身体計測が挙げられます。身体計測というと身長や体重が思い浮かぶと思いますが、身長や体重がわかるだけでもBMI、理想体重、体重減少率と様々な指標で栄養状態を判定することができます。身体計測を詳しく解説していきます!
摂食・嚥下

【EAT-10とは】摂食嚥下障害の評価方法|簡易嚥下状態評価票

嚥下機能評価のゴールドスタンダードは嚥下造影検査(VF)になりますが、特別な機器や技術が必要となります。嚥下造影検査を実施したいけど、実施するのは難しい、このような背景から質問紙法による嚥下評価が開発され、その有用性が認められてきております