CDEJ の取り方【 2026 年版 】受験資格・ 10 例・ CBT

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日本糖尿病療養指導士( CDEJ )の取り方【 2026 年版 】|受験資格の判定 → 10 例 → CBT を “迷わない順” に固定

このページは、日本糖尿病療養指導士( CDEJ )を 2026 年に目指す PT・OT・ST など医療職向けに、① 受験できるか(要件判定)② 糖尿病療養指導自験例 10 症例の準備③ CBT( 80 問 )対策④ 申込〜当日を、迷わない順番でまとめます。

ポイントは「勉強」より先に、要件( 2 年・ 1000 時間・施設条件)と、 10 例の運用を固定することです。ここが固まると、やることが “作業” になり、途中で詰まりにくくなります。

2026 年のスケジュール|まずは “締切から逆算” して固定する

最初にやることは、申込受付客観試験( CBT )期間を、公式表記で固定することです。年度で更新されるため、最終確認は公式ページで行い、このページは “逆算して迷わない運用” に寄せて整理します。

第 26 回( 2025 年度 )の認定試験は、申込受付: 10 月 1 日〜 10 月 31 日客観試験: 2026 年 1 月 28 日〜 2 月 28 日(任意の 1 日)として案内されています。

表:CDEJ 受験の全体フロー(対象: 2026 年に受験する人/公式日程は年度で更新)
区分 時期(目安) このページでやること 公式で確認
受験者用講習 例: 10 月〜 11 月(年度案内に従う) 受講を “先に完了” し、修了を証明できる状態にする 受験者ポータル
受験申込 例: 10 月 1 日〜 10 月 31 日 書類・要件・ 10 例を “締切に合わせて” 揃える 受験者ポータル
客観試験( CBT ) 例: 2026 年 1 月 28 日〜 2 月 28 日 ガイドブック範囲を “出題単位” で回す 認定試験概要
糖尿病療養指導自験例の記録 受験申請期間にオンライン提出 10 症例を “評価される形” で整える 認定試験概要

受験資格の自己判定| 5 職種+ 2 年+ 1000 時間+施設条件を “チェック表” で確認

CDEJ の受験資格は、まず対象の医療職( 5 職種)であることが前提です。加えて、過去 10 年以内に通算 2 年以上、かつ通算 1000 時間以上、糖尿病患者の療養指導を行った実務要件が示されています。

さらに、療養指導が行われる施設側にも条件があるため、「自分の実務」だけでなく「施設の体制」も含めて確認します。

表:CDEJ 受験資格の自己判定(対象: 2026 年受験を検討する医療職)
チェック項目 見るポイント メモ(自分用)
職種要件 看護師/管理栄養士/薬剤師/臨床検査技師/理学療法士のいずれか 免許証の写しの準備
実務期間 過去 10 年以内に通算 2 年以上、糖尿病の療養指導業務に従事 異動・兼務の期間も棚卸し
実務時間 通算 1000 時間以上、糖尿病患者の療養指導を実施 “数え方” を先に決める(後述)
施設条件(医師) 糖尿病専門医等または学会会員の医師が、療養指導にあたり受験者を指導 指導体制の確認
施設条件(運用) 外来で糖尿病診療が恒常的/患者教育・食事指導が恒常的に実施 教育の実施形態(外来・教室等)

受験資格の判定フロー( Yes / No )

先に「受験できる見込み」を判定し、OK なら 10 例と書類に進みます。迷ったら “ No 側の次アクション” を上から潰すと止まりません。

表:CDEJ 受験資格の判定フロー( Yes / No )|対象: 2026 年受験検討者
判定ステップ 質問(チェック) Yes → 次へ No → 次アクション
Step 1 対象職種(看護師/管理栄養士/薬剤師/臨床検査技師/理学療法士)ですか? Step 2 へ 対象外のため受験不可(代替資格の検討へ)
Step 2 過去 10 年以内に「糖尿病の療養指導」に通算 2 年以上、従事していますか? Step 3 へ 勤務歴の棚卸し(異動・兼務含む)/不足分の見込み期間を算出
Step 3 通算 1000 時間以上の療養指導に該当する業務がありますか?(概算で OK ) Step 4 へ “該当業務の定義” を院内で確認 → 週平均 × 月で概算 → 足りない分を補う計画へ
Step 4 施設側の条件(医師・教育体制など)を満たしていますか? Step 5 へ 所属部署/糖尿病外来/教育入院/糖尿病教室等の体制を確認し、指導体制の調整へ
Step 5 受験者用講習を受講し、修了を証明できる状態にできますか? 受験準備スタート( 10 例 → 書類 → CBT ) 講習の申込・受講を最優先で確保(締切から逆算)

1000 時間の “数え方” を先に決める(詰まりどころの先回り)

1000 時間は、後から思い出して集計しようとすると詰まりやすいポイントです。おすすめは、「療養指導に該当する業務」を施設内で共有されている定義に合わせ、週あたりの平均 × 月数で “先に概算” を出してから、根拠になる記録(予定表・担当表・教育記録など)を揃える進め方です。

迷った場合は、いきなり細かい分単位にせず、① 受験できる見込みがあるか(概算)② 根拠の揃え方の順で固めると、途中で止まりにくくなります。

糖尿病療養指導自験例の記録( 10 症例 )| “集め方” と “整え方” を運用に落とす

認定試験の要点は、客観試験( CBT )と 10 症例の “両方” が評価対象になる点です。 10 症例は受験申請期間にオンライン提出と案内されています。

ここで詰まらないコツは、「症例を探す」ではなく「症例の集め方を運用で決める」ことです。

糖尿病療養指導自験例 10 例| 4 週間で揃える運用表

「症例を探す」ではなく、「集め方・書き方の型」を固定して量産します。まず 1 例を完成させ、残りを同じテンプレで埋めます。

表:自験例 10 例を 4 週間で揃える運用(目安)|ゴール: 10 例の “同一フォーマット” 完成
やること(最小セット) 成果物(チェック) 詰まりポイント 回避策
Week 1
  • 症例テンプレを 1 つに固定(見出し順を決める)
  • 匿名化ルールを確認(院内ルールに合わせる)
  • 候補症例を 12〜 15 件リスト化(余裕を作る)
  • 1 例だけ “完成版” を作る
  • テンプレ 1 枚
  • 候補リスト 12〜 15 件
  • 完成症例: 1 / 10
最初の 1 例が固まらず止まる “評価 → 介入 → 継続支援 → 連携” の順に、見出しだけ先に埋める
Week 2
  • テンプレに沿って 3 例作成
  • 不足情報(教育内容・連携・フォロー)を補完
  • 指導者に 1 回だけレビュー依頼
  • 完成症例: 4 / 10
  • 修正指摘リスト(共通修正)
症例ごとに “書き方” がブレる Week 1 の完成例を “雛形” にして、表現を寄せる
Week 3
  • 3 例作成(合計 7 例)
  • 不足カテゴリがあれば候補を入れ替え
  • 匿名化チェックを一括で実施
  • 完成症例: 7 / 10
  • 匿名化チェック済み(全例)
症例の偏り(外来だけ/入院だけ 等) 偏りを “説明できる” ように、背景と支援ポイントを明確化
Week 4
  • 残り 3 例作成(合計 10 例)
  • 全例を “同一フォーマット” で整形
  • 提出前チェック(抜け・矛盾・表記統一)
  • 完成症例: 10 / 10
  • 提出前チェック完了
最後に “整形地獄” になる 見出し順と文量の上限を決め、増やしすぎない

10 症例を揃える現実的な集め方

  • 対象の偏りを作らない:外来教育だけ/入院だけ、などに偏る場合は “説明できる形” を先に用意する
  • 1 例あたりの記録テンプレを固定:見出しの順番(背景→評価→介入→セルフケア支援→多職種連携→フォロー)を統一する
  • 匿名化の手順を先に決める:個人が特定される情報は記載しない(院内ルールに従う)

PT なら “運動療法” だけに寄せすぎない

PT は運動療法が強みですが、CDEJ は “患者教育・行動変容・継続支援” を含む枠組みで評価されます。症例では、運動メニューの提示に加えて、継続の壁(仕事・通院・痛み・足部トラブル等)をどう分解し、誰と連携したかまで書けると、内容が一段まとまります。

関連:足部の観察と中止判断を “ 60 秒で固定” しておくと、症例の質が安定しやすいです。糖尿病 足病変スクリーニング|PT のチェック

CBT( 80 問 )対策|ガイドブック範囲を “出題単位” で回す

客観試験は CBT 方式で 80 問(多肢選択式)と案内されています。実施期間は毎年 1 月末〜 2 月末にかけて約 1 か月で、受験者が日時・会場を予約する形式です。

出題範囲は原則として「糖尿病療養指導ガイドブック」に沿うと案内されているため、対策は “ガイドブックをどう回すか” に集約できます。

おすすめの勉強順(忙しい人向け)

  1. ガイドブックの目次を見て、出題単位(章)で区切る
  2. “苦手な章” を先に潰す(糖尿病の病態・薬物療法など)
  3. 症例 10 例で触れたテーマを “必ず復習”(記憶が残りやすい)
  4. 直前は “章ごとの要点メモ” だけ(新規の深掘りは増やさない)

現場の詰まりどころ|“よくある失敗” と “回避の手順” を先に固定する

ここは読ませるゾーンとして、まず “詰まりやすいポイント” を先に潰します。必要なら、下のリンクから該当パートだけ拾い読みしてください。

よくある失敗( 5 つ)

表:CDEJ 受験で詰まりやすい “失敗” と原因
失敗 起きやすい原因 先にやる対策
1000 時間を後から集計しようとして止まる 療養指導の定義が曖昧なまま集め始める “該当業務” を先に定義し、週平均 × 月で概算 → 根拠集め
施設条件(医師・教育体制)の確認が遅れる 本人の経験だけ見て進めてしまう 指導体制と教育の恒常運用を、早い段階で確認
10 症例が “集まらない” 症例を探す発想で、運用が決まっていない 症例の集め方(誰の何をどの順で記録するか)を固定
ガイドブックを最初から読み切ろうとして失速 章で区切らず、学習単位が大きい 章で区切って “苦手な章から” 回す
締切直前に “書類” が揃わない 講習修了や必要書類の棚卸しが遅い 講習 → 要件 → 10 例 → 申込の順で固定し、締切から逆算

回避の手順(チェックリスト)

  • 要件( 2 年・ 1000 時間・施設条件)を “自己判定” して、足りない部分を 1 行で言える
  • 受験者用講習を “先に完了” し、修了を証明できる状態にする
  • 10 症例のテンプレ(見出し順)を 1 つ決め、全例を同じ型で書く
  • ガイドブックは “章単位” で回し、苦手章 → 症例関連 → 直前メモの順で仕上げる

よくある質問(FAQ)

各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。

2026 年に受ける場合、いつの試験(年度)扱いですか?

CDEJ は年度表記で案内されることがあり、例として第 26 回( 2025 年度 )は、客観試験が 2026 年 1 月末〜 2 月末の期間で実施される形で示されています。申込や講習も年度案内に従うため、受験者ポータルの最新情報で日程を固定してください。

受験前の講習は必須ですか?

認定試験に際しては、本機構主催の講習会受講が必須と案内されています。年度により受講期間や手続きが更新されるため、受験者ポータルの案内に従って “先に受講を完了” しておくと、後工程が止まりにくくなります。

CBT は何問で、出題範囲は何に沿いますか?

客観試験は CBT 方式で 80 問(多肢選択式)と案内されています。出題範囲は原則として「糖尿病療養指導ガイドブック」に沿うとされているため、対策はガイドブックを “章単位” で回す方法が最短です。

糖尿病療養指導自験例の記録( 10 症例 )は、いつ提出しますか?

10 症例は、受験申請期間にオンラインで提出すると案内されています。締切直前に整えると詰まりやすいので、テンプレ(見出し順)を固定し、早めに 1 例分を完成させてから量産する進め方がおすすめです。

取得後の更新はどうなりますか?

CDEJ は 5 年ごとの更新制として案内されています。更新では認定期間中に研修単位を取得する運用が示されているため、受験後は “更新に必要な単位の取り方” も合わせて把握しておくと、後から慌てにくくなります。

次の一手(記事末)

教育体制・人員・記録文化など “環境要因” を一度見える化すると、次の打ち手が決めやすくなります。

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参考文献

著者情報

rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。

  • 脳卒中 認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3 学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター 2 級

専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下

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