STキャリアガイド2026|言語聴覚士転職の実践

キャリア
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ST キャリアは「臨床の強み」を先に言語化すると迷いが減ります

先に結論:転職前に「軸」を 3 つ決める

失敗を減らす鍵は、求人を見る前に「領域」「働き方」「成長機会」を固定することです。ST は職場ごとの差が大きいため、軸なし応募はミスマッチにつながりやすくなります。

転職の進め方(共通フロー)を確認する

あわせて読む: OT 向け求人サイトの選び方PT 向けエージェントの使い方

ST の転職では、嚥下・高次脳・小児・訪問などの領域差に加え、評価体制や多職種連携の濃度で働きやすさが大きく変わります。本記事では、ST がキャリアを組み立てるときに必要な「判断軸」「比較手順」「失敗回避」を、実務で使える形にまとめます。

結論として、1 社完結より 2 社併用で同条件比較し、見学時に教育体制と症例構成を確認する方法が最も再現性が高いです。

ST キャリアの全体像( 3 段階)

ST キャリア設計の 3 段階(転職前に決める順)
段階 決めること よくある失敗 対策
1 領域(嚥下・高次脳・小児・訪問) 領域を曖昧なまま応募 第一希望と第二希望を明文化
2 働き方(急性期・回復期・在宅) 勤務条件だけで選ぶ 症例と教育体制を同時確認
3 成長機会(研修・症例・役割) 入職後に学習機会不足が判明 見学時に年間教育計画を確認

求人サイト・エージェントの選び方

ST は求人数の絶対数が PT より少ないため、母数確保と情報の深掘りを分けて設計するのが基本です。実務では「主担当 1 社+比較用 1 社」の 2 社併用が最も管理しやすく、判断精度も高まります。

ST 向け:主担当と比較用の使い分け
目的 主担当 比較用 運用ポイント
初転職で不安が強い 伴走型サービス 提案幅が広いサービス 連絡ルールを初回固定
短期決着したい 初動が速いサービス 条件整理が丁寧なサービス 期限を決めて比較フェーズを区切る
領域特化で探したい 領域理解が深い担当 母数確保できるサービス 症例構成を必ず確認

現場の詰まりどころ

ST の転職で最も多い詰まりは、「待遇は良いが、やりたい臨床とズレる」ミスマッチです。特に嚥下・高次脳・小児は、配属比率と指導体制で成長速度が変わります。給与・休日だけで先に決めると、入職後の修正コストが大きくなります。

先に確認: よくある失敗5 分フロー条件交渉の要点

よくある失敗

ST 転職で起きやすい失敗と回避策
失敗 背景 回避策
領域希望が曖昧 応募先ごとに判断軸が変わる 第一希望・第二希望を固定
1 社のみで判断 相対比較できない 2 社併用で同条件比較する
見学で質問不足 入職後のギャップ増大 質問項目を 5 つに固定

5 分でできる実践フロー

ST 転職を迷わず進める実践手順
手順 やること 失敗例 対策
1 希望領域を 2 つまで絞る 希望が広すぎる 第一・第二希望を明記
2 必須条件 3 点を決める 条件過多で迷う 必須 3/妥協可 3 に分ける
3 2 社登録し同条件で比較 比較軸がズレる 同一文面を共有する
4 見学質問を 5 項目準備 聞き漏れが出る 症例・教育・連携を固定質問化
5 最終条件を文面で確認 口頭合意で進める メールで記録を残す

よくある質問(FAQ)

各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。

Q1. ST は求人が少ないので、1 社だけの方が効率的ですか?

A. むしろ 2 社併用の方が安全です。母数確保と情報精度を分けて運用でき、ミスマッチを減らせます。

Q2. 何を最優先で比較すべきですか?

A. 症例構成、教育体制、多職種連携の 3 点です。待遇のみ先行すると、入職後のズレが起きやすくなります。

Q3. 担当者変更を依頼しても大丈夫ですか?

A. 問題ありません。相性が合わない状態で進める方が、意思決定の質が下がります。

Q4. 在職中でも進められますか?

A. 可能です。連絡手段・時間帯・頻度を初回で固定し、週 1 回の定期更新にすると負担を抑えられます。

次の一手

まずは「希望領域 2 つ」と「必須条件 3 点」を言語化し、2 社併用で比較を始めてください。次に読むなら以下の順がおすすめです。

教育体制・人員・記録文化など“環境要因”を一度見える化すると、次の打ち手が決めやすくなります。

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チェック後に「続ける/変える」の選択肢も整理したい方は、PT キャリアナビで進め方を確認しておくと迷いが減ります。


参考情報

著者情報

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rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。

  • 脳卒中 認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3 学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター 2 級

専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下

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