理学療法士国家試験2027予想問題20問|第62回PT国試対策

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  1. 理学療法士国家試験2027予想問題|第62回対策の5択20問
  2. 第62回PT国試 予想問題20問をPDFで解く
  3. 20問を解く前に確認しておきたいこと
  4. 一般問題を意識した予想問題10問
    1. Q1. 前脛骨筋を支配する末梢神経はどれか
    2. Q2. COPDにみられやすい呼吸機能検査所見はどれか
    3. Q3. 右中殿筋の筋力低下がある患者が右下肢で片脚立位を行った。最もみられやすい所見はどれか
    4. Q4. 上位運動ニューロン障害でみられやすい所見はどれか
    5. Q5. ICFの「活動」に分類されるものはどれか
    6. Q6. Timed Up & Go Test(TUG)で、椅子から立ち上がった後に歩く標準的な距離はどれか
    7. Q7. 徒手筋力検査で、重力を除いた肢位で全可動域を運動できる場合の筋力段階として最も適切なのはどれか
    8. Q8. 運動療法中の呼吸困難の主観的強度を確認する尺度として適切なのはどれか
    9. Q9. Parkinson病で主に変性する部位はどれか
    10. Q10. 変形性膝関節症の単純X線画像でみられやすい所見はどれか
  5. 症例・実地問題を意識した予想問題10問
    1. Q11. 68歳男性。脳梗塞後の右片麻痺がある。歩行では右遊脚期に足関節底屈位が残り、つま先を床に引っかけることが多い。装具で直接補助する機能として最も適切なのはどれか
    2. Q12. TUGを1週間隔で再評価した。初回はT字杖を使用したが、2回目は杖を使用せず測定した。結果を比較するときに最も問題となるのはどれか
    3. Q13. 78歳女性。背臥位で血圧132/76mmHg。立位2分後に108/68mmHgとなり、ふらつきを訴えた。この所見の解釈として最も適切なのはどれか
    4. Q14. 心不全患者が歩行練習中に新たな胸部不快感と著明な呼吸困難を訴えた。最初の対応として最も適切なのはどれか
    5. Q15. Parkinson病患者。病室内では歩けるが、狭い出入口を通過するときにすくみ足が出現する。介入として検討しやすいのはどれか
    6. Q16. 72歳女性。変形性膝関節症があり、最近活動量が低下している。安静時の強い疼痛や急性炎症所見はない。運動療法として最も適切なのはどれか
    7. Q17. 第6頸髄節(C6)レベルの機能を確認するうえで、特に重要な運動はどれか
    8. Q18. COPD患者の歩行練習中、SpO2が安静時97%から82%へ低下し、著明な呼吸困難も出現した。対応として最も適切なのはどれか
    9. Q19. FIMのベッド・椅子・車椅子移乗を評価する。患者への身体的接触は必要ないが、安全確認のため介助者がそばで見守る必要がある。最も適切な得点はどれか
    10. Q20. 10m歩行路の中央6mを計測区間とした。6mの所要時間は4.8秒であった。歩行速度はどれか
  6. 解答一覧
  7. 解答・解説
    1. Q1〜Q5|解剖・生理・運動学・ICF
    2. Q6〜Q10|評価・呼吸・神経・運動器
    3. Q11〜Q15|脳卒中・再評価・循環・Parkinson病
    4. Q16〜Q20|運動器・脊髄・呼吸・FIM・歩行速度
  8. 誤答した問題から弱点分野を決める
  9. この20問を復習へつなげる方法
  10. 第61回の合格基準は第62回へそのまま使わない
  11. よくある質問
  12. 参考文献・参考情報
  13. 著者情報

理学療法士国家試験2027予想問題|第62回対策の5択20問

第62回理学療法士国家試験の筆記試験は、2027年2月21日(日)に実施されます。このページでは、第62回対策としてオリジナル5択問題20問を用意しました。前半10問は解剖学・生理学・運動学・評価などの一般問題を意識し、後半10問は症例から評価・介入・安全管理を判断する実地問題を意識した構成です。

正答数だけで終わらせず、「なぜその選択肢なのか」「他の選択肢はなぜ違うのか」まで説明できるかを確認してください。本ページの問題文・選択肢・解説はrehabilikun blogが学習用に独自作成したものであり、厚生労働省が公表した過去問題や第62回の実際の試験問題ではありません。

この問題集の使い方

まず20問を解き、解答一覧で正誤を確認します。その後、誤答した問題と「正解したけれど根拠を説明できなかった問題」を復習し、翌日以降に再テストしてください。正答率を合否判定に使うのではなく、弱点領域を見つけるための確認問題として活用します。

最終更新:2026年9月23日

第62回PT国試 予想問題20問をPDFで解く

紙に印刷して解きたい方や、スマートフォンとは別に解答を記録したい方のために、「第62回PT国試 5択20問+解答・復習シート」を用意しました。一般問題10問、症例・実地問題を意識した10問に加え、解答用紙、解答・要点、弱点記録・再テスト欄を収載しています。

第62回PT国試 5択20問+解答・復習シート

A4版|一般問題10問+症例・実地問題10問+解答用紙+要点+弱点記録

PDFを開く・ダウンロードする

先に問題を解き、解答・要点ページは採点時に確認してください。このPDFはrehabilikun blogが独自作成した学習用教材です。

第62回理学療法士国家試験予想問題の使い方。20問を解く、採点する、誤答理由を確認する、弱点分野を復習する、再テストする5段階の学習フロー
20問を解いた後は、正答数だけでなく誤答理由を確認し、弱点分野の復習と再テストまでつなげます。

20問を解く前に確認しておきたいこと

第62回理学療法士国家試験の筆記試験は、厚生労働省の公表上、一般問題と実地問題に区分して実施されます。そのため、本ページでも単純な知識確認だけでなく、症例情報から必要な評価や対応を選ぶ問題を組み込んでいます。

なお、第62回の合格基準は試験実施前の現時点では確定していません。参考として第61回では、一般問題は1問1点、実地問題は1問3点として採点され、総得点と実地問題の双方に合格基準が設定されました。前年の点数を第62回へそのまま当てはめず、試験後の公式発表を確認してください。

一般問題を意識した予想問題10問

まずは解剖学、生理学、運動学、病態、リハビリテーション医学、理学療法評価の基本を確認します。各問題は最も適切なものを1つ選んでください。

Q1. 前脛骨筋を支配する末梢神経はどれか

  1. 大腿神経
  2. 脛骨神経
  3. 深腓骨神経
  4. 浅腓骨神経
  5. 腓腹神経

Q2. COPDにみられやすい呼吸機能検査所見はどれか

  1. 1秒率の上昇
  2. 1秒率の低下
  3. 残気量の低下
  4. 全肺気量の著明な低下のみ
  5. 気道抵抗の低下

Q3. 右中殿筋の筋力低下がある患者が右下肢で片脚立位を行った。最もみられやすい所見はどれか

  1. 右骨盤が挙上する
  2. 左骨盤が下制する
  3. 左膝関節が過伸展する
  4. 右足関節が底屈する
  5. 左肩甲帯が下制する

Q4. 上位運動ニューロン障害でみられやすい所見はどれか

  1. 線維束性収縮
  2. 深部腱反射の亢進
  3. 高度な筋萎縮の早期出現
  4. 深部腱反射の消失
  5. 末梢神経支配に一致した弛緩性麻痺

Q5. ICFの「活動」に分類されるものはどれか

  1. 膝伸展筋力
  2. 膝関節軟骨の変性
  3. 階段を昇降すること
  4. 会社員として職場復帰すること
  5. 自宅玄関に設置された手すり

Q6. Timed Up & Go Test(TUG)で、椅子から立ち上がった後に歩く標準的な距離はどれか

  1. 1m
  2. 2m
  3. 3m
  4. 5m
  5. 10m

Q7. 徒手筋力検査で、重力を除いた肢位で全可動域を運動できる場合の筋力段階として最も適切なのはどれか

  1. 0
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4

Q8. 運動療法中の呼吸困難の主観的強度を確認する尺度として適切なのはどれか

  1. Borg scale
  2. Brunnstrom stage
  3. Glasgow Coma Scale
  4. Modified Ashworth Scale
  5. Functional Reach Test

Q9. Parkinson病で主に変性する部位はどれか

  1. 小脳虫部
  2. 黒質緻密部
  3. 視床下部
  4. 海馬
  5. 延髄錐体

Q10. 変形性膝関節症の単純X線画像でみられやすい所見はどれか

  1. 関節裂隙の狭小化
  2. 関節裂隙の均一な拡大
  3. 骨端線の再出現
  4. 骨皮質の完全消失
  5. 大腿骨頭の扁平化

症例・実地問題を意識した予想問題10問

後半は、所見を読んで「何を優先して評価・判断するか」を考えます。単一の症状だけで決めず、問題文に示された状況から最も適切な選択肢を選んでください。

Q11. 68歳男性。脳梗塞後の右片麻痺がある。歩行では右遊脚期に足関節底屈位が残り、つま先を床に引っかけることが多い。装具で直接補助する機能として最も適切なのはどれか

  1. 股関節内転補助
  2. 膝関節屈曲制限
  3. 足関節背屈補助
  4. 足趾屈曲補助
  5. 骨盤後傾補助

Q12. TUGを1週間隔で再評価した。初回はT字杖を使用したが、2回目は杖を使用せず測定した。結果を比較するときに最も問題となるのはどれか

  1. 歩行距離が短すぎること
  2. 補助具の条件が統一されていないこと
  3. 椅子から立ち上がっていること
  4. 方向転換を含んでいること
  5. 測定値を秒で記録していること

Q13. 78歳女性。背臥位で血圧132/76mmHg。立位2分後に108/68mmHgとなり、ふらつきを訴えた。この所見の解釈として最も適切なのはどれか

  1. 血圧変化は起立性低血圧の基準に該当しない
  2. 収縮期血圧の低下から起立性低血圧が疑われる
  3. 拡張期血圧が上昇しているため運動を継続する
  4. 心拍数の情報がないため血圧測定には意味がない
  5. 症状があっても3分以上立位を継続してから判断する

Q14. 心不全患者が歩行練習中に新たな胸部不快感と著明な呼吸困難を訴えた。最初の対応として最も適切なのはどれか

  1. 予定時間まで歩行を継続する
  2. 歩行速度だけを上げる
  3. 運動を中止し、症状とバイタルを確認する
  4. 水分摂取のみを促して再開する
  5. 症状を記録せず次回評価時まで経過を見る

Q15. Parkinson病患者。病室内では歩けるが、狭い出入口を通過するときにすくみ足が出現する。介入として検討しやすいのはどれか

  1. 床面の視覚的な目印を利用する
  2. 歩行中は常に閉眼させる
  3. 歩幅をさらに小さくするよう指示する
  4. 歩行練習をすべて中止する
  5. 必ず二重課題を加える

Q16. 72歳女性。変形性膝関節症があり、最近活動量が低下している。安静時の強い疼痛や急性炎症所見はない。運動療法として最も適切なのはどれか

  1. 症状に関係なく高衝撃運動のみを行う
  2. 運動を完全に禁止する
  3. 症状を確認しながら筋力訓練や有酸素運動を段階的に行う
  4. 膝関節周囲筋の評価を行わずストレッチのみを行う
  5. 疼痛が少しでもあれば長期間の安静を指示する

Q17. 第6頸髄節(C6)レベルの機能を確認するうえで、特に重要な運動はどれか

  1. 肘関節伸展
  2. 手関節伸展
  3. 手指屈曲
  4. 手指外転
  5. 足関節背屈

Q18. COPD患者の歩行練習中、SpO2が安静時97%から82%へ低下し、著明な呼吸困難も出現した。対応として最も適切なのはどれか

  1. 予定距離までそのまま歩行を継続する
  2. 歩行速度を上げて早く終了させる
  3. いったん運動負荷を中止または低下させ、状態を再評価する
  4. SpO2を確認せず自覚症状だけで継続を決める
  5. 医師の指示を確認せず酸素流量を自由に変更する

Q19. FIMのベッド・椅子・車椅子移乗を評価する。患者への身体的接触は必要ないが、安全確認のため介助者がそばで見守る必要がある。最も適切な得点はどれか

  1. 3点
  2. 4点
  3. 5点
  4. 6点
  5. 7点

Q20. 10m歩行路の中央6mを計測区間とした。6mの所要時間は4.8秒であった。歩行速度はどれか

  1. 0.80m/s
  2. 1.00m/s
  3. 1.20m/s
  4. 1.25m/s
  5. 1.60m/s

解答一覧

まず正答だけ確認してください。間違えた問題と、正解したものの根拠を説明できなかった問題を、次の解説で復習します。

第62回対策オリジナル問題20問の解答
問題 正答 領域
Q1 3 解剖学・末梢神経
Q2 2 呼吸生理
Q3 2 運動学
Q4 2 神経学
Q5 3 ICF
Q6 3 TUG
Q7 3 MMT
Q8 1 呼吸・運動負荷
Q9 2 Parkinson病
Q10 1 変形性膝関節症
Q11 3 脳卒中・装具
Q12 2 再評価・測定条件
Q13 2 起立性低血圧
Q14 3 心不全・安全管理
Q15 1 Parkinson病・歩行
Q16 3 変形性膝関節症
Q17 2 脊髄損傷
Q18 3 COPD・安全管理
Q19 3 FIM
Q20 4 歩行速度

解答・解説

Q1〜Q5|解剖・生理・運動学・ICF

Q1 正答:3.深腓骨神経
前脛骨筋は深腓骨神経の支配を受け、足関節背屈に作用します。浅腓骨神経は主に腓骨筋群、脛骨神経は下腿後面の筋群を支配するため区別して整理します。

Q2 正答:2.1秒率の低下
COPDでは気流制限によって1秒量が低下し、1秒率も低下します。閉塞性換気障害と拘束性換気障害の違いは、呼吸機能検査を読む基本になります。

Q3 正答:2.左骨盤が下制する
右片脚立位では右股関節外転筋群が骨盤を保持します。右中殿筋の機能が不十分であれば、遊脚側である左骨盤が下制するTrendelenburg徴候がみられます。

Q4 正答:2.深部腱反射の亢進
上位運動ニューロン障害では、深部腱反射亢進や病的反射などがみられます。線維束性収縮や著明な筋萎縮、反射低下・消失は下位運動ニューロン障害との鑑別で重要です。

Q5 正答:3.階段を昇降すること
ICFの活動は、個人が課題や行為を遂行することを指します。筋力は心身機能、職場復帰は参加、手すりは環境因子として整理します。

Q6〜Q10|評価・呼吸・神経・運動器

Q6 正答:3.3m
TUGは、椅子から立ち上がり、3m先まで歩いて方向転換し、再び椅子まで戻って着座する一連の動作時間を測定します。再評価では椅子、履物、補助具などの条件もそろえることが重要です。

Q7 正答:3.2
徒手筋力検査では、重力を除いた条件で全可動域を動かせる場合を2と判定するのが基本です。重力に抗して全可動域を動かせる段階が3となります。

Q8 正答:1.Borg scale
Borg scaleは、運動中の自覚的運動強度や呼吸困難を把握するときに利用されます。呼吸・循環器疾患では、バイタルサインだけでなく自覚症状も合わせて負荷を判断します。

Q9 正答:2.黒質緻密部
Parkinson病では、黒質緻密部のドパミン作動性神経細胞の変性が主要な病態です。無動・寡動、筋強剛、振戦、姿勢保持障害などとの関連を整理しておきます。

Q10 正答:1.関節裂隙の狭小化
変形性膝関節症では、関節裂隙狭小化や骨棘形成などが代表的な画像所見です。画像所見だけでなく、疼痛、可動域、筋力、歩行能力などを合わせて評価します。

Q11〜Q15|脳卒中・再評価・循環・Parkinson病

Q11 正答:3.足関節背屈補助
遊脚期に足関節底屈位が残り、つま先が床へ接触する症例では、足関節背屈方向の補助がつま先クリアランス確保につながります。ただし、実際の装具選択では足関節だけでなく膝・股関節、痙縮、随意性、立脚期のアライメントも確認します。

Q12 正答:2.補助具の条件が統一されていないこと
経時的な変化を比較する場合は、測定条件を可能な限り統一します。補助具の有無が異なれば、時間の変化が身体機能の変化なのか測定条件の違いなのか判断しにくくなります。

Q13 正答:2.収縮期血圧の低下から起立性低血圧が疑われる
背臥位132mmHgから立位2分後108mmHgへ、収縮期血圧が24mmHg低下しています。一般に、起立後3分以内の収縮期血圧20mmHg以上、または拡張期血圧10mmHg以上の持続的低下は起立性低血圧の基準として用いられます。症状がある場合は安全を確保し、再評価や必要な報告につなげます。

Q14 正答:3.運動を中止し、症状とバイタルを確認する
新たな胸部症状や著明な呼吸困難が出現した場合は、予定した運動量の達成より安全確認を優先します。中止後は症状、血圧、心拍数、SpO2などを確認し、必要に応じて医師・看護師へ共有します。

Q15 正答:1.床面の視覚的な目印を利用する
Parkinson病のすくみ足では、床のラインなどの視覚的キューやリズムを用いた聴覚的キューが歩行開始や歩幅の調整を助ける場合があります。状況によって効果が異なるため、患者ごとに反応を確認します。

Q16〜Q20|運動器・脊髄・呼吸・FIM・歩行速度

Q16 正答:3.症状を確認しながら筋力訓練や有酸素運動を段階的に行う
変形性膝関節症では、身体活動を一律に禁止するのではなく、症状と身体機能に合わせて運動療法を組み立てます。筋力訓練、有酸素運動、患者教育などを組み合わせ、継続可能な負荷へ調整します。

Q17 正答:2.手関節伸展
C6髄節では手関節伸展が重要な確認項目です。肘関節伸展は主にC7、手指屈曲はC8、手指外転はT1の機能をみる際に重要です。

Q18 正答:3.いったん運動負荷を中止または低下させ、状態を再評価する
SpO2の大幅な低下に加えて著明な呼吸困難が出現しているため、そのまま負荷を継続する状況ではありません。症状とバイタルを確認し、回復状況や酸素療法の指示などを確認したうえで次の対応を判断します。

Q19 正答:3.5点
FIMでは、身体的な介助は不要でも、見守りや安全確認、準備が必要な場合は5点に該当します。6点・7点との境界では、介助者がその場で何をしているかを具体的に確認することが重要です。

Q20 正答:4.1.25m/s
歩行速度は「距離÷時間」で求めます。6mを4.8秒で歩いたため、6÷4.8=1.25m/sです。加速路・減速路を設ける場合は、計測区間の距離を用いて計算します。

誤答した問題から弱点分野を決める

この20問は合否を判定するテストではありません。役割は、「次に何を復習するか」を決めることです。正解していても根拠を説明できなかった問題は、誤答と同じように復習対象へ入れてください。

問題番号から確認する復習分野
問題 主な復習分野 確認したいポイント
Q1〜Q4 解剖・生理・運動学・神経 暗記だけでなく機能と所見を結びつける
Q5〜Q8 ICF・評価・運動負荷 定義、実施条件、判定方法を整理する
Q9〜Q10 神経・運動器疾患 病態と理学療法評価を結びつける
Q11〜Q15 脳卒中・循環・Parkinson病 症例から優先順位を判断する
Q16〜Q20 運動器・脊髄・呼吸・ADL・歩行 所見から評価・介入・計算へつなげる

評価法そのものが曖昧だった場合は、理学療法評価ライブラリから該当する評価を確認してください。第61回の合格基準や確定結果を確認したい場合は、第61回理学療法士国家試験の結果・合格基準で整理しています。

この20問を復習へつなげる方法

おすすめは、問題数を増やす前に誤答の原因を分類することです。「知らなかった」「似た用語と混同した」「症例から優先順位を決められなかった」「計算で間違えた」のどこで失点したかを分けると、次の学習内容を決めやすくなります。

  1. 1周目:20問を解き、正答だけ確認する
  2. 2周目:誤答と根拠を説明できなかった問題の解説を読む
  3. 復習:該当する評価・疾患・運動学の教科書や資料へ戻る
  4. 翌日:誤答問題だけを解き直す
  5. 数日後:選択肢の順番を見ず、根拠を口頭で説明する

「20問中何点だったか」よりも、同じ論点を再度問われたときに根拠を含めて正答できる状態を作ることを優先してください。PDFには弱点記録・再テスト欄も収載しています。

第61回の合格基準は第62回へそのまま使わない

参考として、第61回理学療法士国家試験では、一般問題が160点満点、実地問題が117点満点で、総得点167点以上/277点かつ実地問題41点以上/117点が合格基準でした。

ただし、採点除外等によって満点や合格基準が年度ごとに変わることがあります。本ページの20問についても、「16問正解なら合格圏」などの独自基準は設定しません。第62回の合否判定は、試験後に厚生労働省から公表される正式な基準で確認してください。

よくある質問

この20問は第62回の過去問や厚生労働省の問題ですか?

いいえ。厚生労働省が公表している試験科目や出題基準などを参考に、rehabilikun blogが問題文・選択肢・解説を独自に作成した学習用教材です。厚生労働省や国家試験の実施機関が作成・監修した問題ではなく、実際の第62回国家試験問題でもありません。

20問中何問正解すれば合格圏ですか?

この20問だけから国家試験の合否を推定することはできません。問題の難易度や領域構成が実際の国家試験と同一ではないため、正答率は弱点確認のために使用してください。

第61回の合格基準を第62回にも使えますか?

そのまま使用できるとは限りません。国家試験では採点除外等によって満点や合格基準が変化する場合があります。第62回については、試験後に厚生労働省が公表する正式な合格基準を確認する必要があります。

PDFはどのように使えばよいですか?

最初に問題20問を解き、解答用紙へ記録します。その後、解答・要点で採点し、間違えた問題や根拠を説明できなかった問題を弱点記録欄へ残してください。翌日以降に再テストすると、単なる正答暗記ではなく理解できているかを確認しやすくなります。

参考文献・参考情報

  1. 厚生労働省.理学療法士国家試験の施行|第62回理学療法士国家試験.2026.
  2. 厚生労働省.令和6年版理学療法士作業療法士国家試験出題基準について.2022.
  3. 厚生労働省.第61回理学療法士国家試験及び第61回作業療法士国家試験の合格発表について.2026.
  4. 一般社団法人日本理学療法学会連合.理学療法ガイドライン第2版.2021.
  5. Juraschek SP, et al. Orthostatic Hypotension in Adults With Hypertension: A Scientific Statement From the American Heart Association. Hypertension. 2024;81:e16-e30.

著者情報

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rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blogを2022年4月に開設。急性期・回復期・療養病棟、介護福祉施設、訪問リハビリテーションでの臨床経験をもとに、理学療法評価、臨床手順、記録用紙、医療制度など、医療従事者の実務に役立つ情報を発信しています。

現在は療養病院に勤務し、脳卒中、褥瘡・創傷ケア、リハビリテーション栄養、呼吸リハビリテーションを中心に臨床・教育活動を行っています。

保有資格

  • 脳卒中認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター2級

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