- PT・OT・ST WORKER は「条件の詰め」と「調整スピード」を重視する人向け
- 【要点だけ】向いている人・向かない人(3 分で判断)
- PT・OT・ST WORKER とは(運営・料金・安心材料)
- 評判の読み解き方:良い口コミ/気になる口コミは「前提」をそろえる
- メリット:PT/OT/ST 目線で「効く場面」を明確にする
- 注意点:失敗の原因は「連絡設計」と「確認不足」の 2 つ
- 使い方:最短 3 ステップ(登録→候補→面接→確定)
- 求人票チェックリスト:ここを押さえるとミスマッチが減る
- 連絡が多いときの「丁寧な断り方」テンプレ(コピペ可)
- 他社との使い分け:迷うなら「比較表 → 併用」で安全に
- よくある質問(FAQ)
- 参考文献
- 著者情報
- おわりに:条件を「数字」で決めて、確認を「文面」に残す
PT・OT・ST WORKER は「条件の詰め」と「調整スピード」を重視する人向け
結論:PT・OT・ST WORKER は、求人の幅を確保しつつ「面接調整〜条件確認」をテンポよく進めたい人に向く転職支援サービスです。とくに曜日固定・時短・訪問/施設など、働き方の条件を細かく詰めたい場面で相性が出ます。
一方で、担当者の提案ペースが合わないと「連絡が多い」と感じやすいのも事実です。本記事では、評判の読み解き方、失敗しない使い方(連絡頻度の調整・求人票チェック・確認テンプレ)まで、実務で迷わない形に整理します。
【要点だけ】向いている人・向かない人(3 分で判断)
迷ったら「何を最優先にして転職するか」を先に決めると、担当者とのやりとりが一気にラクになります。本章は、登録前にズレを減らすための早見です。
判断のコツは、求人の多さよりも「条件の明文化(数字で言えるか)」です。通勤・残業・配属・教育費など、譲れない条件を 3 つに絞ると成功率が上がります。
| 区分 | 当てはまる例 | 最初にやること |
|---|---|---|
| 向いている | 曜日固定・時短・訪問/施設など、条件を細かく詰めたい | 希望条件を「数字」で 3 つに絞って初回面談で共有 |
| 向いている | 在職中で面接調整が面倒/日程調整を任せたい | 面接可能日を 3 候補まとめて提示 |
| 注意が必要 | 自分のペースで静かに探したい(連絡を最小限にしたい) | 連絡手段・頻度・時間帯を初回で指定(本文テンプレ参照) |
| 注意が必要 | 希望が曖昧(なんとなく転職)で情報に振り回されやすい | まず「譲れない条件 Top3」を言語化してから登録 |
PT・OT・ST WORKER とは(運営・料金・安心材料)
PT・OT・ST WORKER は、PT/OT/ST 向けに求人提案・面接調整・条件確認などを支援する転職サービスです。求人検索だけでなく、非公開を含む提案や、条件のすり合わせを担当者経由で進められる点が特徴です。
運営は株式会社トライトキャリアで、同社は厚生労働省委託事業の「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」において医療分野認定事業者である旨を公式に掲げています。求職者側の利用料金は一般に無料で、費用負担よりも「担当との相性・連絡設計」が満足度を左右します。
| 観点 | ポイント | 確認のコツ |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社トライトキャリア | 会社名で検索して所在地・許可情報も確認しておく |
| 認定制度 | 医療分野:適正な有料職業紹介事業者の認定制度(公式記載) | 制度の趣旨(法令遵守・早期離職時の返戻等)を押さえる |
| 料金 | 求職者は無料で利用する形式が一般的 | 「何が無料で、どこまで支援するか」を面談で確認 |
評判の読み解き方:良い口コミ/気になる口コミは「前提」をそろえる
転職サービスの口コミは、担当者・地域・時期で体験差が大きくなります。そのため「良い/悪い」の感想だけで判断せず、数字で比較できる項目(給与レンジ、残業、教育、配置、配属の確度)に落とすのが安全です。
とくに「連絡が多い」は、最初にルールを決めるだけで解消しやすい一方、「配属の確度」「残業の実態」「みなし残業」は確認しないと後戻りが起きます。本記事は、そこを潰す設計でまとめます。
| 論点 | よくある声 | ズレを減らす質問 |
|---|---|---|
| スピード感 | 決定までが速い/調整がラク | 「初回の候補提示は何日目を想定?」 |
| 交渉・条件 | 条件を詰めやすい/確認が丁寧 | 「残業実績・手当内訳・配属確度を文面で確認できますか」 |
| 連絡頻度 | 連絡が多い/急かされる | 「週 1 回・メール中心・平日 18 時以降は不可」など最初に指定 |
| 担当の相性 | 合うと快適/合わないとストレス | 合わなければ担当変更を依頼できるか確認 |
メリット:PT/OT/ST 目線で「効く場面」を明確にする
メリットは「何でもできる」ではなく、効く場面がはっきりしています。条件の詰めが必要なとき、調整で時間を溶かしたくないときに価値が出ます。
逆に、条件が曖昧なまま登録すると提案が多くなり、連絡頻度ストレスに繋がりやすいです。最初に優先順位を決めてから使うのが前提になります。
| メリット | 効く場面 | 使い方のコツ |
|---|---|---|
| 条件のすり合わせが進む | 曜日固定・時短・訪問の件数など、細かい条件を詰めたい | 「譲れない条件 Top3」を初回で共有 |
| 面接調整の手間が減る | 在職中で日程調整が面倒/複数先を並行したい | 面接可能日を 3 候補まとめて提示 |
| 第三者視点で確認できる | 残業・教育費・配属の確度など、聞きづらい項目がある | 「文面で確認」を依頼して記録を残す |
注意点:失敗の原因は「連絡設計」と「確認不足」の 2 つ
つまずきは大きく 2 つです。1 つ目は連絡頻度・手段・時間帯を決めないまま進めて疲れること。2 つ目は、配属や残業などの「赤旗項目」を確認せず、内定後に後戻りすることです。
どちらも、最初の 10 分(希望条件の言語化+確認テンプレ)で回避しやすいので、ここだけは最初に固めておきましょう。
| よくある失敗 | 原因 | 対策 | 記録ポイント |
|---|---|---|---|
| 連絡が多くてしんどい | 連絡ルール未設定 | 頻度(週 1)・手段(メール)・時間帯(平日 18 時まで)を指定 | 指定内容を送信した文面を保存 |
| 条件が食い違った | 口頭のみで進めた | 残業・手当・配属・教育費は「文面で確認」 | メール/チャットで残す |
| 提案が多すぎて迷う | 希望が曖昧 | 譲れない条件を 3 つに絞る(通勤・病期・給与など) | Top3 をメモして共有 |
| 担当が合わない | 相性差 | 担当変更を依頼(合う人に替えるのが早い) | 困りごとを具体化して伝える |
使い方:最短 3 ステップ(登録→候補→面接→確定)
うまくいく人は、やりとりの回数を増やすのではなく「最初に条件を定義」しています。手順はシンプルで、①希望条件を数字で共有、②候補の比較、③文面で条件確認、の 3 ステップです。
下の表に沿って進めると、忙しい在職中でも「迷いが増える転職」になりにくいです。面談は 30〜45 分で十分なので、準備をして密度を上げましょう。
| ステップ | やること | 具体例 |
|---|---|---|
| 1 | 譲れない条件 Top3 を決める | 通勤 45 分以内/残業 月 10 時間以内/回復期(配属確度高) |
| 2 | 候補は 5〜10 件に絞って比較 | 給与レンジ・残業・教育費・配置の 4 軸で見る |
| 3 | 条件は「文面」で確定に近づける | みなし残業の定義/配属確度/手当内訳をメールで確認 |
求人票チェックリスト:ここを押さえるとミスマッチが減る
求人票は「書いてないところ」にリスクが潜みます。残業・教育・配属の確度など、質問しづらい項目ほど先に確認して、転職後のギャップを減らしましょう。
チェックは、面接で全部聞く必要はありません。まずは担当者経由で確認できるものを洗い出し、面接では「現場の運用」を確認するのが効率的です。
| 項目 | 確認ポイント | 赤旗の目安 |
|---|---|---|
| 給与 | 基本給/手当内訳/賞与◯ヶ月/昇給/固定残業の有無 | 内訳が不明、固定残業の定義が曖昧 |
| 勤務 | 週労働時間/残業実績/早遅/土日祝/オンコール(訪問) | 「ほぼ残業なし」とだけ書いて根拠がない |
| 教育 | OJT/症例検討/学会・外部研修費補助/出張扱い | 規定不明、全額自己負担 |
| 症例・病期 | 急性期/回復期/維持期/訪問の割合、担当件数、単位運用 | 担当数が恒常的に過剰 |
| 配置 | セラピスト数/職種構成/1 人あたり負担/休みの取りやすさ | 離職が多いのに補充がない |
| 通勤 | 最寄り駅/路線/乗換/片道◯分/車通勤可否/駐車場 | 通勤が長すぎる(生活が崩れる) |
連絡が多いときの「丁寧な断り方」テンプレ(コピペ可)
連絡頻度が合わないと、転職活動そのものがストレスになります。ここは遠慮せず「手段・頻度・時間帯」を指定して OK です。相手も仕事として調整できるほど、結果的に進行がスムーズになります。
ポイントは、断るのではなく「希望の形」を提示することです。週 1 回・メール中心など、具体的に指定しましょう。
| 用途 | テンプレ |
|---|---|
| ペース調整(週 1・メール中心) |
件名:ご提案ペースのご相談 お世話になっております。ご提案ありがとうございます。 |
| 希望に合わない求人が続くとき |
ご提案ありがとうございます。確認したところ、今回は希望条件(通勤 45 分以内/残業 月 10 時間以内/回復期)と合わないため見送ります。 |
| 担当変更を相談したいとき |
お世話になっております。転職活動の進め方について、もう少し 希望条件の整理と比較 を丁寧に進めたいと考えています。 |
他社との使い分け:迷うなら「比較表 → 併用」で安全に
転職は「1 社で決め切る」よりも、比較できる状態を作った方が失敗が減ります。とくに地域や領域で求人の偏りが出るため、2 社併用で母数と比較軸を確保するのが現実的です。
4 社の比較表(料金・非公開・サポート)を先に見ておくと、自分のケースでどこを軸にするかが決めやすくなります。関連:理学療法士の転職サイト 4 社比較(親記事)
よくある質問(FAQ)
各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。
Q1. 何社登録が正解ですか?
A. 目安は 2〜3 社です。地域・領域で求人の偏りが出るため、提案を見比べたうえで 1 社に絞る方がミスマッチが減ります。
Q2. 連絡が多いのが不安です。どうすれば?
A. 初回で「手段(メール中心)」「頻度(週 1 回)」「時間帯(平日 18 時まで)」を指定するとコントロールできます。本文のテンプレをそのまま送って問題ありません。
Q3. 条件交渉で確認すべき最優先は?
A. 残業(みなし残業の定義と実績)・手当内訳・配属の確度の 3 点です。口頭だけで進めず、文面で残すと後戻りを防げます。
Q4. 非公開求人って何が違う?
A. 一般公開されない求人枠で、募集タイミングや採用枠の事情で公開しないケースがあります。内容が良いとは限らないので、給与・残業・教育・配置などは同じ基準でチェックしましょう。
参考文献
- Scanlan JN, Still M. Job satisfaction, burnout and turnover intention in occupational therapists working in mental health. Aust Occup Ther J. 2013;60(5):310-318. doi:10.1111/1440-1630.12074. PubMed
- Mulligan H, et al. Factors influencing the retention of physiotherapists: a scoping review. Physiother Theory Pract. 2023. doi:10.1080/09593985.2023.2221836. PubMed
- Lee SY, et al. Turnover intention and job satisfaction among physical therapists: a systematic review. J Phys Ther Sci. 2016. PubMed
- Kim JH, et al. Burnout and job satisfaction among physical therapists: a cross-sectional study. Int J Environ Res Public Health. 2020. PubMed
- Harkson DG, Unterreiner A. Job satisfaction among physical therapists. Phys Ther. 1982;62(3):321-326. PubMed
著者情報

rehabilikun(理学療法士)
rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。
- 脳卒中 認定理学療法士
- 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
- 登録理学療法士
- 3 学会合同呼吸療法認定士
- 福祉住環境コーディネーター 2 級
専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下
おわりに:条件を「数字」で決めて、確認を「文面」に残す
転職活動は、勢いで動くほど後戻りが増えます。安全の確保 → 優先順位(数字) → 求人票チェック → 条件確認(文面) → 再評価、の順で進めると、短期でも納得感のある転職になりやすいです。
次の一手として、面談前の準備を 5 分で終わらせたい方は、面談準備チェックと職場評価シート(A4)を使って「譲れない条件」を整理してみてください:/mynavi-medical/#download


