いつも当サイト(rehabilikun blog)の記事をお読みいただき誠にありがとうございます。また、初めましての方はよろしくお願い致します。サイト管理者のリハビリくんです!
この記事は「理学療法士(リハビリ)転職サイトランキング」をキーワードに内容を構成しております。こちらのテーマについて、もともと関心が高く知識を有している方に対しても、ほとんど知識がなくて右も左も分からない方に対しても、有益な情報がお届けできるように心掛けております。それでは早速、内容に移らせていただきます。
リハビリテーション専門職は一般企業に勤めている会社員などと比較して、転職に慣れていない人、転職に抵抗がある人が多いと思います。しかし、多様なワークスタイルが確立している現代において、転職は自分の理想を叶えるための手段となります。
最近では理学療法士の転職サイトもさまざまな企業が手掛けており、代表的な転職サイトだけでも 10 種類を超えています。そのため、「正直どれを使用すれば良いのか分からない」と困ってしまう方もいると思います。そんな人のために、こちらの記事を作成しました!是非最後まで読んでいってください!
【簡単に自己紹介】
30代の現役理学療法士になります。
理学療法士として、医療保険分野と介護保険分野の両方で経験を積んできました。
現在は医療機関で入院している患者様を中心に診療させていただいております。
臨床では、様々な悩みや課題に直面することがあります。
そんな悩みや課題をテーマとし、それらを解決するための記事を書かせて頂いております。
理学療法士としての主な取得資格は以下の通りです
登録理学療法士
脳卒中認定理学療法士
褥瘡 創傷ケア認定理学療法士
3学会合同呼吸療法認定士
福祉住環境コーディネーター2級
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士として働いていると、一般的な会社員とは異なるリハビリ専門職ならではの苦悩や辛いことがあると思います。当サイト(rehabilikun blog)ではそのような療法士の働き方に対する記事も作成し、働き方改革の一助に携わりたいと考えております。
療法士の働き方に対する記事の 1 つが右記になりますが、"理学療法士は生活できない?PTが転職を考えるべき7つのタイミング"こちらの記事は検索ランキングでも上位を獲得することができております。興味がある方は、こちらの記事も目を通してくれると幸いです☺
理学療法士の転職サイトの使い方
令和 6 年現在、転職活動の重要性が世の中に広まってきています。始めに入社した会社で定年退職までずっと働き続ける、昔はこれが一般的でありましたし、同じところで働き続けることが素晴らしい、といった風潮もあったと思います。
しかし、近年ではそのような考えも薄れており、「自分の社会的価値は、自分で行動してあげるべし」という考えがスタンダードになってきています。
理学療法士も一般のサラリーマンと同様であり、自分自身の理学療法士としての価値を見出すためには自分で行動するしかありません。
同じ法人に勤め続けても、給与は雀の涙程度しか増えて行かないと思いますし、長くいるから自分のなりたい理学療法士像に近づける訳でもありません。
特に理学療法士は年間 10,000 人以上増え続け、供給過多になることが目に見えた職業になります。若いうちに自分の理学療法士としての商品価値をアピールして、転職活動を行うことが、この先 60 歳、70 歳と歳を重ねた時に豊かな生活を送れるかどうかに直結するといえます。
理学療法士が転職するには、自ら病院や施設に連絡をして見学や面接を行わせていただくか、転職サイトを利用する、基本はこの 2 つになると思います。
転職は人生の分岐点になるターニングポイントになりますので、誰しもが転職して良かったと思えるような転職をしたいと思いますが、転職を考えているほとんどの人が働きながら転職活動をすることになりますので、自分の力だけで転職活動を進めるのは大変です。
そのため、1 つの方法として転職サイトを利用するべきだと考えます。転職サイトでは独力では知ることができない求人情報を得ることができたり、転職アドバイザーが真摯にサポートしてくださりますので、最終的に転職サイトを利用して転職するかどうかは置いといて、情報収集という観点だけでも転職サイトは転職希望者に大いに貢献してくれます。
転職が必要な時代ということで、現在ではリハビリテーション専門職に関する転職サイトは多くの企業が運用しており、10 種類を超える理学療法士の転職サイトが存在します。
転職サイトは、取り扱っている求人情報に差がありますし、人間同士のやりとりになりますので担当アドバイザーとの相性も重要になります。1 つの転職サイトに絞るのではなく、2 〜 3 種類の転職サイトを併用して利用する方法が効果的といえます。
10 種類を超える転職サイトの中から 2 〜 3 種類を選ぶ場合、迷ってしまって決めにくいと思いますので、筆者がおすすめする転職サイト TOP 5 をご紹介します。
理学療法士の転職サイトランキング TOP5
現在理学療法士の転職サイトは 10 種類を超え、さまざまな企業が運営しているものがあります。その中でも優良転職サイトを 5 つに絞り紹介します。
順位 | 転職サイト名 | 公開求人数 | 対応地域 | エージェント型 (サポート力) |
1 | PT・OT・ST WORKER | 20,392 件 | 全国 | ◎ |
2 | 【PTOT人材バンク】 | 17,476 件 | 全国 | ◎ |
3 | 【レバウェルリハビリ ( 旧 リハのお仕事 )】 | 不明 | 首都圏 | ◎ |
4 | ジョブメドレー | 11,147 件 | 全国 | △ |
5 | GUPPY(グッピー) | 6,377 件 | 全国 | △ |
上記の 5 つのサイトは、それぞれに良い特色があるため、どれを選択しても転職活動の力になると考えられます。
その中でも、理学療法士の転職にはエージェント型といって、転職サポートのための担当者がついてくれる転職サイトの方が優れていると考えられます。
医療・福祉の業界では、職場内の環境や細かな給与形態、福利厚生の情報が不透明なことが多く、求人票に載っているような情報だけでは分からないことが多いと思います。
そのため、専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれるエージェント型の転職サイトを更に詳しく説明していきます。
エージェント型転職サイト 厳選3選
【理学療法士(リハビリ)おすすめ転職サイト3選】
転職サイト | PT・OT・ST WORKER | 【PTOT人材バンク】 | 【レバウェルリハビリ ( 旧 リハのお仕事 )】 |
公式サイト | 【PTOT人材バンク】 | ||
公開求人数 | 20,392 件 | 17,476 件 | 不明 |
対応地域 | 全国 | 全国 | 首都圏 |
勤務形態 | 常勤&非常勤 | 常勤&非常勤 | 常勤&非常勤 |
求人検索機能 | ◎ | ◎ | △ |
PTOTSTワーカー
PTOTSTワーカーを運営しているのは、株式会社トライトキャリアという企業になります。
株式会社トライトキャリアは、医療・福祉業界への人材紹介・派遣サービス等を主な事業としており、2007 年に設立されています。
株式会社トライトキャリアでは、リハビリ専門職の人材紹介サービス(PTOTSTワーカー)だけではなく、看護・介護・栄養士など多職種の人材紹介・派遣サービスを取り扱っており、各事業で信頼と実績をあげています。
2020 年 4 月〜 2021 年 3 月の期間においてトライトグループのサービスを利用して就業することに至った年間転職成功数は 30,000 人を達成しております。
PTOTSTワーカー おすすめポイント
- 理学療法士の公開求人数 20,392 件は業界 NO.1
- 年間転職成功数 30,000 人を達成
- 47 都道府県の求人を取り扱っている
- 求人情報収集の更新頻度が高い
- 求人検索機能が使用しやすい
PTOTSTワーカー 対象エリアと求人数
PTOTSTワーカーがリハビリ職向けの他社の転職支援サイトと比較して、優れているといえる要素の 1 つが 47 都道府県の求人を扱っているところになります。
PTOTSTワーカーの公開求人数は以下の通りになります。公開している求人以外にも非公開求人を多数扱っていると考えられます。
- 対応エリア:全国
- 求人数: 理学療法士 (PT) → 20,392 件(2023 年 11 月時点)
- 求人数: 作業療法士 (OT) → 16,505 件(2023 年 11 月時点)
- 求人数: 言語聴覚士 (ST) → 7,232 件 (2023 年 11 月時点)
PT・OT・ST WORKERについては、他の記事で詳しくまとめています!"【PTOTSTワーカーの評判】リハビリの転職|求人検索機能が優秀"こちらの記事もご覧になって頂けると幸いです☺️
PT/OT人材バンク
「PT/OT人材バンク」を運営しているのは「株式会社エス・エム・エス」になります。
「株式会社エス・エム・エス」は、高齢社会における最適な情報インフラストラクチャーの創造を理念としており、2003 年 4 月に設立された企業になります。医療・介護・福祉の人材紹介や教育、コンサルティング、システム開発など、様々な事業を展開しています。
人材派遣業の超大手であり、リハビリテーション専門職を対象とした「PT/OT 人材バンク」だけではなく、医療・介護・福祉に関わる多職種の転職サイトなどを長年運営しています。
「PT/OT人材バンク」は転職を検討している理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を「無料」でサポートする転職サイトになり、2008 年 9 月にサービスを開始しています。
「PT/OT人材バンク」については人材派遣の業界において確かな実績をあげています。2014 年 8 月~ 2015 年 7 月の期間において「PT/OT人材バンク」の利用者数は 11,000 人を記録しております。
PT/OT人材バンク おすすめポイント
- 介護施設の求人数は業界 NO.1
- 東北、北陸・甲信越、中国地方の求人数は業界 NO.1
- 小児領域の求人情報に優れている
- 転職に役立つコンテンツが豊富
- 求人を出していない企業にアプローチができる
- 独占求人や優良求人を多数保有している
PT/OT人材バンク 対象エリアと求人数
「PT/OT人材バンク」がリハビリ職向けの他社の転職支援サイトと比較して、優れているといえる要素の 1 つが 47 都道府県の求人を扱っているところになります。
特に関東・関西・東海・北海道・九州のエリアについては、繋がりが強く、これらのエリアでは、「PT/OT人材バンク」の独占求人や優良求人を多数所有しております。
「PT/OT人材バンク」の公開求人数は以下の通りになります。公開している求人以外にも非公開求人を多数扱っていると考えられます。
- 理学療法士 (PT)→ 16,164 件(2023 年 12 月 6 日時点)
- 作業療法士 (OT)→ 14,506 件(2023 年 12 月 6 日時点)
- 言語聴覚士 (ST)→ 6,343 件(2023 年 12 月 6 日時点)
『PT/OT人材バンク』については、他の記事で詳しくまとめています!"【PT/OT人材バンクの評判】他社転職サイトとの比較|利点と欠点"こちらの記事もご覧になって頂けると幸いです☺️
レバウェルリハビリ
レバウェルリハビリを運営しているのは、「レバレジーズメディカルケア株式会社」になります。
「レバレジーズメディカルケア株式会社」は、人材派遣業の超大手であり、看護師や介護士の転職サイトを長年運営しています。
レバウェルリハビリは、2023 年にリニューアルしたばかりの転職サイトであり、レバウェルリハビリという名称にリニューアルする前は「リハのお仕事」という名称で 2020 年よりサービスを展開し、多くの理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の転職活動を成功へと導いております。
レバウェルリハビリ おすすめポイント
- 一都三県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県)と大阪府の転職に強い
- キャリアアドバイザーによるサポートが丁寧で安心
- レバレジーズメディカルケアは医療・介護業界で実績があり、他の企業が保有していない独占案件を保有している
レバウェルリハビリ 対象エリア
レバウェルリハビリで求人情報を取り扱っている地域は、一都三県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県)と大阪府になります。( 2023 年 11 月時点)
レバウェルリハビリ(旧:リハのお仕事)は 2020 年にサービスを始めたばかりの転職エージェントであるため、現時点では対象エリアが限られています。
しかし、母体となるレバレジーズメディカルケア株式会社が超大手なことと、レバウェル看護やレバウェル介護の対象エリアが全国であることを考えると、レバウェルリハビリの対象エリアも拡大していくことが予想されます。
現状では対象エリアは制限されていますが、対象エリアとなる一都三県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県)と大阪府であれば、レバレジーズメディカルケア株式会社が長年培ってきた情報で、他の転職サイトを圧倒するような求人情報を用意している可能性があります。
レバウェルリハビリについては、他の記事で詳しくまとめています!"【レバウェルリハビリの評判】理学療法士作業療法士言語聴覚士の転職"こちらの記事もご覧になって頂けると幸いです☺️
どの転職サイトにするか悩んだ場合
冒頭で理学療法士の転職サイトを活用する場合には、1 つの転職サイトに絞るのではなく、2 〜 3 種類の転職サイトを併用して利用する方法が効果的ということを説明しましたが、中には「とりあえず 1 つだけ登録して試してみたい」という人もいると思います。
このような場合には、この記事で紹介した 3 つの転職サイトの中から再び悩んでしまうかもしれません。こんな時のために、いくつかの検討方法をご紹介します。
施設の形態、領域・分野から検討する
病院で働きたいのか、介護老人保健施設などの施設がいいのか、通所リハや訪問リハなどの介護保険分野が良いのか、働き方に対するビジョンが決まっているのであれば、転職したいと考えている領域や分野の求人数が多い転職サイトを利用することが効果的になります。
転職サイト | PT・OT・ST WORKER | 【PTOT人材バンク】 | 【レバウェルリハビリ ( 旧 リハのお仕事 )】 |
公式サイト | 【PTOT人材バンク】 | ||
病院 | 3,849 件 | 1,679 件 | 不明 |
クリニック | 3,383 件 | 1,721 件 | 不明 |
介護施設 | 8,470 件 | 11,923 件 | 不明 |
訪問リハビリ | 4,031 件 | 不明 | 不明 |
小児療育 | 不明 | 2,859 件 | 不明 |
その他 | 2,874 件 | 1,024 件 | 不明 |
転職先の都道府県から検討する
転職サイトによって、どこの地域の求人情報を多く有しているのかは変わってきます。基本的にはどこの転職サイトも東京都を中心とした都市圏の求人情報は多く扱っていますが、地方の求人数にはばらつきがあります。
自分が転職したいと考えている都道府県の求人情報を多く保有している転職サイトを理由するというのも 1 つの方法になります。
転職サイト | PT・OT・ST WORKER | 【PTOT人材バンク】 | 【レバウェルリハビリ ( 旧 リハのお仕事 )】 |
公式サイト | 【PTOT人材バンク】 | ||
北海道 | 927 件 | 509 件 | 不明 |
東北 | 692 件 | 869 件 | 不明 |
関東 | 6,637 件 | 6,308 件 | 不明 |
北陸・甲信越 | 763 件 | 963 件 | 不明 |
東海 | 2,873 件 | 2,491 件 | 不明 |
近畿 | 5,246 件 | 3,215 件 | 不明 |
中国 | 905 件 | 953 件 | 不明 |
四国 | 582 件 | 469 件 | 不明 |
九州・沖縄 | 1,767 件 | 1,699 件 | 不明 |
勤務形態から検討する
転職希望者の中には、常勤ではなくパートや時短などで働くことを求めている方もいらっしゃると思います。
リハビリテーションの業界では、一般企業と比較すると常勤以外の求人は少ないと考えられます。直接、病院や施設にアポをとるとしたときに、「パートで働きたい」と言いにくいと感じてきた人もいるのではないでしょうか?
転職サイトでは、常勤以外の勤務形態で求人を出している転職先を検索することができます。そのため、常勤以外の働き方を検討している方は、これらの求人数が多い転職サイトを利用することが効果的と考えられます。
転職サイト | PT・OT・ST WORKER | 【PTOT人材バンク】 | 【レバウェルリハビリ ( 旧 リハのお仕事 )】 |
公式サイト | 【PTOT人材バンク】 | ||
非常勤、パート | 3,929 件 | 1,992 件 | 不明 |
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます!
この記事では「理学療法士の転職サイト」をキーワードに考えを述べさせていただきました。
こちらの記事により理学療法士の転職サイトについての理解が深まり、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の転職活動の一助へと繋がると幸いです。