心臓リハビリテーション指導士 2026|研修制度ルート(実地経験なし)

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心臓リハビリテーション指導士 2026|研修制度ルート(実地経験なし)を “迷わず回す”

心臓リハビリテーション指導士は、受験条件として「心リハ指導の実地経験 1 年以上」または「研修制度による受験資格認定証」が求められます。実地経験が足りない場合は、研修制度ルートで受験資格認定証を取得してから出願するのが最短です。

このページでは、研修制度の利用条件(会員歴 2 年・対象職種など)募集→マッチング→ 40 時間研修→認定証→出願までの流れを、現場で止まらない “運用の型” に落とし込みます。日程や全体像は親記事で確認し、ここは研修制度ルートの実装に特化します。

回遊の三段(同ジャンル):全体像(親)→ 研修制度ルート(ここ)→ 症例 10 例 / 試験準備、の順が最短です。

親記事:心リハ指導士 2026(全体像)へ

研修制度ルートが必要な人|まず “自分の条件” を判定する

研修制度ルートが必要になるのは、心リハ指導の実地経験が 1 年に満たない(または証明が難しい)ケースです。施設に心リハ体制がなく、経験年数条件を満たせない人のために、学会が定めたカリキュラムで研修を行い、受験資格認定証を得る仕組みとして整備されています。

一方で、すでに実地経験 1 年を満たせる人は、研修制度に入らずに通常ルートで出願できます(必要書類や講習会・試験日程は親記事側で整理しておくと迷いません)。

研修制度の利用条件|会員歴 2 年と “目的” が鍵

研修制度の利用条件は、ざっくり言うと①学会会員歴(連続 2 年)②対象職種③実地研修の必要性です。特に会員歴は “いつ入会したか” で可否が決まるため、最初に固定します。

また、制度は「心リハ指導士資格取得のために、実地経験がない/足りない」人を対象にしており、見学や知識獲得目的だけでは応募できない旨が明記されています。

研修制度ルートの利用条件(要点)
条件 要点 先にやること 公式
会員歴 次年度の指導士受験応募開始時(毎年 4 月)に連続 2 年以上 入会日を確認し、受験年度から逆算する 研修制度規則
対象職種 PT/OT/看護師/医師/CE/薬剤師/管理栄養士 など(規則の対象職種) 免許のコピーを準備(提出物は年度で更新) 研修制度規則
実地研修の必要性 心リハ経験がない/足りないため受験条件を満たせない 「なぜ研修が必要か」を 1 行で説明できるようにする 募集要項(例)
追加要件 e ラーニング( CPX 研修 90 分)の受講など(募集要項で提示) 締切までに受講を完了させる 募集要項(例)

手順とスケジュール|募集 → マッチング → 40 時間研修 → 認定証 → 出願

研修制度は、毎年 3 月末ごろに募集要項が掲載され、申請後に研修施設とのマッチングが行われます。研修期間は原則として 6 月末ごろ〜翌年 3 月末で、研修終了後に審査を経て受験資格認定証が送付され、 4 月の試験申請に進みます。

細かな期限は年度で更新されるため、必ず当該年度の募集要項で最終確認しつつ、この記事では “止まらない手順” に寄せて整理します。

研修制度ルートの時系列テンプレ(例:募集→研修→認定証→出願)
時期(目安) やること 詰まりやすい点 公式で確認
3 月末ごろ 募集要項・書式の公開 → 書類準備開始 書式の更新に気づかず差し戻し 研修制度(手順)
申請期間 書類を郵送+所定のデータ提出(年度要件に従う) 郵送のみで終わり、追加提出を忘れる 研修制度(手順)
5 月下旬ごろ 研修施設のマッチング結果が通知 先着順と誤解して焦る / 連絡を見落とす 研修制度(手順)
6 月末ごろ〜翌 3 月末 40 時間研修+症例 10 例の指導を並行 症例が集まらず直前で詰まる 研修制度(手順)
4 月上旬 研修終了の審査 → 受験資格認定証が送付 認定証のコピー提出ルールを見落とす 研修制度(手順)
4 月(試験申請) 必要書類を揃えて試験へ出願(年度の募集要項に従う) 書類不備(写真・推薦状・症例) 新規受験条件

40 時間研修で “何をやる” のか|PT が押さえる観察と安全管理

研修制度では、研修施設で 40 時間の研修を行い、同時に症例 10 例の報告についても指導を受けながら仕上げます。ゴールは、単なる見学ではなく「安全に回すための観察・判断・説明」を身につけることです。

PT の場合、運動療法や生活指導の領域で、禁忌/中止基準、バイタルの見方、運動処方の考え方、急変対応の優先順位が “言葉で説明できる状態” になると強いです。

症例 10 例は “研修と同時” に進める|集め方の型

研修制度ルートは、研修の 40 時間だけでなく、症例 10 例の運用で詰まりやすいです。おすすめは、研修開始前に候補症例リスト( 15 例程度)を作り、研修先と相談して “書ける症例” を早期に確定することです。

症例報告の書式や注意事項は年度で更新されるため、必ず公式の最新書式をダウンロードし、その枠に合わせて下書きを進めてください(本文に様式を転載せず、運用の型だけ揃えるのが安全です)。

現場の詰まりどころ|研修制度ルートは “連絡と書類” で止まりやすい

制度そのものより、現場で詰まりやすいのは連絡の見落とし書類の取りこぼしです。ここを先に潰すと、研修〜出願までが止まりません。

よくある失敗(あるある)

研修制度ルートで詰まりやすい 5 パターンと回避策
失敗パターン 起きること 回避策(最小)
会員歴の逆算が甘い 4 月時点で 2 年に届かず詰む 入会日を確認し、受験年度から逆算して固定
「見学目的」で応募してしまう 要件不一致で進めない 「受験条件を満たせないため研修が必要」を 1 行で明確化
連絡・期限の見落とし マッチングや追加提出に気づかない 連絡窓口のメールを固定し、締切をカレンダー化
症例が集まらない 終盤で症例 10 例が足りず詰む 開始前に候補 15 例→早期に 10 例確定
認定証の扱いミス 出願時の提出ルールを外す 認定証はコピー提出など、年度の募集要項に従う

回避チェック(最小)

  • 会員歴:入会日を確認し、 4 月時点で連続 2 年の可否を固定
  • 応募理由:「実地経験が足りず受験条件を満たせない」ことを明確化
  • 連絡:マッチング通知を見落とさないメール運用(迷惑メール含む)
  • 研修: 40 時間の枠と、症例 10 例の進行を並行管理
  • 出願:年度の募集要項・書式を最新版で揃える

よくある質問( FAQ )

各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。

実地経験 1 年がない場合、研修制度で受験できますか?

実地経験 1 年の代替として、研修制度を修了し受験資格認定証の交付を受けた場合に、受験へ進める仕組みが案内されています。まずは会員歴 2 年と対象職種の条件を満たすかを確認してください。

研修はどれくらいの期間・時間ですか?

研修期間は原則として 6 月末ごろから翌年 3 月末までで、研修時間は 40 時間とされています。研修終了後、研修報告書の提出と審査を経て、受験資格認定証が送付される流れが案内されています。

マッチングは先着順ですか?

募集要項では先着順ではない旨が示され、枠の制限があるため実地経験がない方を優先し、枠に余裕がある場合は抽選となる旨が説明されています。年度の要項に従って判断してください。

CPX の e ラーニング受講が必要ですか?

募集要項の例では、期日までに e ラーニング( CPX 研修 90 分)の受講完了が応募資格に含まれています。年度で要件が更新されるため、必ず当該年度の募集要項で確認してください。

症例 10 例はいつ作りますか?

研修と並行して指導を受けながら仕上げる流れが案内されています。開始前に候補症例を多めに確保し、早期に 10 例を確定しておくと終盤の詰まりを減らせます。

次の一手(行動)|全体像 → 書類 → 試験へ

運用を整えたあとに、職場環境の詰まりも点検しておきましょう

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チェック後の進め方は PT キャリアガイド で整理しておくと迷いが減ります。


参考文献(公式)

著者情報

rehabilikun(理学療法士) rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。

  • 脳卒中 認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3 学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター 2 級

専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下

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