心臓リハ指導士 例題 20 問( 2026 )頻出チェック

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心臓リハビリテーション指導士の例題集( 2026 )|頻出チェック 20 問で弱点を最短発見

心臓リハビリテーション指導士の勉強は、最初にテキストを頑張りすぎるより、「頻出が取れているか」を短い問題で早めに確認したほうが、学習が迷子になりません。本記事は、忙しい医療・介護職でも回せるように頻出チェック 20 問を用意し、間違えた論点から次にやること(学習の順番)へつなげます。

結論はシンプルで、 20 問 → 間違えた領域だけ復習 → もう一度 20 問の 2 周で、弱点がはっきりします。親記事(全体像・日程・提出物)と学習ルートも合わせて確認すると、遠回りが減ります。

回遊の三段(同ジャンル):全体像(親)→ 学習ルート → 例題 20 問(ここ)の順が、最短で迷いません。

親記事: 2026 年の全体像(要件・日程・提出物)へ

使い方| 15 〜 20 分で「弱点の地図」を作る

本記事の例題は、学習用に頻出の論点を短く確認できるように作っています。まずは時間を測って 20 問だけ解き、間違えたところだけを復習してから、もう一度 20 問を解くと伸びが速いです。

最初から満点を狙わず、「どの領域が抜けているか」を見つける目的で使うのがコツです。

例題 20 問の回し方(最短で弱点を見つける)
ステップ やること ポイント 目安
1 20 問を通しで解く まず現状把握(間違いに印を付ける) 15 〜 20 分
2 間違えた領域だけ復習 テキストは “該当章だけ” で OK 30 〜 60 分
3 もう一度 20 問を解く 伸びる領域と残る領域を分ける 15 〜 20 分

例題集|頻出チェック 20 問(タップで解答・解説を開く)

各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。最初の 1 問は展開済みです。

Q1. HRR(心拍予備能)を用いた目標心拍数の基本式は?

選択肢:
A. 目標 HR = HRmax × 強度(%)
B. 目標 HR = HRrest + 強度(%)×( HRmax − HRrest )
C. 目標 HR = HRrest − 強度(%)×( HRmax − HRrest )
D. 目標 HR = HRmax − 強度(%)

答え: B

解説: HRR は「最大 − 安静」の幅を使って強度を決めます。β遮断薬などで HR が当てになりにくい場合は、 RPE など他指標と併用すると安定します。

Q2. Borg( 6 〜 20 )で「中等度」の目安として最も近いのは?

選択肢:
A. 7 〜 9
B. 11 〜 13
C. 15 〜 17
D. 19 〜 20

答え: B

解説: 中等度は「ややきつい」前後が目安です。運動処方は HR だけに寄せず、症状(息切れ・胸部症状)も同時に見ます。

Q3. 運動中止の判断として最も優先度が高いのは?

選択肢:
A. 軽い発汗が出た
B. 胸部症状が新規に出現/増悪した
C. 会話が増えた
D. 脈拍が少し上がった

答え: B

解説: “症状の変化” は最重要です。胸痛・胸部圧迫感、強い息切れ、めまいなどは中止判断に直結しやすいので、開始前のベースラインと比較します。

Q4. クールダウンを省略しない理由として最も適切なのは?

選択肢:
A. 筋肥大が進むから
B. 急な循環変動を避け、症状や不整脈のリスクを下げるため
C. 体重が減りやすいから
D. 体温が上がるから

答え: B

解説: ウォームアップ/クールダウンは、循環の急変を減らし、安全に終えるための “型” です。忙しいときほど短くても固定しておくと事故が減ります。

Q5. 6 MWT( 6 分間歩行)の特徴として正しいのは?

選択肢:
A. 最大運動負荷試験である
B. 日常に近いサブマキシマル(下位最大)評価として使う
C. 心電図変化の診断が主目的である
D. 体組成を測る検査である

答え: B

解説: 6 MWT は機能的運動耐容能を “現場で” 見やすい検査です。距離だけでなく、症状・ RPE ・ SpO2 ・休憩の有無も合わせて記録すると解釈が安定します。

Q6. β遮断薬内服中で HR 目標が立てにくいとき、強度管理で頼りになるのは?

選択肢:
A. %HRmax だけで管理する
B. RPE(自覚的運動強度)や症状を併用する
C. 呼吸数は見ない
D. 血圧は関係ない

答え: B

解説: 薬剤で HR 応答が変わる場合は、 RPE ・症状・血圧など “複数指標” のほうが安全です。単一指標に寄せるほどブレます。

Q7. 運動中に注意すべき血圧変化として代表的なのは?

選択肢:
A. 負荷増加に伴い SBP が適度に上がる
B. 負荷増加に伴い SBP が低下し、症状も伴う
C. 休憩で SBP が下がる
D. 軽い運動で SBP が変わらない

答え: B

解説: 負荷を上げているのに SBP が下がる(特に症状を伴う)場合は注意が必要です。安全管理では “変化の方向” を見ます。

Q8. 心不全で日々の自己管理として有用性が高い指標は?

選択肢:
A. 身長
B. 体重(増減)
C. 視力
D. 反射

答え: B

解説: 体液貯留の変化は体重に出やすく、運動可否の判断材料にもなります。急な増加や症状増悪は、運動前の “赤信号” になり得ます。

Q9. 心臓リハで「教育(生活指導)」が重要な理由として最も適切なのは?

選択肢:
A. 施設の売上が増えるから
B. 再発予防(危険因子管理)と自己管理がアウトカムを左右するから
C. 検査が減るから
D. 痛みが必ず消えるから

答え: B

解説: 運動だけでなく、禁煙・服薬・食事・活動量などの自己管理が “戻り” を左右します。チームで同じメッセージを出すと定着します。

Q10. 目標設定で「良い目標」に近いのは?

選択肢:
A. もっと頑張る
B. 退院後に運動する
C. 週 3 回、 20 分の歩行を RPE 11 〜 13 で継続する
D. 症状がなくなるまで運動する

答え: C

解説: 目標は “頻度・時間・強度” が具体だと運用できます。心臓リハは「型」を揃えるほど、継続率が上がります。

Q11. 運動処方で「最初に」決めると迷いが減るのは?

選択肢:
A. 服装
B. 目的(耐容能改善/症状管理/再発予防 など)
C. 音楽
D. 運動後の感想

答え: B

解説: 目的が 1 つに絞れると、強度や種目の選び方がブレません。「何のための運動か」を先に固定します。

Q12. 監視(モニタリング)で “数値” だけでなく必ず見るべきものは?

選択肢:
A. 患者の表情・訴え(症状)
B. 時計
C. 天気
D. 服の色

答え: A

解説: 心臓リハは “症状” が最優先の情報です。 HR や BP は大事ですが、症状変化のほうが中止判断に直結しやすいです。

Q13. 低強度から開始する意義として適切なのは?

選択肢:
A. 効果が出ないから意味がない
B. 安全域で反応を見ながら増やせる
C. どの患者でも同じ強度でよい
D. 早く疲れさせるため

答え: B

解説: 初期は “反応を見る” フェーズです。安全に積み上げられる設計が、結局いちばん速く進みます。

Q14. 運動中の息切れ評価で、現場で使いやすいのは?

選択肢:
A. Borg(呼吸困難)スケールなどの主観尺度
B. 身長
C. 視野
D. 聴力

答え: A

解説: 呼吸困難は主観評価が重要です。 “同じ条件” で記録すると、介入効果の解釈が安定します。

Q15. 「同じ 20 分」でもリスクが上がりやすい状況は?

選択肢:
A. 症状が落ち着いていて、段階的に実施している
B. 体調不良の訴えがあり、休憩なしで一気に実施している
C. ウォームアップとクールダウンを入れている
D. 強度を RPE で確認している

答え: B

解説: 時間より “進め方” が安全性を左右します。ウォームアップ、段階付け、症状確認を型として固定します。

Q16. 心臓リハのチーム医療で「すり合わせ」が重要な理由は?

選択肢:
A. 書類が増えるから
B. 強度・中止基準・教育内容を揃えると、事故とブレが減るから
C. 予定が合わないから
D. 検査が不要になるから

答え: B

解説: 同じ患者でも、職種で言うことが違うと不安が増えます。“型” を揃えるのが、チームの価値です。

Q17. 「継続」につながりやすい関わりはどれ?

選択肢:
A. できない点だけを指摘する
B. 今日の目標と達成を短く振り返る
C. 予定を毎回変える
D. 強度を説明しない

答え: B

解説: 継続は “成功体験の積み上げ” で作れます。目標の言語化と短い振り返りが効きます。

Q18. 運動前チェックで「見落としやすいが重要」になりやすいのは?

選択肢:
A. 水分・食事の状況や体調の自己申告
B. 髪型
C. 靴下の色
D. 時計のメーカー

答え: A

解説: 脱水や食事状況、睡眠不足などは症状や BP 変動に影響します。短い問診を “毎回固定” すると拾えます。

Q19. 記録の目的として最も近いのは?

選択肢:
A. 書くことが目的
B. 次回の安全な再現と、チーム共有のため
C. 量を増やすため
D. 誰にも見せないため

答え: B

解説: 記録は “再現性” のためにあります。条件(強度・時間・症状・中止理由)が揃うと、次回の判断が速くなります。

Q20. 例題を解いた後に最優先でやるべきことは?

選択肢:
A. 新しい教材を増やす
B. 間違えた領域だけを復習し、もう一度同じ 20 問を解く
C. 何もしない
D. いきなり難問だけ解く

答え: B

解説: 点数より “弱点の地図” が成果です。間違えた章だけ戻って 2 周目で固めるのが、最短で伸びます。

現場の詰まりどころ|「知識」より「強度と中止判断」がブレる

例題で詰まりやすいのは、用語暗記よりも運動強度の決め方中止判断の優先順位です。 HR だけで見てしまうと、薬剤や体調でブレて判断が遅れやすくなります。

対策は、症状 → バイタル( HR / BP / SpO2 )→ RPEの順で “見る順番” を固定し、記録も同じ並びで書くことです。運用の型ができると、試験対策も臨床も一気に回ります。

よくある失敗と修正(例題 20 問の伸ばし方)
よくある失敗 起こりやすい理由 修正の型
HR だけで強度を決める 薬剤・体調の影響を拾えない RPE ・症状・ BP を併用して固定する
中止基準があいまい “何が赤信号か” が揃っていない 症状変化を最優先にし、開始前と比較する
記録が毎回バラバラ 再現できず、次回判断が遅れる 条件(強度・時間・症状)を同じ順で書く

次の一手|点数で「次にやること」を固定する

例題は 1 回で終わらせず、点数で “次にやること” を固定すると伸びが速いです。

点数別の次アクション(迷わない進め方)
点数 状態 次にやること
0 〜 12 / 20 基礎がまだ不安定 学習ルートで “順番” を固定し、頻出章だけ復習 → もう一度 20 問
13 〜 16 / 20 取れる領域と落ちる領域が分かれる 間違えた領域だけをテキストで補強 → 20 問を 2 周
17 〜 20 / 20 頻出は概ね取れている 親記事で提出物・日程も再確認し、仕上げの演習へ

参考文献

著者情報

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rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。

  • 脳卒中 認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3 学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター 2 級

専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下

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