循環器病予防療養指導士の模擬問題( 2026 )|五肢一択 / 二択に慣れて 80 分で取り切る
このページは「読む」よりも、解いて点を取りに行くための演習用まとめです。過去問が公開されていない前提では、五肢一択 / 五肢二択の型と、80 分の時間配分を先に固定すると、学習がブレにくくなります。
まずは 20 問で “解く手順” を作り、次に同じセットを 2 周して、迷いが出た論点だけを戻り学習する流れが最短です。
回遊の三段(同ジャンル):親で全体像 → 子①で日程・申請 → 子②(ここ)で演習、の順で迷いが減ります。
- サブ導線:資格ハブ(民間資格の選び方)
- サブ導線:子①|試験日程・申請・過去問の扱い
この模擬問題の使い方| 20 問 × 2 周で “解く型” を作る
最初は正答率より、迷った問題を特定できることが大事です。おすすめは「 1 周目=時間を切って解く」「 2 周目=解説を読みながら解く」の 2 段構えにして、弱点を “戻り学習” に回す方法です。
日程・申請まわりが未確定の方は、先に 子①(試験日程・申請・過去問の扱い)で締切を固定してから演習に入ると、学習が継続しやすくなります。
| 周回 | 所要(目安) | やること | チェック |
|---|---|---|---|
| 1 周目 | 30 分 | 時間を切って解く(迷いはフラグだけ立てる) | 迷い問題を 5 個以内に絞る |
| 復習 | 15 分 | フラグ問題だけ解説を読む → 根拠を 1 行でメモ | 「なぜそれが正しいか」を言語化 |
| 2 周目 | 25 分 | 同じ 20 問をもう一度(根拠を思い出して解く) | 迷いが 2 個以下になる |
試験形式のおさらい( 2026 )|形式に合わせて “取り切る”
本試験は CBT 方式で、問題数は 50 問、試験時間は 80 分が基本です。出題形式は 五肢一択方式または 五肢二択方式が想定されます。
過去問が公開されていないため、演習は「形式に慣れる」「時間内に取り切る」を優先し、教材は増やしすぎない方が安定します。
| 項目 | 要点 | このページの対応 |
|---|---|---|
| 実施 | CBT 方式 | 「見直し手順」まで含めて練習 |
| 問題数 / 時間 | 50 問 / 80 分 | 20 問で “型” → 50 問想定へ拡張 |
| 形式 | 五肢一択 / 五肢二択 | 両形式の演習を同一ページに収載 |
模擬問題( 20 問 )|五肢一択 15 問 + 五肢二択 5 問
この模擬問題は、現場で遭遇しやすいケース(生活習慣・服薬・指導・リスク説明)を想定し、1 問 4 分のペースを目安に設計しています。まずは 1 周目を “時間優先” で回し、迷った問題だけを復習してください。
※本ページの問題は学習用に作成したオリジナルです。用語や方針は、臨床で一般的に用いられる考え方に沿うよう整理しています。
五肢一択( 15 問 )
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減塩目標として、高血圧患者に推奨される食塩摂取量の目安として最も適切なのはどれか。
- A: 10 g / 日 未満
- B: 8 g / 日 未満
- C: 7 g / 日 未満
- D: 6 g / 日 未満
- E: 5 g / 日 未満
解答・解説
正解:D。高血圧患者では「 6 g / 日 未満」を目標にする考え方が一般的です。まずは“汁を残す”“かけ醤油をつけ醤油へ”など、行動に落ちる指導から始めると継続しやすくなります。
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運動療法として中等度の有酸素運動を指導する際、目安として最も適切なのはどれか。
- A:週 1 回、 60 分
- B:週 2 回、 20 分
- C:定期的に、 30 分以上
- D:月 2 回、 90 分
- E:高強度のみを推奨する
解答・解説
正解:C。定期的に(できれば毎日)、 30 分以上の中等度有酸素運動が勧められる考え方があります。最初は「歩行 + 生活内活動(階段、買い物)」で “実行できる形” にすると定着しやすいです。
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家庭血圧の測定で、評価を安定させるための説明として最も適切なのはどれか。
- A: 1 日だけ測定すれば十分である
- B:測定値は最大値を採用する
- C:複数日測定し、平均で判断する
- D:運動直後に測るのがよい
- E:測定の時刻は毎回変える
解答・解説
正解:C。家庭血圧は複数日(例: 5 ~ 7 日など)測定し、平均で判断する考え方が一般的です。指導では「朝・夜のいつ」「座位で 1 ~ 2 回」など、手順を固定するほどブレが減ります。
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禁煙支援で、行動変容を進めやすい声かけとして最も適切なのはどれか。
- A:意思が弱いから無理だと決めつける
- B:脅しの情報だけを繰り返す
- C:本人のメリットを言語化し、次の一歩を小さくする
- D:まず紙巻きから加熱式へ切り替えるよう促す
- E:周囲に喫煙者がいるなら諦めるよう伝える
解答・解説
正解:C。支援の要点は「本人の価値(何を守りたいか)」を確認し、実行できる一歩に落とすことです。例:「朝の 1 本を 0 にする」「喫煙場所を変える」などから開始し、成功体験を積む流れが安定します。
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服薬アドヒアランスが下がりやすい要因として最も適切なのはどれか。
- A:目的と効果の説明が具体的である
- B:副作用や困りごとが共有されている
- C:生活リズムと服薬タイミングが合っていない
- D:家族が協力している
- E:記録ツールを使っている
解答・解説
正解:C。飲み忘れは「意思」より「設計」の問題で起きやすいです。生活リズムに合わせて服薬タイミングを固定し、忘れたときの再開ルールまで決めると継続しやすくなります。
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生活習慣の聞き取りで、情報の取りこぼしが起きにくい質問はどれか。
- A:普段の食事は問題ありませんよね?
- B:塩分は控えてますか?
- C:昨日から今日にかけて、飲食したものを時系列で教えてください
- D:運動はしていますか?
- E:お酒は飲みませんよね?
解答・解説
正解:C。誘導質問より「時系列で具体」を引き出す方が、外食・間食・飲酒量などの情報が揃いやすいです。最後に「他に気になる習慣はありますか?」で抜けを拾います。
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患者が「運動する時間がない」と言う場合、最初の提案として最も適切なのはどれか。
- A:ジム契約を勧める
- B:毎日 60 分の運動を必須とする
- C:生活内活動に “小分けで足す” 具体案を出す
- D:運動は危険なので避ける
- E:週末にまとめて実施する
解答・解説
正解:C。最初は「通勤で 1 駅歩く」「階段を 1 回増やす」「 10 分を 3 回」など、実行できる形に落とすほど継続します。痛みや息切れがある場合は、強度や中止基準もセットで説明します。
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保健指導で “目標設定” をする際、最も適切なのはどれか。
- A:抽象的な目標(がんばる)だけにする
- B:患者の同意がなくても目標を決める
- C:行動目標を具体化し、測定方法まで決める
- D:目標は 10 個以上並べる
- E:目標を決めたら見直しは不要
解答・解説
正解:C。「何を」「いつ」「どれだけ」「どう記録するか」まで決めると実行率が上がります。例:「平日 3 日、夕食後に 10 分歩く。スマホ歩数で確認する」など。
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測定・記録の指導で、継続を阻害しやすいのはどれか。
- A:記録項目を最小セットに絞る
- B:週 1 回の振り返りを決める
- C:最初から毎日多項目の記録を求める
- D:できた日を可視化する
- E:できない日の扱いを決める
解答・解説
正解:C。最初は “最小セット” で成功体験を作る方が継続します。慣れてきたら項目を足す方が、途中離脱が減ります。
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多職種連携で「共有」すると効果が出やすい情報はどれか。
- A:本人への注意だけ
- B:担当者の感想だけ
- C:リスク、目標、観察ポイント、次回の確認項目
- D:専門用語を多用した記録
- E:詳細すぎる背景情報のみ
解答・解説
正解:C。「何が危ないか」「どこを目標にするか」「何を見て判断するか」「次に何を確認するか」が揃うと、支援の質が揃いやすくなります。
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飲酒指導で “まず確認すべき” 内容として最も適切なのはどれか。
- A:飲酒の有無だけ
- B:銘柄だけ
- C:頻度、量、飲む場面(習慣)
- D:本人の好き嫌いだけ
- E:家族の好みだけ
解答・解説
正解:C。量の調整は “場面” に引きずられやすいです。頻度と量に加えて「いつ・誰と・何と一緒に」を確認すると、代替案が作りやすくなります。
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睡眠が不安定な人に対して、循環器リスクの観点からも優先して確認したいのはどれか。
- A:枕の硬さだけ
- B:就寝・起床のリズム、日中の眠気、いびき
- C:好きな音楽だけ
- D:部屋の色だけ
- E:休日だけの睡眠時間
解答・解説
正解:B。睡眠の質は生活習慣と結びつきやすく、日中の活動や食行動にも影響します。まずはリズムの固定と、必要に応じて受診勧奨につながる情報を整理します。
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「血圧が高いのは体質だから仕方ない」と言う患者への説明で最も適切なのはどれか。
- A:体質なら改善は不可能と伝える
- B:薬だけで十分と伝える
- C:生活習慣と治療で “下げられる部分” を具体化する
- D:怖い情報だけを提示する
- E:自己責任だと伝える
解答・解説
正解:C。「変えられる要素」を具体化すると行動が動きます。例:減塩、活動量、体重、服薬、家庭血圧の手順などを “小さく” 提案します。
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心血管イベントの再発予防で、生活指導の優先順位を決める際の考え方として適切なのはどれか。
- A:全て同じ優先度で一度に指導する
- B:患者の価値観は考慮しない
- C:リスクと実行可能性を見て “最初の 1 個” を決める
- D:まずサプリを勧める
- E:行動より知識のみを重視する
解答・解説
正解:C。最初に 1 つ決めて成功体験を作ると、次の行動が増えやすいです。「全部やる」より「最初の 1 個を回す」が近道になります。
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保健指導の面談で、患者の自己効力感を上げやすい関わりはどれか。
- A:できない点だけ指摘する
- B:成功した行動を具体的に認め、再現方法を一緒に言語化する
- C:担当者が全て決める
- D:評価は最後にまとめて行う
- E:結果が出るまで称賛しない
解答・解説
正解:B。「何ができたか」「なぜできたか」「次もどう再現するか」を言語化すると、行動が継続しやすくなります。
五肢二択( 5 問 )|正しいものを 2 つ選べ
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減塩を継続しやすくする工夫として、正しいものを 2 つ選べ。
- A:汁物は必ず完飲する
- B:かけ醤油を “つけ醤油” に変える
- C:麺類の汁は残す習慣を作る
- D:漬物は毎食増やす
- E:味付けは濃いほど満足度が上がる
解答・解説
正解:B、C。行動に落ちる工夫(汁を残す、かける習慣を変える)から始めると継続しやすいです。
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運動開始時に “安全” のため確認したい内容として、正しいものを 2 つ選べ。
- A:胸痛、強い息切れ、ふらつきの有無
- B:歩数計のメーカー名
- C:中止基準(症状が出たら休む / 相談する)
- D:運動は我慢して継続する
- E:睡眠時間は確認不要
解答・解説
正解:A、C。症状の確認と中止基準の共有があると、継続と安全の両立がしやすくなります。
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家庭血圧の指導で “ブレ” を減らす工夫として、正しいものを 2 つ選べ。
- A:測定の時刻と姿勢を固定する
- B:測定は気分の良い時だけにする
- C:複数日測定して平均で見る
- D:運動直後に測る
- E:測定前に急いで階段を上る
解答・解説
正解:A、C。手順の固定と、平均で見る考え方が “判断のブレ” を減らします。
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服薬支援で、飲み忘れを減らす工夫として正しいものを 2 つ選べ。
- A:生活行動(朝食、歯磨き)に結びつける
- B:忘れたら全て中止する
- C:忘れた時の再開ルールを決める
- D:飲み忘れは気合で解決する
- E:困りごと(副作用、費用)を聞かない
解答・解説
正解:A、C。服薬は「設計」を整えるほど継続します。困りごとを拾う姿勢もセットで重要です。
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保健指導の目標設定で正しいものを 2 つ選べ。
- A:行動を具体化し、測定方法まで決める
- B:目標は多いほどよい
- C:本人が選べる選択肢を提示する
- D:目標は担当者が一方的に決める
- E:見直しは不要
解答・解説
正解:A、C。本人の同意と具体性があるほど、実行率が上がります。
採点表(答え一覧)| 1 分で自己採点する
まずは自己採点して、迷った問題だけを復習に回します。間違いを “全部つぶす” よりも、迷いを減らす方が得点が伸びやすいです。
| Q | 答え | Q | 答え | Q | 答え | Q | 答え |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | D | 2 | C | 3 | C | 4 | C |
| 5 | C | 6 | C | 7 | C | 8 | C |
| 9 | C | 10 | C | 11 | C | 12 | B |
| 13 | C | 14 | C | 15 | B | 16 | B、C |
| 17 | A、C | 18 | A、C | 19 | A、C | 20 | A、C |
現場の詰まりどころ|点が伸びない原因は “時間” と “復習の型”
模擬問題で詰まりやすいのは「時間が足りない」「解説を読んでも次に活かせない」の 2 つです。対策は、見直し手順と復習メモの型を固定すること。ここを整えると、得点が安定します。
この章は、先に “事故の芽” を摘むためのチェックパートです。
よくある失敗(あるある)
| 失敗パターン | 起きること | 回避策(最小) |
|---|---|---|
| 迷うたびに止まる | 1 問に 6 分以上かかる | 迷いはフラグだけ → 次へ進む |
| 見直し手順がない | 最後に時間が残らない | フラグ問題だけ見直すルールを固定 |
| 復習が長文 | 次回に活かせない | 根拠は 1 行メモ( “だから” を書く) |
| 教材を増やしすぎる | 回せずに自信が落ちる | 形式 + 演習の 2 本に絞る |
| 得意論点に偏る | 弱点が残る | フラグ問題だけ戻り学習する |
80 分の時間配分(目安)| “見直し” の時間を最初に確保する
50 問 / 80 分なら、単純計算で 1 問あたり約 1.6 分です。最初から完璧を狙うより、フラグ運用で取り切る方が事故が減ります。
| フェーズ | 時間 | やること | ルール |
|---|---|---|---|
| 1 周目 | 60 分 | 全問に触れる(迷いはフラグ) | 1 問 2 分で切る |
| 見直し | 15 分 | フラグ問題だけ回収 | 根拠を思い出して選ぶ |
| 最終確認 | 5 分 | 未回答・操作ミスの確認 | 空欄を作らない |
よくある質問( FAQ )
各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。
過去問がないなら、何を優先して勉強すべき?
最初は「形式に慣れる」「時間内に取り切る」を優先し、五肢一択 / 二択の演習を回すのがおすすめです。次に、迷った論点だけを戻り学習する形にすると、教材を増やさずに得点が安定します。
模擬問題は何回解けばいい?
同じ 20 問を 2 周して、迷いが減るかを確認するのが効率的です。問題数を増やすより「迷いを減らす」ほうが点が伸びやすいです。
解説を読んでも覚えられません
解説は長文で覚えようとせず、「正解の根拠を 1 行で言う」メモにすると残りやすいです。例:「減塩は 6 g / 日 未満が目標だから」など、 “だから” を書きます。
時間が足りません
1 問に止まりすぎるケースが多いです。迷いはフラグにして先へ進み、最後にフラグ問題だけ見直す運用に切り替えると、取り切りやすくなります。
次の一手(行動)|手順を固めてから、演習を回す
- 全体像:循環器病予防療養指導士 2026(親まとめ)
- すぐ実装:子①|試験日程・申請・過去問の扱い
参考文献(公式・公的)
- 循環器病予防療養指導士|試験概要(問題数・時間)
- 循環器病予防療養指導士| Q&A(過去問の扱い等)
- 循環器病予防療養指導士|関連出版物(ガイドブック等)
- 日本高血圧学会|減塩の目標( 6 g / 日 未満)
- e-ヘルスネット(厚労省)|高血圧症を改善するための運動
- 日本高血圧学会|一般向け 高血圧治療ガイドライン 2019 解説冊子
著者情報
rehabilikun(理学療法士)
rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。
- 脳卒中 認定理学療法士
- 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
- 登録理学療法士
- 3 学会合同呼吸療法認定士
- 福祉住環境コーディネーター 2 級
専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下


