循環器病予防療養指導士の過去問は公開されていません
循環器病予防療養指導士の過去問は、公式には公開されていません。2027年認定試験はCBT方式で、50問・80分、出題形式は五肢一択または五肢二択です。そのため、過去問を探し続けるより、試験要項で本番形式を確認し、認定試験ガイドブックと最新ガイドラインで出題範囲を押さえ、模擬問題で問題形式に慣れる方が対策を進めやすくなります。
この記事では、過去問と合格基準の公開状況、本番の試験形式、過去問の代わりに何を使って勉強すればよいかを整理します。受験資格や申請書類、指導例報告5症例の詳細は資格全体の記事へ分け、ここでは「過去問がない場合の試験対策」に絞って解説します。
情報確認日:2026年10月5日
過去問と合格基準は公式Q&Aで非公開と明記されています
循環器病予防療養指導士の公式Q&Aでは、過去問について「公開しておりません」と案内されています。合格基準についても公開されていません。
| 確認項目 | 公式情報 |
|---|---|
| 過去問 | 非公開 |
| 合格基準 | 非公開 |
| 試験方式 | CBT方式 |
| 問題数 | 50問 |
| 試験時間 | 80分 |
| 出題形式 | 五肢一択方式または五肢二択方式 |
つまり、「公式過去問を何年分か繰り返して出題傾向をつかむ」という一般的な資格試験対策はできません。非公式サイトやSNSなどで「過去問」と表現されている問題を見つけても、公式問題であることを確認できない場合は、実際の過去問と区別して扱う必要があります。
過去問の代わりは「試験要項→ガイドブック→最新情報→模擬演習」で補います
過去問がない場合は、公式情報から本番形式と出題範囲を確定させることが第一歩です。基本教材となる認定試験ガイドブックで全体像をつかみ、ガイドブック発行後の変更点を追補や最新版ガイドラインで補い、その後に問題演習へ進みます。

| 確認するもの | 役割 |
|---|---|
| 試験要項 | CBT方式、問題数、試験時間、出題形式など本番条件を確認する |
| 認定試験ガイドブック | 試験対策の基本となる知識と全体像を確認する |
| 追補・最新版ガイドライン | ガイドブック発行後に更新された内容を補う |
| 模擬問題 | 五肢一択・五肢二択の問題形式で知識をアウトプットする |
公式Q&Aでも、学習方法として単位認定セミナーへの参加や参考図書の利用が案内されています。過去問が公開されていない以上、「過去に何が出たか」を探し続けるのではなく、「現在何が出題範囲として示されているか」を基準に対策することが重要です。
2020年版ガイドブックだけでは現在の出題範囲をカバーできません
認定試験ガイドブック「よくわかる高血圧と循環器病の予防と管理 第二版」は、2020年9月7日発行です。公式サイトでは、ガイドブックに未反映の項目があるため、試験対策では追補と各学会の最新版ガイドラインも確認するよう案内されています。
2027年認定試験の公式ページでは、「高血圧管理・治療ガイドライン2025」「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」に加え、「2025年版 心不全診療ガイドライン」「糖尿病診療ガイドライン2024」「MASLD診療ガイドライン2026改訂第3版」など、複数の最新版資料が出題範囲として示されています。
ポイント:認定試験ガイドブックは試験対策の土台として使い、ガイドブック発行後の更新内容を追補・最新版ガイドラインで補う、と整理すると学習範囲を判断しやすくなります。
出題範囲は受験年度によって更新される可能性があります。古い受験情報だけで判断せず、自分が受験する年度の試験要項と公式の関連出版物ページを確認してください。
過去問がない場合の勉強は3段階で整理します
過去問がないからといって、独自の時間配分や特別な勉強法を固定する必要はありません。まず本番条件を知り、次に出題範囲を学び、最後に問題形式でアウトプットする順番で整理すると迷いにくくなります。
- 本番形式を確認する:試験要項でCBT方式、50問・80分、五肢一択/五肢二択であることを確認します。
- 出題範囲を学ぶ:認定試験ガイドブックを基本に、追補と最新版ガイドラインで更新部分を補います。
- 問題形式に慣れる:学習した内容を模擬問題でアウトプットし、分からなかった領域を公式資料へ戻って確認します。
50問を80分で解くため、単純計算では1問あたり約1分36秒です。ただし、すべての問題へ同じ時間を割り当てる必要はありません。具体的な時間配分を固定するより、まず問題形式に慣れ、迷った領域を復習できる状態をつくることを優先します。
模擬問題は「過去問」ではなくアウトプット用として使います
実際に問題を解きたい場合は、公式過去問ではなく模擬問題を利用することになります。ただし、模擬問題は過去に出題された公式問題を再現したものではありません。
そのため、「この問題が本番に出る」と考えるのではなく、五肢一択・五肢二択の形式で知識を思い出せるか、選択肢の違いを判断できるかを確認するために使います。間違えた問題や迷った問題は、その場で答えだけを覚えず、ガイドブックや最新版ガイドラインへ戻って根拠を確認する使い方が適しています。
指導例報告5症例は過去問の代わりではありません
指導例報告5症例は、2027年認定試験の受験申請に関わる重要な提出物ですが、公式に過去問の代替教材として位置づけられているものではありません。
「試験で何を勉強するか」と「受験申請で何を準備するか」は分けて考えましょう。指導例報告、受験資格、必要単位、申請期限、提出書類などは資格全体の記事で確認する方が整理しやすくなります。
循環器病予防療養指導士の過去問に関するFAQ
循環器病予防療養指導士の過去問は公開されていますか?
公開されていません。公式Q&Aで、過去問は公開していないと明記されています。
合格点や合格基準は公開されていますか?
合格基準も公開されていません。非公式に示されている合格点を前提にするのではなく、公式に示された出題範囲を確認して対策する必要があります。
認定試験ガイドブックだけ勉強すればよいですか?
ガイドブックは試験対策の土台になりますが、それだけで現在の出題範囲をすべてカバーするとは限りません。公式サイトでは、2020年版ガイドブックに未反映の項目があるため、追補と各学会の最新版ガイドラインも確認するよう案内されています。
次に確認する記事
- 受験資格・申請の全体像を確認する:循環器病予防療養指導士|受験資格・申請手順を確認する
- 実際に問題を解く:循環器病予防療養指導士の模擬問題でCBT対策をする
参考文献
- 循環器病予防療養指導士認定委員会. 循環器病予防療養指導士 Q&A. Available from: https://www.jpnsh.jp/sidousi/qa.html [cited 2026 Oct 5].
- 循環器病予防療養指導士認定委員会. 第12回(2027年)循環器病予防療養指導士 認定試験要項. Available from: https://www.jpnsh.jp/sidousi/examination.html [cited 2026 Oct 5].
- 循環器病予防療養指導士認定委員会. 循環器病予防療養指導士 関連出版物. Available from: https://www.jpnsh.jp/sidousi/publications.html [cited 2026 Oct 5].
著者情報

rehabilikun(理学療法士)
rehabilikun blogを2022年4月に開設。急性期・回復期・療養病棟、介護福祉施設、訪問リハビリテーションでの臨床経験をもとに、理学療法評価、臨床手順、記録用紙、医療制度などの実務情報を発信しています。
現在は療養病院に勤務し、脳卒中、褥瘡・創傷ケア、リハビリテーション栄養、呼吸リハビリテーションを中心に臨床・教育活動を行っています。
保有資格
- 脳卒中認定理学療法士
- 褥瘡・創傷ケア認定理学療法士
- 登録理学療法士
- 3学会合同呼吸療法認定士
- 福祉住環境コーディネーター2級

