離床アドバイザー/インストラクター2026|取り方・要件・日程

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離床アドバイザー2026|取り方は2つのルートがある

離床アドバイザーの取り方で最初に押さえたいのは、「理論7単位+実技7単位を修得して認定を受ける方法」と「プレアドバイザー取得後に認定試験を受ける方法」は別という点です。プレアドバイザーが必要かどうかも、選ぶルートによって異なります。

この記事では、日本離床学会の公式情報をもとに、離床アドバイザーの2つの取得ルート、必要単位、プレアドバイザーとの関係、離床インストラクターの要件、2026年の日程・費用を整理します。「自分は次に何をすればよいか」を判断したい方に向けた記事です。

2026年8月25日時点

2026年度の認定試験は2026年3月20日に実施され、4月24日に合格発表まで終了しています。これから認定試験を受ける方は、日本離床学会が公開する次年度の最新案内を確認してください。

PT・OT・STの資格を一覧から確認する → 資格ハブ

離床アドバイザーの取り方は2ルート

離床アドバイザーは、講座の必要単位を修得して認定を受けるルートと、プレアドバイザー取得後に認定試験を受けるルートがあります。「理論7単位・実技7単位」は、講座受講による認定で確認する条件です。

離床アドバイザーの2つの取得ルート
取得方法 主な条件 プレアドバイザー 認定試験
講座受講による認定 理論7単位+実技7単位を修得 なくても認定可能 コース修了者は免除
認定試験による認定 プレアドバイザー取得後にWeb試験を受験 必要 合格が必要

つまり、「離床アドバイザーになるには、必ずプレアドバイザーから取得する」というわけではありません。講座受講によるコース修了で認定を受ける場合は、プレアドバイザー資格がなくても資格認定を受けられると案内されています。

講座受講による認定ルート

講座受講による認定では、理論講座7単位+実技講座7単位の修得が基本です。受講履歴は理論・実技を分けて管理し、どちらか一方だけに偏らないように確認します。

プレアドバイザー認定試験に合格している場合は、アドバイザー認定に必要な単位のうち3単位が免除されます。公式案内では理論・実技を問わず充当できます。

必要なコースを修了した場合は、離床アドバイザー認定試験が免除されます。認定試験ルートと講座受講ルートを混同せず、自分がどちらで進むのかを先に決めることが重要です。

認定試験による認定ルート

2026年認定試験では、離床アドバイザーの受験資格はプレアドバイザー取得者と案内されています。試験はWeb形式で、受験料は10,000円、認定料は50,000円です。

一方、コース修了者は認定試験と認定料が免除され、認定料相当分は各講座の料金に分割して含まれると案内されています。

プレアドバイザーはいつ必要か

プレアドバイザーは、離床アドバイザー認定試験へ進む場合に必要です。一方、講座受講によるコース修了でアドバイザー認定を受ける場合は、プレアドバイザー取得が必須ではありません。

また、プレアドバイザー認定試験に合格していると、離床アドバイザー習得コースで必要となる単位のうち3単位が免除されます。そのため、プレアドバイザー取得後に講座受講ルートへ進む場合にも利用できます。

離床アドバイザーの2つの取得ルートと離床インストラクターへの進み方を整理した図版
講座受講と認定試験の2ルート、プレアドバイザーの扱い、インストラクターへ進む条件を1枚で整理しています。

離床インストラクターは筆記と実技の両方が必要

離床インストラクターは離床アドバイザーの上位資格で、筆記試験と実技試験の両方に合格して認定となります。アドバイザーを取得しただけで自動的にインストラクターへ移行するわけではありません。

離床インストラクターの要件早見
項目 確認内容
筆記試験の受験資格 離床アドバイザー取得者
アドバイザー取得から4年以上 講座3単位が必要
筆記試験 Web試験・受験料10,000円
実技試験 筆記合格者が対象・受験料10,000円
筆記合格の有効期間 3年間。その間に実技試験へ合格する
認定料 10,000円

また、離床アドバイザー習得コース修了者は、離床インストラクター筆記試験で20点が減免されると案内されています。「アドバイザー資格を取得していること」と「アドバイザー習得コースを修了していること」は分けて確認しておくと安全です。

プレアドバイザー・アドバイザー・インストラクターの違い

3つの資格は、離床に必要な知識・技術と、周囲へ働きかける役割の段階が異なります。まず自分がどこまでを目標にするのか決めると、必要な講座や試験を整理しやすくなります。

離床資格のレベルと位置づけ
区分 位置づけ 次に確認すること
プレアドバイザー アドバイザーを目指すために必要な基礎的知識を身につける段階 認定方法とアドバイザーへの進み方
アドバイザー 専門的な知識・技術をもち、周囲のスタッフへ適切に助言できる段階 講座受講と認定試験のどちらで進むか
インストラクター 卓越した知識・技術をもち、施設や地域で教育活動まで担う段階 筆記・実技試験とアドバイザー取得年

2026年度の認定試験日程

2026年度認定試験はすでに終了しています。2026年の試験情報を確認する場合は、試験日だけでなく出願締切・試験方式・合格発表までセットで確認してください。

日本離床学会 認定試験2026の日程
項目 2026年の情報
試験日時 2026年3月20日(金・祝)10:00〜11:45
出願締切 2026年3月9日(月)消印有効
試験方式 ZoomとGoogle Formを用いたWeb試験
合格発表 2026年4月24日(金)

2026年は、公式ページの出願フォームからの申請のほか、願書を郵送する方法が案内されています。フォーム申請では願書と顔写真データが必要です。

これから受験する方は、2026年の日程をそのまま使用せず、次年度の公式案内を確認してください。

日本離床学会|次年度の認定試験情報を確認する

受験料・認定料はいくらか

2026年認定試験では、資格によって受験料と認定料が異なります。特にアドバイザーは、認定試験ルートとコース修了ルートで費用の扱いが異なるため注意してください。

2026年認定試験の費用
資格・試験 受験料 認定料
プレアドバイザー 5,000円 無料
アドバイザー 10,000円 50,000円
インストラクター筆記 10,000円
インストラクター実技 10,000円 10,000円

アドバイザーのコース修了者は試験と認定料が免除されます。公式案内では、認定料相当分が各講座の料金に分割して含まれる扱いです。

また、資格を得るためには日本離床学会の会員であることが必要です。2026年の認定試験案内では、認定時に会員でない場合は年会費4,900円が別途必要とされています。

取得後は3年ごとの更新が必要

プレアドバイザー、アドバイザー、インストラクターはいずれも3年ごとの更新です。資格取得後は、認定日だけでなく更新期限と必要ポイントも一緒に記録しておくと管理しやすくなります。

2026年公式案内に示された更新条件
資格 3年間の更新ポイント 共通条件
プレアドバイザー 20点 会員資格継続
アドバイザー 50点 会員資格継続
インストラクター 100点 会員資格継続

離床インストラクター・アドバイザーの更新時には、別途事務手数料3,000円が必要と案内されています。更新条件は今後変更される可能性があるため、更新時には最新の公式情報を確認してください。

迷わない取得準備の4ステップ

取得準備は、勉強を始める前に目標資格・取得ルート・現在の単位・締切を固定すると遠回りを減らせます。

  1. 1.目標資格を決める
    プレアドバイザー、アドバイザー、インストラクターのどこまでを目指すのか決めます。
  2. 2.取得ルートを決める
    アドバイザーなら、講座受講による認定と認定試験のどちらで進むのか確認します。
  3. 3.資格・単位・取得年を確認する
    プレアドバイザーの有無、理論・実技の単位数、アドバイザー取得年を記録します。
  4. 4.締切と必要書類を先に固定する
    願書、顔写真、受講履歴、受験環境などを試験直前ではなく早めに確認します。

よくある詰まりと回避方法

離床資格で起きやすいのは、知識不足よりも取得ルートや要件の取り違えです。特に「理論7+実技7単位」「プレアドバイザー」「アドバイザー取得から4年以上」の3点は、誰に適用される条件なのかを分けて確認してください。

離床資格で迷いやすいポイントと確認方法
迷いやすい点 確認すること
7+7単位が全員必要と思う 講座受講による認定と認定試験による認定を分けて考える
プレアドバイザーが必須と思う アドバイザー認定試験では必要。コース修了による認定では必須ではない
プレ合格の3単位免除を見落とす アドバイザー習得コースの単位管理へ反映する
インストラクターを筆記だけで終える 筆記合格後、3年以内に実技試験へ合格する
アドバイザー取得年を確認しない 取得から4年以上経過している場合の講座3単位要件を確認する
試験日だけ確認する 出願締切、必要書類、受験料、認定料、会員要件まで確認する

取得ルート・要件チェックシートをダウンロードする

今回の記事内容に合わせて、配布物も更新しました。「自分はどの取得ルートで進むのか」「プレアドバイザーは必要か」「現在の理論・実技単位はいくつか」「次に何を確認するか」をA4 1枚で整理できます。

年度によって変わる試験日や締切は自分で記入できるため、2026年の確認だけでなく、次年度以降の取得計画にも使用できます。

PDFプレビューを開く

PDFが表示されない場合は、こちらから開いてください


よくある質問(FAQ)

離床アドバイザーはプレアドバイザーを先に取らないといけませんか?

取得方法によります。アドバイザー認定試験を受ける場合はプレアドバイザー取得者が対象です。一方、必要な講座を修了して認定を受ける場合は、プレアドバイザー資格がなくても認定可能と案内されています。

理論7単位・実技7単位は全員必要ですか?

講座受講によるアドバイザー認定では、理論7単位・実技7単位が基本条件です。認定試験ルートとは条件が異なるため、「アドバイザー取得者全員に7+7単位が必要」と一括りにしないことが重要です。

プレアドバイザーに合格すると何単位免除されますか?

プレアドバイザー認定試験合格者は、アドバイザー習得コースで必要となる単位のうち3単位が免除されます。公式案内では理論・実技不問とされています。

離床インストラクターは筆記試験だけで取得できますか?

いいえ。離床インストラクターは筆記試験と実技試験の両方への合格が必要です。筆記試験合格は3年間有効で、その期間内に実技試験へ合格すると認定となります。

2026年度の認定試験はまだ受けられますか?

2026年度認定試験は2026年3月20日に実施され、出願・合格発表ともに終了しています。これから受験する場合は、日本離床学会が公開する次年度の認定試験情報を確認してください。

次の一手

まずは上のチェックシートで、自分の取得ルートと現在の単位を整理してください。そのうえで、他のPT向け資格も含めて年間スケジュールを確認したい場合は、資格カレンダーから申込・試験時期を確認できます。

PT向け2026資格カレンダーを見る


参考文献・参考リンク

  1. 日本離床学会. 日本離床学会 認定試験2026年 [Internet]. [cited 2026 Aug 25]. Available from: https://www.rishou.org/shiken_2026-2
  2. 日本離床学会. 日本離床学会 認定資格 [Internet]. [cited 2026 Aug 25]. Available from: https://www.rishou.org/shiken-page
  3. 日本離床学会. 資格取得の流れ [Internet]. [cited 2026 Aug 25]. Available from: https://www.rishou.org/qualification/shikaku-nagare
  4. 日本離床学会. 離床アドバイザー習得コース修了申請書 提出前のチェック [Internet]. [cited 2026 Aug 25]. Available from: https://www.rishou.org/course_shinsei_kinyu-check
  5. 日本離床学会. 離床インストラクター・離床アドバイザー認定試験2026 [Internet]. [cited 2026 Aug 25]. Available from: https://www.rishou.org/wp-content/uploads/2025/08/2026_shiken_poster.pdf

著者情報

rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blogを2022年4月に開設。急性期・回復期・療養病棟、介護福祉施設、訪問リハビリテーションでの臨床経験をもとに、理学療法評価、臨床手順、記録用紙、医療制度などの実務情報を発信しています。

現在は療養病院に勤務し、脳卒中、褥瘡・創傷ケア、リハビリテーション栄養、呼吸リハビリテーションを中心に臨床・教育活動を行っています。

保有資格

  • 脳卒中認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター2級

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