福祉住環境コーディネーター 2 級 2026 年版|日程・教材・勉強法

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福祉住環境コーディネーターとは| 2026 年受験の全体像( 2 級・ 3 級 )

福祉住環境コーディネーターは、「生活しづらさ」×「住まいの工夫」×「制度」をつなぎ、住宅改修や福祉用具の判断を“根拠ある説明”に変えるための検定です。現場では「手すりを付けたい」「段差が危ない」など相談は多い一方で、制度・建築・用具の知識が断片化しやすいのが詰まりどころです。

この記事では、 2026 年の受験スケジュールの考え方 2 級・ 3 級の選び方合格ラインと難易度の目安最短で受かる学習手順までを “迷わない型” にまとめます。

回遊の三段(同ジャンル):資格で “できること” を増やす前に、キャリアの全体設計も 5 分で確認しておくと、学びが迷子になりません。

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2026 年の試験日程と申込み|まず “ 2 シーズン制” を押さえる

東商検定( IBT ・ CBT )は、原則として第 1 シーズン( 6 月〜 7 月 )第 2 シーズン( 10 月〜 11 月 )の年 2 回で運用されています。福祉住環境コーディネーターは、第 1 シーズン=第 56 回第 2 シーズン=第 57 回として掲示されています。

申込開始日・試験期間の確定情報は、必ず公式のスケジュールと受験案内ページで最終確認してください(年によって更新があります)。

2026 年度の実施枠(公式スケジュールの読み方)
シーズン 試験回( 2 級・ 3 級 ) 目安の試験実施 やること(推奨)
第 1 シーズン 第 56 回 6 月〜 7 月 受験方式( IBT / CBT )を決め、学習開始( 4 〜 8 週 )
第 2 シーズン 第 57 回 10 月〜 11 月 第 1 シーズン見送りなら、ここで受験(学習 6 〜 10 週 )

参考:東京商工会議所検定|スケジュール・お申込み

受験方式( IBT / CBT )の違い|自分に合うほうを選ぶ

2 級・ 3 級は、自宅等で PC を使う IBTと、会場の PC で受ける CBTが用意されています(運用は回によって変わるため、受験案内で確認)。重要なのは「方式の理解不足」で受験当日に詰まらないことです。

IBT / CBT の比較(失敗を減らす視点)
項目 IBT CBT
受験場所 自宅・職場など(要件を満たす環境) テストセンター等の会場
詰まりやすい点 カメラ・マイク・照明・ネット回線/受験環境の不備 移動・予約枠/当日の持ち物
対策の要点 事前に動作確認・部屋の条件を整える 早めに予約し、会場規約を確認する

公式: IBT 方式( 2 ・ 3 級 )受験案内

2 級と 3 級の違い|どっちから受ける?

結論:初学者は 3 級→ 2 級が安定です。業務で住宅改修・福祉用具に関わる頻度が高い人は、 2 級からでも良いですが、学習時間を確保できる前提にします。

公式の到達目標として、 3 級は基礎理解、 2 級は実務に活かす “幅広く確実な知識” と専門職連携まで含める位置づけです。

2 級 / 3 級の位置づけ(公式の到達像を要約)
観点 3 級 2 級
狙い 福祉一般と住環境の基礎を固める 制度・用具・建築を “提案” に落とす
向く人 これから学ぶ/学生/異業種 臨床・介護・福祉・建築で実務に使う
推奨ルート 3 級→ 2 級 時間が確保できるなら 2 級からも可

公式:試験要項(出題範囲・合格基準)

合格ラインと難易度|合格率は “年度差” がある

合格基準は、 2 級・ 3 級ともに 100 点満点中 70 点以上が基本です(出題範囲は公式テキスト準拠)。合格率は年度・回によって変動するため、「直近データのレンジ」で見ておくのが安全です。

直近の試験結果(全国分)|合格率の目安
年度 合格率 読み方
2025 年度 2 級 約 23 %(年度合計) 用語暗記だけだと落ちやすい。事例・制度・改修の “つなぎ” が鍵。
2025 年度 3 級 約 41 %(年度合計) 基礎を固めれば届くが、制度・安全配慮で取りこぼしが出やすい。
2024 年度 2 級 約 44 %(年度合計) 年度差があるので、学習は “型” で安定させる。
2024 年度 3 級 約 40 %(年度合計) 基礎+頻出論点の優先順位で効率化。

公式:データ(試験結果・合格率)合格基準( 70 点以上 )

勉強時間と学習計画|最短で受かるロードマップ

おすすめは、「テキスト通読 → 頻出論点の固定 → 過去問・模擬で穴埋め」の順です。最初から問題集を回すと、用語の “つながり” が作れず、 2 級で失速しやすくなります。

目安として、 3 級は 20 〜 40 時間、 2 級は 60 〜 120 時間を確保できると安定します(初学者は上限寄り)。

合格までの “ 4 週間〜 8 週間” テンプレ( 2 級・ 3 級共通)
やること 到達目標
1 週目 公式テキスト通読(全体像) 章立てと用語の地図を作る
2 週目 頻出論点の固定(制度・改修・用具) “なぜそうするか” を説明できる
3 週目 問題演習(弱点抽出) 落とす論点が見える
4 週目 弱点補強 → 模擬(時間配分) 70 点ラインを安定して超える
5 〜 8 週目(必要時) 2 周目テキスト → 演習反復 2 級の “事例・提案” で崩れない

公式テキストの選び方|改訂版の “版ズレ” に注意

出題は公式テキスト準拠で運用されます。公式ページでは、 2 級・ 3 級は改訂 7 版に該当する知識を問う旨が明記されています。中古で買う場合は、改訂版の版数がズレると制度・用語の差分で効率が落ちます。

  • まず:公式テキスト(版数を揃える)
  • 次に:問題集(時間配分の練習)
  • 最後:苦手章だけ読み直し(丸暗記に戻らない)

公式:出題範囲(公式テキスト該当)

現場の詰まりどころ| “知識はあるのに説明できない” を潰す

福祉住環境コーディネーターで詰まりやすいのは、知識そのものより「つなぎの説明」です。特に 2 級では、制度・用具・改修を “一枚の提案” に落とす場面で失点が出ます。

よくある失敗|ここを直すだけで点数が伸びる

  • 版ズレ:古いテキストで学び、制度・用語差分で失点する
  • 暗記偏重:改修・用具・制度が “つながらず” 応用で落ちる(特に 2 級 )
  • 頻出の優先順位ミス:全章を均等にやって時間が足りない
  • IBT 環境の準備不足:カメラ・照明・通信で当日に詰む
  • 時間配分の練習不足:見直し時間が消えて取りこぼす

失敗しない手順|受験〜合格までチェックリスト

ここだけ “そのまま真似する” で OK です。 2 級・ 3 級とも、学習と申込みの順番を固定するとブレません。

受験までのチェックリスト( IBT / CBT 共通)
タイミング やること 失敗回避ポイント
申込前 公式テキスト(版数)確認 → 学習開始 版ズレを最初に潰す
申込時 方式( IBT / CBT )を決めて申込 二重申込などの禁止事項に注意
1 週間前 演習で弱点のみ補強 → 模擬で時間配分 “全部やり直し” に戻らない
前日 IBT は動作確認・部屋・照明/ CBT は持ち物確認 当日トラブルの多くは前日で防げる
当日 落ち着いて開始 → 見直し時間を確保 時間配分を守る

IBT の注意点は公式の受験案内を必ず確認: IBT 方式( 2 ・ 3 級 )

よくある質問( FAQ )

各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。

3 級から受けるべきですか?

初学者は 3 級→ 2 級が最も安定します。 2 級は制度・用具・改修を “提案” にまとめる力が要るため、基礎の地図がないと学習効率が落ちやすいです。

2 級の難易度が不安です。どこから対策すればいい?

最優先は頻出論点の固定です。制度(介護保険や改修の考え方)・福祉用具・住環境整備の “つながり” を説明できるようにし、次に演習で弱点だけ潰します。

IBT が不安です。最低限の準備は?

動作確認、照明、カメラ・マイク、ネット回線、受験環境(個室等)の 5 点を前日までに固定してください。受験案内の要件を満たさないと受験できない場合があります。

合格ラインは何点ですか?

公式の試験要項では、 2 級・ 3 級ともに 100 点満点中 70 点以上が合格基準です。

次の一手| “学ぶ” を “使える” に変える

教育体制・人員・記録文化など“環境要因”を一度見える化すると、次の打ち手が決めやすくなります。

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参考文献

著者情報

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rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。

  • 脳卒中 認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3 学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター 2 級
  • 福祉住環境コーディネーター 3 級
  • 福祉住環境コーディネーター 1 級

専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下

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