福祉住環境コーディネーター2級|模擬問題12問と誤答ノートPDF

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福祉住環境コーディネーター2級は模擬問題と誤答分析をセットで回す

福祉住環境コーディネーター2級の対策では、問題を解くだけでなく、間違えた原因を分類して解き直すことが重要です。まずは、このページのオリジナル4択問題12問を20分程度で解き、正解数と迷った問題を確認してください。

その後、「知識不足・読み違い・比較ミス・時間配分」の4種類に分け、誤答ノートPDFへ記録します。この記事では、模擬問題、解説、誤答ノート、10日間の復習ループ、90分試験の時間配分例までを一つの流れで確認できます。

このミニ模試の位置づけ

  • 東京商工会議所の公式問題を転載したものではありません。
  • 公式の試験問題例を参考にした、当サイト独自の4択問題です。
  • 12問の正解数は、本試験の合否を予測するものではありません。

ミニ模試12問の使い方と採点方法

最初は解説を開かず、12問を続けて解きます。学習上の目安時間は20分です。分からない問題もすぐに答えを見ず、選択肢を一つ選び、迷った問題には印を付けてください。

  1. 20分を設定する:途中で公式テキストや解説を見ずに解きます。
  2. 1問1点で採点する:正解数と、迷った問題の番号を記録します。
  3. 解説を確認する:正解した問題も、判断理由を説明できるか確認します。
  4. 誤答原因を分類する:知識不足・読み違い・比較ミス・時間配分に分けます。
  5. 解き直す:公式テキストで確認したあと、同じ問題をもう一度解きます。
12問の正解数から決める次の学習
正解数 学習上の目安 次に行うこと
10〜12問 基本的な判断はできている 迷った選択肢の理由を説明する
7〜9問 一部の領域に知識の抜けがある 間違えた領域を公式テキストで確認する
0〜6問 基礎知識と設問条件の整理が必要 解説を読み、関連章へ戻ってから再挑戦する

この区分は、復習範囲を決めるための当サイト独自の目安です。本試験の合格基準や合格可能性を示すものではありません。

福祉住環境コーディネーター2級|ミニ模擬問題12問

各問題には、最も適切な選択肢が一つあります。正解だけでなく、ほかの選択肢がなぜ優先されないのかまで確認してください。

Q1.住宅改修を検討するときの最初の評価

退院後に自宅のトイレを使用する予定の人について、家族から「先に手すりを付けたい」と相談されました。最初に行う対応として最も適切なのはどれですか。

  • ア:カタログから最も長い手すりを選ぶ
  • イ:本人の移動、立ち座り、方向転換、介助方法を確認する
  • ウ:工事費が最も安い位置へ設置する
  • エ:本人の動作を見ず、便器の横へ一律に設置する
正解と解説を確認する

正解:イ

手すりの形状や位置を決める前に、本人がどのようにトイレへ近づき、方向転換し、立ち座りを行うかを確認します。介助者がどの位置から支援するかも、設置位置を左右します。

迷いやすい点:設備から先に決めるのではなく、生活目標と実際の動作から必要な支援を整理します。

Q2.福祉住環境整備の進め方

福祉住環境整備の進め方として、最も不適切なものはどれですか。

  • ア:本人と家族の希望を確認する
  • イ:身体状況と生活環境を合わせて評価する
  • ウ:図面だけで判断し、本人の動作確認を省略する
  • エ:整備後に使用状況を確認する
正解と解説を確認する

正解:ウ

同じ間取りでも、本人の身体機能、動作方法、使用する福祉用具、介助者の位置によって必要な整備は異なります。図面だけで決めず、可能な範囲で実際の動作と生活場面を確認します。

迷いやすい点:整備は工事の完了が終点ではありません。導入後の使いやすさや新たな危険がないかも確認します。

Q3.玄関段差の評価

玄関の上がり框で転倒への不安がある人を評価します。最も適切な確認方法はどれですか。

  • ア:段差の高さだけを測定する
  • イ:扉の開閉、靴の着脱、支持物、段差昇降を一連の動作として確認する
  • ウ:本人を確認せず、踏み台を設置する
  • エ:玄関の壁紙の色だけを確認する
正解と解説を確認する

正解:イ

玄関では、扉を開ける、移動する、靴を脱ぎ履きする、段差を越えるという複数の動作が連続します。段差の高さだけでなく、足を置く場所、手を支持する場所、介助者の位置まで確認します。

迷いやすい点:踏み台を追加すると、動線が狭くなったり、新しいつまずき要因になったりする場合があります。

Q4.夜間のトイレ動線

夜間に寝室からトイレへ移動するとき、ふらつきとつまずきがみられます。最初の対応として最も適切なのはどれですか。

  • ア:夜間の照明、床上の障害物、履物、移動経路を確認する
  • イ:足元が暗くなるよう照明を減らす
  • ウ:動線上へ厚いマットを追加する
  • エ:昼間の歩行だけを確認して判断する
正解と解説を確認する

正解:ア

夜間は、覚醒状態、視認性、履物、床上の物品、ベッドからの起き上がりなど、昼間とは異なる条件が重なります。まず実際の時間帯と動線に近い条件で危険要因を確認します。

迷いやすい点:マットは床面の目印になる場合がある一方、厚さやめくれによってつまずき要因にもなります。

Q5.便座からの立ち上がり

便座からの立ち上がりに時間がかかる人への環境調整として、最も適切なのはどれですか。

  • ア:便座をできるだけ低くする
  • イ:身体寸法と動作を確認し、便座の高さと支持物を組み合わせる
  • ウ:手を支持できる場所をすべて取り除く
  • エ:利用者に関係なく同じ高さへ統一する
正解と解説を確認する

正解:イ

立ち上がりには、足を置く位置、便座の高さ、上肢で支持できる場所、体幹の前方移動などが関係します。本人の身体寸法と動作を確認し、高さと支持方法を組み合わせます。

迷いやすい点:便座を高くしすぎると、座位の安定や排泄動作に影響する場合があります。一律の高さではなく、本人に合わせて検討します。

Q6.浴室手すりの検討

浴室へ手すりを設置するときの考え方として、最も適切なのはどれですか。

  • ア:動作を確認する前に設置位置を決める
  • イ:出入り、浴槽のまたぎ、立ち座りなど、支えたい動作を明確にする
  • ウ:どの利用者にも同じ位置へ設置する
  • エ:介助者の立つ場所は考慮しない
正解と解説を確認する

正解:イ

浴室では、扉の出入り、洗い場での移動、浴槽のまたぎ、浴槽内外の立ち座りなど、複数の動作があります。どの動作を支える手すりなのかを決めたうえで、握る位置と方向を検討します。

迷いやすい点:本人が握りやすくても、介助者の立ち位置や移動を妨げる場合があります。本人と介助者の両方を確認します。

Q7.狭い廊下と歩行器

廊下が狭い住宅で歩行器の使用を検討しています。最も適切な対応はどれですか。

  • ア:安定性が高そうな最も大きい製品を選ぶ
  • イ:廊下幅、曲がり角、家具配置、歩行器の寸法を確認して試用する
  • ウ:住宅内では使用せず、屋外用として一律に扱う
  • エ:本人が試す前に購入する
正解と解説を確認する

正解:イ

歩行器は、本人の身体機能だけでなく、住宅内の幅、方向転換、扉、家具との位置関係に合う必要があります。実際に使用する環境で、通過や方向転換ができるか確認します。

迷いやすい点:機器単体の安定性が高くても、環境に合わなければ接触や無理な方向転換につながります。

Q8.認知機能が低下した人の環境調整

物の場所が分からなくなりやすい人への環境調整として、最も適切なのはどれですか。

  • ア:収納場所を頻繁に変更する
  • イ:必要な物を複数の場所へ分散する
  • ウ:物の定位置を決め、表示や見つけやすさを整える
  • エ:表示を減らし、すべて見えない収納へ入れる
正解と解説を確認する

正解:ウ

使用する物の場所を固定し、分かりやすい表示や見通しを整えることで、探す負担を減らせる場合があります。本人がこれまで行ってきた生活習慣も確認します。

迷いやすい点:情報を増やしすぎると混乱することがあります。必要な情報を絞り、表現を統一します。

Q9.車いすで使用する出入口

車いすで居室の出入口を使用できるか確認します。評価として最も適切なのはどれですか。

  • ア:出入口の幅だけを測る
  • イ:接近、扉の開閉、通過、方向転換、介助者の空間まで確認する
  • ウ:車いすの種類や寸法は確認しない
  • エ:本人が使う前に改修内容を確定する
正解と解説を確認する

正解:イ

出入口を通過するには、開口部へ接近し、扉を操作し、通過後に方向を変える空間が必要です。介助が必要な場合は、介助者が立つ場所も確認します。

迷いやすい点:開口幅が確保されていても、手前の家具や扉の開き方によって通過しにくい場合があります。

Q10.福祉用具の選定

福祉用具を選定するときの対応として、最も適切なのはどれですか。

  • ア:疾患名だけで製品を決める
  • イ:価格が高い製品を優先する
  • ウ:身体状況、使用動作、生活環境を確認し、試用後も見直す
  • エ:一度導入したら身体状況が変化しても再評価しない
正解と解説を確認する

正解:ウ

福祉用具は、疾患名だけでなく、身体機能、生活場面、住宅環境、本人と介助者の操作方法に合わせて選びます。可能な場合は試用し、導入後も適合状況を確認します。

迷いやすい点:身体状況や生活方法が変化すると、以前は合っていた福祉用具が使いにくくなる場合があります。

Q11.IBT受験前の準備

IBT方式で受験する予定です。前日までの準備として、最も適切なのはどれですか。

  • ア:機器や通信環境は試験開始後に初めて確認する
  • イ:公式案内に従って機器・通信環境を確認し、本人確認書類と机周りを整える
  • ウ:机の上へテキストや資料を並べる
  • エ:受験中にほかの人が自由に出入りできる部屋を選ぶ
正解と解説を確認する

正解:イ

IBT方式では、自分で使用機器、インターネット環境、カメラなどを準備します。公式案内を確認し、本人確認や受験環境の準備を前日までに済ませます。

迷いやすい点:受験環境の条件は変更される可能性があります。必ず受験する回の公式案内と規約を確認してください。

Q12.同じ問題を繰り返し間違えるときの復習

問題集を読んでいるものの、同じ種類の問題を繰り返し間違えています。最も適切な復習方法はどれですか。

  • ア:新しい教材を次々に追加する
  • イ:正解番号だけを暗記する
  • ウ:誤答原因を分類し、根拠を確認してから解き直す
  • エ:間違えた問題は見直さず、未実施の問題だけを解く
正解と解説を確認する

正解:ウ

同じ失点を減らすには、知識不足、読み違い、比較ミス、時間配分など、間違えた原因を特定します。必要な部分だけ公式テキストへ戻り、もう一度同じ問題を解きます。

迷いやすい点:教材を増やしても、間違えた原因が残っていると同じ失点を繰り返します。問題数より復習の深さを優先します。

誤答ノートPDFで間違えた原因を4種類に分ける

採点が終わったら、間違えた問題と迷った問題を誤答ノートへ記録します。長い解説を書き写す必要はありません。問題番号、選んだ答え、正解、誤答原因、次に確認する場所を1問1行で残します。

誤答原因の分け方と次の一手
誤答原因 よくある状態 次に行うこと
知識不足 用語や制度、考え方が分からなかった 公式テキストの該当章へ戻る
読み違い 「最も適切」「不適切」などの条件を見落とした 問われている条件へ印を付ける
比較ミス 似た選択肢を絞り切れなかった 選ばなかった理由を一つずつ整理する
時間配分 一問に時間を使いすぎた 保留する基準と見直す順番を決める

誤答ノートPDFを開く

誤答ノートの中身をプレビューする

PDFを表示できない場合は、こちらから開いてください


10日間の得点化ループで解き直す

誤答ノートを作っただけでは、得点にはつながりません。間違えた原因を確認し、公式テキストへ戻り、同じ問題を解き直すところまでを一つの学習単位にします。

福祉住環境コーディネーター2級の得点化ループ|解く、誤答を分類する、公式テキストへ戻る、解き直す
ミニ模試を10日間で解き直す流れ
期間 行うこと 確認するポイント
1日目 12問を20分で解く 正解数と迷った問題を記録する
2〜3日目 誤答原因を分類する 知識不足と設問の読み違いを分ける
4〜6日目 弱点領域を復習する 公式テキストで根拠を確認する
7日目 12問を再度解く 正解だけでなく理由を説明する
8〜10日目 迷った問題だけ再確認する 選ばなかった選択肢の理由も整理する

2026年の試験情報と90分の時間配分例

福祉住環境コーディネーター検定2級・3級は、IBT方式またはCBT方式で実施され、試験形式は多肢選択式・90分です。2026年第56回の試験期間は終了しており、次回は第57回です。

福祉住環境コーディネーター2・3級|2026年の試験日程
試験回 申込期間 試験期間 状況
第56回 6月5日〜6月16日 7月9日〜7月30日 終了
第57回 10月9日〜10月20日 11月12日〜12月3日 次回試験

2025年度の2級合格率は23.0%でした。ただし、年度や試験回によって合格率は変化します。合格率だけで難易度を判断せず、公式テキストの理解と選択問題での判断練習を組み合わせてください。

本試験90分の時間配分例

次の時間配分は公式基準ではなく、当サイトが提案する一例です。演習時に試し、自分の解答速度に合わせて調整してください。

90分試験の時間配分例
時間 行うこと 判断ルール
0〜55分 1周目を解く 確実に答えられる問題を先に進める
55〜80分 保留問題を解き直す 条件と選択肢の違いを比較する
80〜90分 未回答と選択ミスを確認する 設問の「適切・不適切」を再確認する

一問に時間を使いすぎると、後半の確認時間がなくなります。迷った問題は一度保留し、確実に解ける問題を先に進める練習をしておきます。

IBT・CBTの直前チェック

IBTとCBTでは、試験内容の学習だけでなく、受験場所と機器の準備も必要です。特にIBT方式では、自分で機器と通信環境を用意するため、試験当日ではなく事前に確認してください。

IBT・CBTの受験前に確認すること
方式 確認すること 前日までの対応
IBT パソコン、通信環境、カメラ、ブラウザ 公式案内に沿って使用環境を確認する
IBT 本人確認書類、机上、室内環境 不要な資料や物品を片付ける
CBT 会場、受付時間、本人確認書類 経路と到着時刻を確認する
共通 申込内容と試験日時 マイページと最新の受験案内を確認する

注意:受験環境、本人確認、持ち物などの条件は変更される可能性があります。必ず受験する回の公式案内と試験規約を確認してください。

よくある質問(FAQ)

各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップすると閉じます。

この模擬問題12問だけで合格対策はできますか?

12問は、判断方法と誤答分析を練習するためのミニ模試です。合格に必要な範囲を網羅するものではないため、公式テキストで知識を確認し、公式練習問題なども組み合わせてください。

正解した問題も誤答ノートへ書く必要がありますか?

根拠を説明できた問題は、原則として記録しなくても構いません。正解していても迷った問題や、消去法だけで選んだ問題は、次回間違える可能性があるため記録します。

IBTとCBTはどちらを選べばよいですか?

自宅で必要な機器と静かな受験環境を準備できる場合はIBT、機器や通信環境に不安がある場合はCBTを検討します。申込前に、それぞれの公式案内と利用できる会場を確認してください。

直前期は新しい問題集を増やしたほうがよいですか?

新しい教材を増やす前に、すでに間違えた問題を解き直します。特に、読み違い、比較ミス、時間配分の失敗は、誤答原因を確認して同じ形式で練習することが重要です。

次の一手

12問を解き終えたら、試験全体の学習計画へ戻るか、公式で確認できる問題の種類を整理します。


参考文献

  1. 東京商工会議所. 福祉住環境コーディネーター検定試験 試験要項 [Internet]. [cited 2026 Aug 1]. Available from: https://kentei.tokyo-cci.or.jp/fukushi/exam-info/
  2. 東京商工会議所. 福祉住環境コーディネーター検定試験 受験者データ [Internet]. [cited 2026 Aug 1]. Available from: https://kentei.tokyo-cci.or.jp/fukushi/about/data.html
  3. 東京商工会議所. 福祉住環境コーディネーター検定試験 公式テキスト・学習サポート [Internet]. [cited 2026 Aug 1]. Available from: https://kentei.tokyo-cci.or.jp/fukushi/support/
  4. 東京商工会議所. 問題にチャレンジ!2級試験問題例 [Internet]. [cited 2026 Aug 1]. Available from: https://kentei.tokyo-cci.or.jp/fukushi/support/challenge/example_02.html
  5. 東京商工会議所. 自宅受験での環境準備について教えてください [Internet]. 2023 Apr 5 [cited 2026 Aug 1]. Available from: https://kentei.tokyo-cci.or.jp/faq/faq272.html

著者情報

rehabilikun(理学療法士)
rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blogを2022年4月に開設。急性期・回復期・療養病棟、介護福祉施設、訪問リハビリテーションでの臨床経験をもとに、理学療法評価、臨床手順、記録用紙、医療制度などの実務情報を発信しています。

現在は療養病院に勤務し、脳卒中、褥瘡・創傷ケア、リハビリテーション栄養、呼吸リハビリテーションを中心に臨床・教育活動を行っています。

保有資格

  • 脳卒中認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター2級

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