心不全再入院予防継続管理料とは?点数・算定要件・施設基準

制度・実務
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心不全再入院予防継続管理料とは?点数・算定要件を先に確認

心不全再入院予防継続管理料は、急性心不全で入院した患者に早期から多職種で介入し、退院後も地域で必要な治療を継続する流れを評価する令和8年度新設の管理料です。管理料1は入院中1回1,000点、管理料2・3は外来で月1回、初回算定日から1年を限度として算定します。

ただし、管理料1・2・3では対象患者、前段階の算定、指導時間、施設基準が異なります。特に管理料2の「管理料1から6月以内」「個別に合計30分以上」と、退院月の同月算定は間違えやすいため注意が必要です。本記事では、点数、算定要件、施設基準、記録、疑義解釈を院内で確認しやすい順に整理します。

先に結論:管理料1は入院中の立ち上げ、管理料2は届出医療機関での外来指導、管理料3は地域医療機関での継続管理を評価します。
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関連:心不全の退院前指導
心不全リハ評価の最小セット

最終更新:2026年7月12日(令和8年度診療報酬改定資料、留意事項通知、2026年6月26日までの疑義解釈資料を確認)

結論|管理料1・2・3の点数と違い

心不全再入院予防継続管理料1は、急性心不全を主病として入院した患者に対する入院中の多職種管理を評価します。管理料2は管理料1を算定した患者に対する専門的な外来指導、管理料3は管理料1または2から地域医療機関へつないだ後の継続治療を評価する位置づけです。

心不全再入院予防継続管理料1・2・3の早見表
区分 点数 算定場面 前段階の条件 主な実施内容
管理料1 1,000点 入院中1回 なし 心機能・原疾患・リスク評価、多職種による治療・指導の立ち上げ
管理料2 6回目まで700点
7回目以降225点
外来・月1回
初回算定日から1年限度
初回算定日の6月以内に管理料1を算定 治療効果の評価と、療養・食事・運動指導のうち1つ以上を個別に合計30分以上実施
管理料3 6回目まで400点
7回目以降225点
外来・月1回
初回算定日から1年限度
初回算定日の6月以内に管理料1または2を算定 治療効果を評価し、地域で必要な治療を継続
心不全再入院予防継続管理料1・2・3の点数と算定場面の違い
管理料1は入院中、管理料2は専門外来、管理料3は地域外来での継続管理を評価します。

覚え方:管理料1で入院中に再入院予防を立ち上げ、管理料2で専門的な外来指導を行い、管理料3で地域における継続管理へつなぎます。

管理料1の算定要件|入院中に3つの条件を確認する

管理料1は、単に急性心不全の患者へリハビリを行っただけでは算定できません。心不全に関する評価・治療、対象となるリハビリ関連算定、栄養または薬剤関連算定の3つを、当該入院中にそろえる必要があります。

心不全再入院予防継続管理料1の主な算定要件
確認項目 要件 院内で確認する記録
対象患者 急性心不全を主病として、届出病棟に入院している 主病名、入院理由、病態
評価・治療 ガイドラインに基づき、心機能評価、原疾患の精査、リスク評価、必要な治療を実施している 検査結果、心不全病型、原疾患、治療方針、再入院リスク
リハビリ関連 当該入院中に、対象となる早期離床・リハビリテーション加算または心大血管疾患リハビリテーション料を算定している 算定日、介入内容、負荷量、リスク管理
栄養・薬剤関連 当該入院中に、入院栄養食事指導料または薬剤管理指導料のいずれか1つを算定している 算定日、担当者、指導内容、理解確認

なお、慢性心不全の急性増悪を含む急性心不全が対象となりますが、検査の実施を主な目的とする入院では、管理料1は算定できないことが疑義解釈で示されています。

管理料1・2の施設基準|病棟・チーム・配置・研修を確認する

管理料1と2は、患者側の算定要件だけでなく、病棟、心不全再入院予防チーム、薬剤師・理学療法士の配置、心大血管疾患リハビリテーション料の届出、研修会の実施といった施設側の体制が必要です。

管理料1・2に関する主な施設基準
項目 主な内容 実務で確認するもの
届出病棟 一般病棟入院基本料、対象となる7対1・10対1入院基本料等に係る届出 病棟区分、施設基準届出状況
心不全再入院予防チーム 心不全指導の経験を有する常勤の医師、看護師または保健師、管理栄養士を配置 職種、常勤区分、経験年数、担当表
経験年数 医師は5年以上、看護師・保健師・管理栄養士は3年以上の心不全指導経験 勤務歴、業務経験、院内証明
薬剤師・理学療法士 常勤の薬剤師と理学療法士を配置する 配置表、勤務形態
心大血管疾患リハ 心大血管疾患リハビリテーション料の届出 届出区分、担当職種、設備
院内研修 院内職員を対象とした研修会を年1回以上実施 開催日、内容、参加者、資料
地域向け研修 管理料3を算定する地域医療機関等を対象とした研修会を年1回以上実施 開催案内、参加施設、議事録

疑義解釈では、薬剤師や理学療法士が心不全再入院予防チームに所属することも可能とされています。所属する場合は、心不全の予防指導に関する適切な研修を修了していることが望ましいとされています。

また、地域に管理料3を算定する医療機関がない場合でも、地域向け研修会の開催は必要です。所在する二次医療圏の医療機関へ参加や連携を呼びかける運用が求められます。

心大血管疾患リハビリテーション料そのものの届出要件は、心大血管疾患リハビリテーション料の施設基準で整理しています。

管理料2の算定要件|6月以内・30分以上・個別指導がポイント

管理料2は、管理料1を算定した患者に対して、退院後の外来で専門的な再入院予防管理を継続する評価です。管理料1から自動的に算定できるわけではなく、期間、対象、評価、指導時間を確認します。

心不全再入院予防継続管理料2の算定チェック
確認項目 要件 注意点
入院・外来 入院中の患者以外である 外来で算定する
主病 心不全を主病とする 併存疾患ではなく主病を確認する
前段階 初回算定日の6月以内に管理料1を算定している 管理料1の算定日ではなく、管理料2の初回算定日から遡って確認する
治療効果の評価 ガイドラインに基づき、心不全再入院予防チームが治療効果を評価する 症状、体重、検査値、服薬、活動状況などを記録する
指導内容 療養指導、食事指導、運動指導のうち1つ以上を実施する 患者に必要な指導を選ぶ
指導時間 個別に合計30分以上実施する 複数職種の指導時間を合計する場合も、実施内容と時間を追えるようにする
算定頻度 初回算定日から1年を限度として月1回 医療機関変更時も回数管理が必要

間違えやすい点:管理料2は、療養・食事・運動指導をすべて行う必要はありません。患者に必要な指導を1つ以上、個別に合計30分以上実施します。

管理料3の算定要件|地域で必要な治療を継続する

管理料3は、管理料1または2を算定した患者を地域医療機関で継続管理する場合の評価です。管理料2のような個別指導30分以上の規定ではなく、ガイドラインに基づく治療効果の評価と、必要な治療の継続が中心になります。

心不全再入院予防継続管理料3の算定チェック
確認項目 要件 実務上の確認
入院・外来 入院中の患者以外である 地域の外来医療機関で管理する
主病 心不全を主病とする 紹介状、診療情報、主病名を確認する
前段階 初回算定日の6月以内に管理料1または2を算定している 紹介元から算定日を共有する
評価・治療 ガイドラインに基づいて治療効果を評価し、必要な治療を継続する 増悪徴候、服薬、体液管理、受診状況を追う
算定頻度 初回算定日から1年を限度として月1回 管理料2・3を含め患者単位で回数を管理する

管理料3の施設基準|地域連携と研修参加が中心

管理料3では、心不全再入院予防チームの設置、栄養食事指導が可能な体制、管理料1または2の届出医療機関が主催する研修会への参加が主な施設要件になります。

管理料3に関する主な施設基準
項目 主な内容 確認資料
心不全再入院予防チーム 心不全指導経験を有する医師、看護師または保健師を配置し、うち1名以上は常勤 担当表、経験年数、常勤区分
栄養指導体制 栄養食事指導を行える体制を整備 管理栄養士との連携方法、指導予約枠
地域研修 管理料1または2の届出医療機関が主催する研修会へ参加 参加証、開催資料、参加記録

同月・同日算定|退院月と管理料2の重複に注意する

心不全再入院予防継続管理料では、同月または同日の算定制限があります。特に退院月は、病棟で管理料1を算定し、同じ医療機関の外来で管理料2を開始しようとして混乱しやすいため、退院日、初回外来日、算定医療機関の関係を確認します。

心不全再入院予防継続管理料の同月・同日算定
組み合わせ・場面 取扱い 確認ポイント
管理料1と管理料2を同じ月に同一医療機関で算定 不可 管理料1を算定した入院医療機関の外来では、同じ月に管理料2を算定できない
管理料1と管理料2を特別の関係にある医療機関で同月算定 不可 法人や開設者等の関係も含めて確認する
管理料1と管理料2を特別の関係にない別医療機関で同月算定 算定可 疑義解釈で可能とされている
管理料1と管理料3を別医療機関で同月算定 算定可 管理料3の要件と施設基準を満たす必要がある
特定疾患療養管理料 同月算定不可 心不全を主病として算定する場合に限る
地域包括診療料 原則として同月算定不可 慢性心不全以外の慢性疾患等も有する患者に算定する場合は例外
管理料2と外来栄養食事指導料 同日算定不可 管理料2の療養指導等に含まれる
管理料2と集団栄養食事指導料 同日算定不可 同日の重複を会計で確認する
管理料2と在宅療養指導料 同日算定不可 管理料2の指導に含まれる
管理料2と心大血管疾患リハビリテーション料 同日算定不可 管理料2を算定する日の運動指導は管理料2に含まれる

同月算定の可否は「同じ月か」だけでなく、同一医療機関か、特別の関係にある医療機関か、まったく別の医療機関かによって異なります。退院後の紹介先を決める段階で、算定開始月も共有しておくと安全です。

疑義解釈|再入院・医療機関変更・回数通算の考え方

制度開始後の疑義解釈では、退院月の別医療機関での算定、再入院した場合、医療機関を変更した場合の算定回数など、実務で迷いやすい取扱いが示されています。

疑義解釈で示された主な取扱い
場面 取扱い 院内で必要な対応
管理料2・3の継続中に再入院 要件を満たせば管理料1を再度算定可能 再入院理由、主病、入院中の関連算定を再確認する
再入院後の初回算定日 従来の初回算定日が1年以内なら変更しない 最初の管理料2・3算定日を引き継ぐ
従来の初回算定日から1年超で再入院 再退院後に初めて算定した日を新たな初回算定日とする 算定期間を新たに管理する
医療機関を変更 6回目まで・7回目以降の回数は患者単位で通算する 紹介状に算定回数と初回算定日を記載する
複数医療機関が同月に管理料2を算定 不可 主に心不全管理を担う医療機関を明確にする
複数医療機関が同月に管理料3を算定 不可 管理主体を一施設に整理する
検査を主目的とする入院 管理料1は算定不可 入院目的と主病を確認する

紹介時の重要項目:初回算定日、管理料1・2・3の算定日、累計算定回数、直近の評価結果、再入院リスク、継続すべき治療を共有します。

院内運用フロー|対象抽出から地域連携まで役割を固定する

現場で運用が止まる主因は、制度を知らないことよりも、誰が対象を抽出し、誰が要件を確認し、どこへ記録するかが決まっていないことです。入院中、退院前、退院後の各段階で担当と確認項目を固定します。

心不全再入院予防継続管理料の院内運用フロー
段階 主担当 行うこと 確認記録
1.入院時抽出 医師・病棟看護師・医事 急性心不全を主病とする対象患者を抽出 主病、入院目的、入院病棟
2.要件確認 心不全再入院予防チーム 評価・治療、リハ、栄養または薬剤の算定予定を確認 要件チェック表、担当割当
3.リスク評価 医師・看護師・リハ・薬剤師・管理栄養士 再入院リスクとセルフケア上の課題を評価 評価結果、課題、介入目標
4.指導実施 各担当職種 療養、服薬、食事、運動、増悪時対応を指導 実施日、内容、時間、理解確認
5.退院前確認 チーム・地域連携部門 外来または地域の管理医療機関、初回受診日を決定 紹介先、算定情報、引継ぎ内容
6.退院後管理 管理料2・3の担当医療機関 治療効果、症状、体重、服薬、生活状況を再評価 初回算定日、累計回数、介入変更
心不全再入院予防継続管理料1・2・3の院内運用フロー
対象抽出から退院後フォローまで、担当者と記録先を固定すると運用が止まりにくくなります。

記録の要件|評価結果・指導計画・実施内容を残す

心不全再入院予防チームは、心不全のリスク要因を評価し、その結果に基づいて指導計画を作成します。さらに、評価結果、指導計画、実施した指導内容を、診療録、療養指導記録または栄養指導記録へ添付または記載する必要があります。

記録では「心不全について説明した」だけで終わらせず、なぜ再入院リスクが高いのか、何を優先して指導したのか、本人や家族がどこまで理解できたのかを追えるようにします。

心不全再入院予防継続管理料の最小記録項目
記録欄 記載内容 記載例
対象根拠 主病、入院目的、算定区分 急性心不全を主病として入院。管理料1対象
リスク評価 再入院に関係する医学的・生活上のリスク 体液管理不安、服薬理解不足、活動耐容能低下
指導計画 優先課題、担当職種、指導内容 毎日の体重測定、塩分調整、歩行継続、増悪時受診を重点化
実施内容 実際に行った療養・食事・運動・服薬指導 体重測定方法、息切れ時の対応、歩行量の目安を説明
時間 管理料2では個別指導の実施時間 看護15分、管理栄養士10分、理学療法士10分、合計35分
理解確認 本人・家族の復唱、実演、記録可否 毎朝の体重測定と受診目安を本人が復唱可能
退院後導線 管理医療機関、受診日、引継ぎ事項 退院翌月に循環器外来受診。管理料2を検討
算定管理 初回算定日、算定区分、累計回数 管理料2初回:2026年7月10日、累計1回

理学療法士の役割|運動指導だけで終わらせない

理学療法士は、心大血管疾患リハビリテーション料の算定や運動指導だけでなく、再入院リスクの評価、活動耐容能の把握、セルフモニタリング教育、退院後の活動量設定に関わります。

一方で、管理料の算定可否は理学療法士の記録だけで決まりません。医師による診断・治療、看護師等による療養指導、管理栄養士による食事指導、薬剤師による服薬支援、医事部門による算定確認を一つの流れとして管理します。

理学療法士が確認したい心不全再入院予防の評価項目
領域 確認例 指導への反映
循環動態 血圧、脈拍、SpO2、症状、体重変化 運動強度と中止基準を設定する
活動耐容能 歩行距離、息切れ、疲労、ADL 退院後の安全な活動量を具体化する
セルフモニタリング 体重測定、症状確認、記録能力 本人が継続できる方法へ調整する
認知・生活環境 理解力、家族支援、測定機器、通院手段 家族指導や地域支援の必要性を判断する
再増悪時対応 受診目安や連絡先を説明できるか 息切れ、浮腫、急な体重増加時の行動を共有する

心不全リハで確認する評価項目は、心不全リハ評価の最小セットで詳しく整理しています。

A4記録シート|対象抽出から再評価までを1枚で確認

対象患者の抽出、管理料1の成立条件、指導計画、退院後の引継ぎまでを院内で統一したい場合は、A4記録シートを活用できます。

病棟カンファレンス、退院前指導の事前整理、担当者間の申し送りで使いやすいように、確認欄と記載例を1枚にまとめています。院内の診療録様式や算定ルールに合わせて確認してから使用してください。

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現場の詰まりどころ|対象・時間・回数・連携先を固定する

心不全再入院予防継続管理料では、制度要件を理解していても、対象患者の抽出漏れ、管理料2の時間不足、初回算定日や累計回数の引継ぎ不足によって算定が止まりやすくなります。

心不全再入院予防継続管理料で起きやすい失敗と対策
失敗 原因 対策
対象患者を見逃す 急性心不全の抽出担当が決まっていない 入院翌日までに病棟または医事が一覧化する
管理料1の関連算定が不足する リハ、栄養、薬剤の実施予定を共有していない 入院早期に要件チェックを行う
管理料2の30分を確認できない 職種ごとの実施時間が記録されていない 実施者、内容、開始・終了または所要時間を記録する
退院月に管理料2を誤算定する 病棟と外来で管理料1の算定月を共有していない 退院時に管理料1の算定日を外来へ伝える
医療機関変更後に回数がリセットされる 累計回数を紹介先へ伝えていない 紹介状に初回算定日と累計回数を記載する
指導内容が職種ごとに重複する 共通の指導計画がない 指導項目、担当、到達目標をチームで共有する
退院後フォローが途切れる 管理料2・3の担当医療機関が不明確 退院前に管理主体と初回受診日を確定する

5分確認フロー|管理料1の算定候補を見落とさない

  1. 急性心不全が主病か:検査目的入院ではなく、急性心不全の治療を目的とする入院か確認する。
  2. 届出病棟か:管理料1の施設基準を届け出た対象病棟か確認する。
  3. 評価・治療を行っているか:心機能、原疾患、リスク評価、必要な治療を確認する。
  4. リハ関連算定があるか:対象となる早期離床・リハ加算または心大血管疾患リハ料を確認する。
  5. 栄養または薬剤関連算定があるか:入院栄養食事指導料または薬剤管理指導料を確認する。

5項目をすべて満たす見込みがある患者を早期にチームへ共有し、評価結果、指導計画、実施内容の記録へつなげます。

制度を理解していても、教育時間や相談できる人員が不足していると運用は安定しません。評価・記録・多職種連携を学べる環境を整理したい場合は、職場環境の確認ポイントも参考にしてください。

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よくある質問

各質問をタップすると回答が開きます。

Q1.心不全再入院予防継続管理料1は何点ですか?

管理料1は1,000点で、要件を満たした場合に入院中1回に限り算定します。急性心不全を主病とすることに加え、評価・治療、対象となるリハビリ関連算定、入院栄養食事指導料または薬剤管理指導料の確認が必要です。

Q2.管理料2は何分の指導が必要ですか?

療養指導、食事指導、運動指導のうち必要なものを1つ以上選び、患者に対して個別に合計30分以上実施します。実施職種、指導内容、所要時間を確認できる記録にしておくことが重要です。

Q3.管理料2は管理料1を算定してから6月以内ですか?

正確には、管理料2の初回算定日の6月以内に管理料1を算定していたことが要件です。管理料3は、初回算定日の6月以内に管理料1または2を算定していた患者が対象になります。

Q4.管理料1と管理料2を同じ月に算定できますか?

管理料1を算定した入院医療機関と同一の医療機関、または特別の関係にある医療機関の外来では、同じ月に管理料2を算定できません。一方、特別の関係にない別医療機関では、要件を満たせば同じ月でも管理料2を算定できます。

Q5.再入院した場合、管理料1をもう一度算定できますか?

管理料2または3を算定していた患者が再入院した場合でも、管理料1の要件を改めて満たせば再度算定できます。ただし、検査を主目的とする入院では算定できません。

Q6.医療機関が変わったら6回目までの回数はリセットされますか?

リセットされません。管理料2・3の6回目まで、7回目以降という回数は患者単位で通算されます。紹介時には初回算定日と累計算定回数を伝える必要があります。

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参考文献

  1. 厚生労働省.令和8年度診療報酬改定 13.重点的な対応が求められる分野(医学管理・リハビリテーション).厚生労働省資料
  2. 厚生労働省.令和8年度診療報酬改定について 医科全体版.厚生労働省資料
  3. 厚生労働省.診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について 別添1 医科診療報酬点数表に関する事項.厚生労働省通知
  4. 厚生労働省.特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて.厚生労働省通知
  5. 厚生労働省.疑義解釈資料の送付について(その5).疑義解釈資料
  6. 厚生労働省.疑義解釈資料の送付について(2026年6月17日).疑義解釈資料
  7. 厚生労働省.疑義解釈資料の送付について(2026年6月26日).疑義解釈資料
  8. Kitai T, et al. JCS/JHFS 2025 Guideline on Diagnosis and Treatment of Heart Failure. Circ J. 2025;89(8):1278-1444. PubMed
  9. Heidenreich PA, et al. 2022 AHA/ACC/HFSA Guideline for the Management of Heart Failure. J Card Fail. 2022;28(5):e1-e167. PubMed

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rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blogを2022年4月に開設。医療機関、介護福祉施設、訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。

  • 脳卒中 認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター2級

専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養・リハ栄養、シーティング、摂食・嚥下

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