リハビリ評価シート・記録用紙を目的別に探せるPDF一覧です
このページは、rehabilikunblog で公開しているリハビリ評価シート・記録用紙・チェックリストを、目的別に探しやすく整理した索引ページです。ADL・IADL、栄養・嚥下、呼吸・全身状態、神経・疾患別、制度・実務まで、臨床で使いやすい配布物を横断して確認できます。
結論として、このページでは「どの配布物を、どの目的で使うか」を先に決められるようにしています。欲しい配布物が決まっている方は、下の一覧から直接対応ページへ進んでください。評価方法や記録の型を確認したうえでPDFへ進めるため、新人教育、病棟共有、再評価、カンファレンス前の準備にも使いやすい一覧です。
評価シート・記録用紙をすぐ探したい方へ
このページは、配布物を目的別に探すための索引です。評価の全体像から整理したい場合だけ、評価ハブもあわせて確認してください。
IADL系から見たい方は Lawton IADLの記事、呼吸系から見たい方は 呼吸困難スケールの記事 も入口になります。
目的別に探すと、必要な配布物を選びやすくなります
配布物は「評価名」から探すよりも、まず何を共有したいかで選ぶと失敗しにくくなります。点数を残したいのか、会議で方針をそろえたいのか、退院後の生活を見たいのかで、使いやすい用紙は変わります。
迷ったときは「何を共有したいか」で選びます

最初の1枚で迷う場合は、下の早見表から近い目的を選んでください。評価表の名前を先に決めるより、共有したい内容から逆算する方が、実務では使いやすくなります。
| 目的 | 最初に見たい配布物 | 向いている理由 |
|---|---|---|
| 基本ADLを見たい | BI/FIM | 病棟で共有しやすく、入院時・退院前の比較にも使いやすいからです。 |
| 退院後の生活を見たい | Lawton IADL/FAI | 家事、買い物、服薬管理など、在宅生活の広がりを整理しやすいからです。 |
| 低栄養リスクを見たい | MNA-SF/MST | 入口のスクリーニングとして使いやすく、次の評価へつなげやすいからです。 |
| 嚥下の入口を見たい | RSST | 短時間で嚥下スクリーニングを行い、病棟共有につなげやすいからです。 |
| 呼吸・耐久性を見たい | mMRC/Borg/6MWT | 息切れ、負荷量、歩行耐久性を整理しやすいからです。 |
| 運用のばらつきを減らしたい | チェックリスト/フロー型シート | 確認事項や申し送り内容を標準化しやすいからです。 |
ADL・IADLの配布物は、基本動作と生活管理を分けて選びます
ADL・IADL領域では、基本動作の自立度を見たいのか、退院後の生活管理を見たいのかで選ぶ配布物が変わります。BIやFIMは基本ADL、Lawton IADLやFAIは在宅生活の広がりを整理したいときに向いています。
| 配布物名 | 何がわかるか | 向いている場面 | 対応記事 | 形式 |
|---|---|---|---|---|
| Barthel Index(BI)記録シート | 基本ADLの自立度 | 入院時・退院前・経過比較 | BIの評価方法と記録シートを見る | PDF/記録シート |
| FIM記録シート | 介助量を含めたADLの把握 | 回復期・チーム共有 | FIMの採点と記録用紙を見る | PDF/記録シート |
| Lawton IADL記録シート | 在宅生活の管理能力 | 退院支援・家屋調整・外来 | Lawton IADLの記事を見る | PDF/記録シート |
| FAI記録シート | 生活行為の広がりと頻度 | 地域生活・活動性の確認 | FAIとLawton IADLの比較記事を見る | PDF/記録シート |
| TMIG-IC関連シート | 高次生活機能の全体像 | 地域高齢者・生活機能把握 | TMIG-ICの評価方法を見る | PDF/チェック表 |
栄養・嚥下の配布物は、入口評価と共有用で使い分けます
栄養・嚥下領域は、スクリーニング、会議、計画、共有の4つを分けて考えると整理しやすくなります。単に点数を記録するだけでなく、誰に共有するか、次に何を決めるかまで書ける用紙を選ぶと実務で止まりにくくなります。
栄養スクリーニング
| 配布物名 | 何がわかるか | 向いている場面 | 対応記事 | 形式 |
|---|---|---|---|---|
| MNA-SF記録シート | 低栄養リスクの早期把握 | 入院時・外来・地域 | MNA-SFの評価方法を見る | PDF/記録シート |
| MST記録シート | 栄養リスクの簡易抽出 | スクリーニング初期 | MSTの評価方法とPDFを見る | PDF/記録シート |
| GLIM関連シート | 診断整理と判定の流れ | 低栄養診断の整理 | GLIM診断の記録シートを見る | PDF/フロー型 |
| SGA関連シート | 主観的栄養評価の記録 | 栄養状態の全体把握 | SGAの評価方法と記録シートを見る | PDF/記録シート |
嚥下評価・会議記録
| 配布物名 | 何がわかるか | 向いている場面 | 対応記事 | 形式 |
|---|---|---|---|---|
| RSST記録シート | 嚥下スクリーニングの入口 | 初期評価・病棟共有 | RSSTの評価方法と記録シートを見る | PDF/記録シート |
| 嚥下カンファレンス記録シート | 会議内容と方針の共有 | 多職種カンファレンス | 嚥下評価5点セットの記事を見る | PDF/会議記録 |
栄養計画・共有用シート
| 配布物名 | 何がわかるか | 向いている場面 | 対応記事 | 形式 |
|---|---|---|---|---|
| 低栄養プラン記録シート | 課題・目標・介入の整理 | 栄養計画の共有 | 栄養スクリーニング運用の記事を見る | PDF/計画シート |
| 在宅栄養フロー記録シート | 在宅支援の判断整理 | 退院支援・訪問連携 | 栄養スクリーニングとアセスメントの記事を見る | PDF/フロー型 |
呼吸・全身状態の配布物は、症状とADLをセットで見ます
呼吸・全身状態の配布物は、息切れ、耐久性、活動量、症状の変化を整理したいときに役立ちます。単独の尺度だけでなく、症状とADLを同時に記録できるかを見ると、病棟や訪問で共有しやすくなります。
| 配布物名 | 何がわかるか | 向いている場面 | 対応記事 | 形式 |
|---|---|---|---|---|
| mMRC記録シート | 主観的な息切れの程度 | 呼吸リハ・外来・在宅 | 呼吸困難スケールの使い分けを見る | PDF/記録シート |
| Borg記録シート | 運動時の自覚的負荷 | 運動処方・再評価 | BorgとmMRCの違いを見る | PDF/記録シート |
| 6MWT記録シート | 運動耐容能と経過比較 | 呼吸・循環・在宅復帰評価 | 6MWTのやり方とPDFを見る | PDF/記録シート |
| 呼吸評価記録シート | 呼吸所見の全体整理 | 初期評価・申し送り | 呼吸理学療法の評価項目を見る | PDF/記録シート |
| 症状・ADL記録シート | 症状変化と生活場面の関係 | 日々の経過観察 | 心不全リハ評価の記録用紙を見る | PDF/記録シート |
神経・疾患別の配布物は、評価から介入へつなぐ目的で選びます
神経・疾患別の配布物は、単一の点数だけでなく、赤旗、背景、介入の方向性までまとめて記録したいときに役立ちます。とくに脳卒中、運動失調、パーキンソン病関連は、評価から介入へつなぐ書式があると使いやすくなります。
脳卒中・高次脳機能
| 配布物名 | 何がわかるか | 向いている場面 | 対応記事 | 形式 |
|---|---|---|---|---|
| 脳卒中評価記録シート | 全体像と再評価の軸 | 初期評価・回復期 | 脳卒中関連の記事を見る | PDF/記録シート |
| USN関連シート | 症状把握と観察ポイント | 高次脳機能評価 | CBS評価の使い方を見る | PDF/記録シート |
パーキンソン病・運動失調
| 配布物名 | 何がわかるか | 向いている場面 | 対応記事 | 形式 |
|---|---|---|---|---|
| 運動失調フロー記録シート | 赤旗から介入方針までの整理 | 急性期・外来・教育 | 評価ハブから探す | PDF/フロー型 |
| パーキンソン病評価シート | 症状と生活課題の整理 | 初期評価・経過比較 | 評価ハブから探す | PDF/記録シート |
| SCD/MSA関連シート | 進行に応じた観察ポイント | 神経難病の継続支援 | 評価ハブから探す | PDF/記録シート |
その他の神経・全身管理
| 配布物名 | 何がわかるか | 向いている場面 | 対応記事 | 形式 |
|---|---|---|---|---|
| RASS記録シート | 鎮静・覚醒状態の整理 | 急性期・ICU・病棟 | 評価ハブから探す | PDF/記録シート |
| 痙縮関連シート | 緊張亢進と介入前後の比較 | 再評価・記録共有 | 評価ハブから探す | PDF/記録シート |
臨床手技・制度・実務の配布物は、運用のばらつきを減らす目的で使います
臨床手技・制度・実務の配布物は、評価表というより、判断・共有・運用の型をそろえる目的で使うことが多いです。吸引判断、退院支援、身体拘束最小化などは、個人差で運用がぶれやすい場面で役立ちます。
| 配布物名 | 何がわかるか | 向いている場面 | 対応記事 | 形式 |
|---|---|---|---|---|
| 吸引判断シート | 判断の根拠と共有事項 | 病棟・訪問・教育 | 評価ハブから探す | PDF/判断シート |
| 退院支援比較シート | 制度や加算の整理 | 退院前カンファレンス | 書類対応PTハブを見る | PDF/比較表 |
| 身体拘束最小化フロー | 確認事項と判断の流れ | 病棟運用・教育 | 制度・実務ハブを見る | PDF/フロー型 |
| 書類業務整理シート | 実務の抜け漏れ防止 | 部署運用・業務整理 | 書類対応PTハブを見る | PDF/チェックリスト |
現場で詰まりやすいのは、用紙選びよりも使い分けです
配布物を増やしても、目的があいまいなままだと記録がばらつきます。最初に「点数を残す」「所見を共有する」「会議で方針をそろえる」のどれを優先するかを決めてから用紙を選ぶと、運用しやすくなります。
評価や記録が職場で標準化しにくいと感じる方へ
評価が苦手というより、見本・相談相手・共通フォーマットが不足している場合もあります。学び方や環境の整え方を整理したい方は、PTキャリアガイドも参考にしてください。
よくある質問
各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。
どの配布物から見ればよいですか?
迷ったときは、まずBIやFIMなどの基本的なADL評価、つぎにLawton IADLなどの生活機能、必要に応じて栄養・嚥下や呼吸評価へ広げる流れが使いやすいです。疾患別シートは、全体像をつかんだあとに使うと整理しやすくなります。
新人向けに使いやすい配布物はどれですか?
BI、Lawton IADL、MNA-SF、RSST、mMRCあたりは、目的がわかりやすく、共有もしやすいので新人にも使いやすいです。まずは基本尺度の意味を対応記事で確認し、必要に応じて疾患別シートへ進む流れがおすすめです。
PDFだけ見れば大丈夫ですか?
PDFは記録や共有には便利ですが、使い方や解釈まで含めて理解するには対応記事を先に読む方が安全です。このページでは、PDFだけを直接並べるのではなく、評価方法や記録の考え方を確認できる対応記事への導線を優先しています。
記録シートとチェックリストの違いは何ですか?
記録シートは数値や所見を残すことが主目的で、チェックリストは抜け漏れ防止や確認事項の標準化が主目的です。会議や運用の場面では、チェックリストやフロー型の方が使いやすいことがあります。
評価ハブとの違いは何ですか?
評価ハブは評価尺度の全体像を整理する入口で、このページは配布物・記録用紙を目的別に探す索引です。評価の考え方を知りたい場合は評価ハブ、用紙を探したい場合はこのページ、具体的な使い方は各対応記事で確認する流れがおすすめです。
次の一手
このページで配布物の全体像をつかんだあとは、よく使う領域から個別記事へ進むと、評価方法・記録例・PDFまで確認しやすくなります。
参考文献
- Mahoney FI, Barthel DW. Functional evaluation: the Barthel Index. Md State Med J. 1965;14:56-61. PubMed
- Lawton MP, Brody EM. Assessment of older people: self-maintaining and instrumental activities of daily living. Gerontologist. 1969;9(3):179-186. PubMed
- Keith RA, Granger CV, Hamilton BB, Sherwin FS. The functional independence measure: a new tool for rehabilitation. Adv Clin Rehabil. 1987;1:6-18. PubMed
著者情報

rehabilikun(理学療法士)
rehabilikun blog を2022年4月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。
- 脳卒中 認定理学療法士
- 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
- 登録理学療法士
- 3学会合同呼吸療法認定士
- 福祉住環境コーディネーター2級
専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養、シーティング、摂食・嚥下


