福祉住環境コーディネーター 2 級|模擬問題で得点化する演習ガイド( 2026 )

キャリア
記事内に広告が含まれています。

福祉住環境コーディネーター 2 級|模擬問題で “得点化” する演習ガイド( 2026 )

2 級は、覚えた知識を「ケースに当てはめて選べるか」で点が分かれます。結論は、インプットを増やすより先に① 90 分の解き方(時間配分)と、② 復習の型(誤答ノート)を固定し、同じ手順で回すのが最短です。

このページでは、過去問の探し回りで時間を溶かさず、今日から回せる “ミニ模試 12 問+復習テンプレ”をセットで用意しました。日程や申込の全体像は親記事で確認し、ここはアウトプット専用にしてください。

回遊の三段(同ジャンル):まず全体像(親)→ 次に 3 級で出題の地図 → 最後にここ(模擬問題)で得点化、の順が最短です。

2 級の全体ガイド(申込・日程・教材)へ

2026 年の日程|演習は “試験期間” から逆算する

2・3 級は IBT(自宅等)CBT(テストセンター) を選べます。いずれも多肢選択式 90 分なので、演習は「 90 分で解き切る型」を先に作るのが重要です。

福祉住環境コーディネーター 2・3 級|2026 年の申込期間と試験期間(公式要約)
申込期間 試験期間 方式 公式
第 56 回 6 月 5 日 10:00 〜 6 月 16 日 18:00 7 月 9 日 〜 7 月 30 日 IBT / CBT 試験要項(公式)
第 57 回 10 月 9 日 10:00 〜 10 月 20 日 18:00 11 月 12 日 〜 12 月 3 日 IBT / CBT 試験要項(公式)

過去問は公開されてる?|“問題例+練習問題” を軸にする

結論として、年度別の「本試験問題」をそのまま集めて回すより、公式の問題例練習問題(学習サポート)を軸に、出題分野 → 解き方 → 復習を固定するほうが安定します。

合格率の目安(全国)|年度でブレるので “演習の型” が効く
年度 2 級 合格率(合計) 3 級 合格率(合計) 公式
2025 年度 23.0% 41.4% 受験者データ
2024 年度 43.7% 39.6% 受験者データ

最短の演習設計|10 日で回す “ミニ模試→復習” ループ

2 級は「暗記の追加」より、① 設問の読み方② 失点パターンの回収が効きます。おすすめは、次の 10 日ループで “解ける状態” を作ることです。

10 日ループ(例)|ミニ模試 12 問を “同じ手順” で回す
やること 時間 ポイント
1 日目 ミニ模試 12 問(初回) 30〜40 分 解説は後回し。まず “今の実力” を出す
2〜3 日目 誤答の原因分類(テンプレで記録) 20 分 × 2 「知識不足/読み違い/選択肢比較ミス」に分ける
4〜6 日目 弱点分野の復習 → 追加で 5 問 30 分 × 3 “同じミスを 2 回しない” が最優先
7 日目 ミニ模試 12 問( 2 回目) 30〜40 分 迷う問題だけ印を付け、見直し順も固定
8〜10 日目 誤答ノート更新 → 3 回目(仕上げ) 20〜30 分 “説明できる” 状態にする(言語化)

2 級 ミニ模擬問題(オリジナル 12 問)

ここからはオリジナル問題です。2 級のイメージ作りとして、住環境評価 → 改修提案 → 制度・連携の順で出題します。解答は各問題を開くと表示されます。

Q1:玄関の段差( 18 cm )が怖いと訴える高齢者。最初に確認すべき “評価” は?

A:段差の高さだけでなく、手すりを握る位置・動線・靴の着脱の場所を含めた一連の動作(立ち上がり→方向転換→段差昇降)です。段差だけを見て踏み台を入れると、動線が狭くなり転倒リスクが増えることがあります。

Q2:夜間のトイレ移動でふらつく。改修より先に “すぐできる対策” として優先は?

A:照明(足元灯)と導線の整理です。夜間は視覚情報が減り、段差や障害物で転倒しやすくなります。改修を待つより、まず “見える・つまずかない” を作ると事故が減ります。

Q3:浴室での立ち座りが不安定。手すり設置でまず考えるべきポイントは?

A:どの局面(出入り/立ち座り/またぎ/洗体)で支えるかを先に決めることです。「とりあえず 1 本」だと使われず、逆に動作が崩れます。設置位置は “使う動作” から逆算します。

Q4:廊下幅が狭く、歩行器が壁に当たる。提案として不適切になりやすいのは?

A:歩行器の大型化(安定性だけの理由で幅広タイプへ変更)は不適切になりやすいです。狭小動線では、導線の障害物除去/家具配置/手すりや杖の選択など、環境と用具の両面で最適化します。

Q5:トイレ動作で “立ち上がりが大変”。優先順位が上がりやすい環境調整は?

A:便座高の調整(補高便座等)と手すりの併用です。座面が低いと膝・股関節への負担が増え、手すりだけでは失敗することがあります。「高さ+支持」のセットで考えると安定します。

Q6:在宅復帰前の家屋評価。多職種連携で “先に共有” しておくと良い情報は?

A:本人の優先ゴール(何ができるようになりたいか)と、介助者の介助可能量です。改修は “できる動作” を増やす手段ですが、ゴールが曖昧だと提案が散らかります。

Q7:段差解消のためスロープを検討。まず確認すべき安全要因は?

A:勾配(急すぎないか)と滑りです。スロープは便利に見えても、勾配が強いと上り下りで転倒しやすくなります。手すりや踊り場、表面材も含めて “安全に使える条件” を確認します。

Q8:認知機能低下があり、置き場所を忘れる。住環境提案で効果が出やすいのは?

A:ラベリングと定位置化です。「ここに戻す」を環境側で支えると、介助の手間が減ります。収納の増設より、まず “探さない仕組み” を作ると効果が出やすいです。

Q9:転倒歴あり。居室でよくある “見落とし” は?

A:コード類/小さな段差(カーペットのめくれ)/動線上の小家具です。大きな改修より先に、つまずき要因の除去で事故が減るケースが多いです。

Q10:住宅改修の相談で、本人は “全部やりたい”。まず整えるべき意思決定は?

A:優先順位(最も危ない場面から)です。改修は費用も工期もあります。まず “転倒しやすい場面” と “毎日必ず行う動作” を優先し、段階的に実施するほうが失敗が減ります。

Q11:IBT で受験予定。直前期に起きやすい事故は?

A:受験環境(回線・ PC ・ブラウザ)の未確認です。内容以前に、当日の動作確認で詰まるとメンタルが削れます。前日までに “受験環境チェック” を終えるのが安全です。

Q12:2 級の勉強で “伸びにくい” パターンは?

A:インプットの追加ばかりで、誤答の原因が残ることです。2 級は “選択肢の比較” が勝負なので、誤答を「知識不足/読み違い/比較ミス」に分けて回収すると点が伸びます。

誤答ノート(最小テンプレ)|復習は “原因分類” で短く回す
問題 誤答の原因 根拠(どこを見直す) 次の一手
Q○ 知識不足 / 読み違い / 比較ミス 公式テキストの該当章(見出しまで) 同種問題を 3 問追加 → 再テスト
Q○ 知識不足 / 読み違い / 比較ミス 住環境評価の観点(動線・照明・段差・支持) “評価→提案” を 1 文で言語化

現場の詰まりどころ|演習が止まる原因を先に潰す

ここは “読ませるゾーン” です。詰まりやすい原因を先に潰すと、演習が継続しやすくなります。

よくある失敗(あるある)

詰まりやすい 5 パターンと回避策(演習編)
失敗パターン 起きること 回避策(最小)
演習が “気分” で変わる 回数が増えず、伸びない 12 問→誤答ノート→再テストの順を固定
誤答の原因が残る 同じミスを繰り返す 知識不足/読み違い/比較ミスに分類して回収
時間を測らない 本番で焦る 30〜40 分で 12 問を解き切る訓練を入れる
解説を先に読む “分かった気” になる まず解く→次に解説→最後に言語化、の順にする
IBT の準備不足 当日に環境で詰まる 前日までに受験環境チェックを完了

回避チェック(申込〜当日)

  • 試験方式:IBT / CBT を決め、試験期間内の受験日時を確保
  • 演習:ミニ模試( 12 問)を 2〜3 周し、誤答ノートを更新
  • 当日:見直し順(迷う問題→計算・制度→文章問題)を固定

よくある質問( FAQ )

各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。

模擬問題だけ回しても大丈夫?

模擬問題は “弱点を見つける道具” です。おすすめは、ミニ模試→誤答の原因分類→該当章の復習→再テストの順に回し、同じ失点を潰すことです。点が伸びないときは「知識不足」より「読み違い/比較ミス」が残っていないかを確認してください。

IBT と CBT、どちらが有利?

有利不利より “事故が少ない方” を選ぶのが現実的です。自宅回線や PC 環境に不安があるなら CBT、落ち着ける環境が確保できるなら IBT が合います。どちらも 90 分の解き方は同じなので、演習は共通化できます。

2 級から受けてもいい? 2・3 級の併願は?

2 級からの受験や 2・3 級の併願も可能とされています。方針としては、初学で不安が強い人は 3 級で地図を作り、2 級で得点化する流れにすると迷いが減ります。

勉強時間はどれくらい見ておく?

目安は「インプット(テキスト)+アウトプット(演習)」の合計で組みます。忙しい人ほど、まず 10 日ループ(ミニ模試 12 問)を回して弱点を可視化し、必要な章だけを厚くするほうが伸びやすいです。

直前期にやることは?

新しい教材を増やさず、誤答ノートとミニ模試を 2 周して “同じ失点が出ない” 状態に寄せます。加えて IBT の人は受験環境の確認を前日までに終えると事故が減ります。

次の一手(行動)|全体像 → 実装 → 環境点検

運用を整えたあとに、職場環境の詰まりも点検しておきましょう

無料チェックシートを確認する

チェック後の進め方を見る(PT キャリアガイド)


参考文献(公式)

著者情報

rehabilikun(理学療法士) rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。

  • 脳卒中 認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3 学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター 2 級

専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下

運営者について編集・引用ポリシーお問い合わせ

タイトルとURLをコピーしました