令和 8 年( 2026 年)改定対応|リハ実務チェックリスト( 5 分版 )
本ページは網羅解説のハブではなく、令和 8 年( 2026 年)改定対応を現場で回すための「 5 分実務チェック」に特化しています。制度全体の論点整理は 主ハブ を参照し、ここでは対象優先・安全判断・引き継ぎ・人員運用を短時間で揃えることだけに絞ります。
今日の実装フロー( 3 行 )
迷ったら「確認 → 判定 → 共有」の順で進めると、当日の運用が止まりにくくなります。点数・要件の最新差分は本文で追い切らず、更新ログで確認する運用に固定してください。
更新差分を先に確認したい方は リハ改定確定版トラッカー を起点にすると、運用判断が速くなります。
確定前に揃えるチェック( 5 分 )
この 5 項目を揃えるだけで、改定確定後の修正範囲を最小化できます。点数の暗記よりも、先に「条件」と「記録の置き場所」を固定してください。
| チェック項目 | 確認ポイント | 完了条件 |
|---|---|---|
| 対象優先順位 | 誰を先に適用するかを文章化できているか | 優先 A/B/C を共有済み |
| 中止・再開条件 | 中止だけでなく再開条件も定義されているか | 判断語がチームで統一 |
| 引き継ぎ | 次担当が迷わない 3 行要約があるか | 共通フォーマット運用中 |
| 専従・兼務 | OK/条件付き/原則 NG が明文化されているか | 承認ルールまで文書化 |
| 記録の置き場所 | 必須記録の保存先が固定されているか | 探す時間が発生しない |
よくある失敗(先に直す 3 つ)
改定対応で詰まる原因は、制度理解不足よりも運用言語の不一致です。次の 3 点を先に直すと、事故・返戻・説明負荷の同時発生を抑えられます。
| よくある失敗 | なぜ起きる? | 先に揃える修正(最小) |
|---|---|---|
| 担当者ごとに判断がブレる | 対象・優先順位・中止条件が文章化されていない | 対象優先/中止再開/引き継ぎ 3 行を固定 |
| 専従・兼務で運用が揉める | 判定基準と承認ルートが曖昧 | OK/条件付き/原則 NG と承認者を明記 |
| 確定後の反映で手戻りが大きい | 記録様式と保存先がバラバラ | 記録の型と置き場所を先に統一 |
実務で詰まる場面別に読む(必要な所だけ)
ここからは、現場で止まりやすい場面ごとに最短導線を置きます。詳細は各論で確認し、本ページは「その場で判断するための入口」として使ってください。
摂食嚥下|体制より運用の一貫性
対象線引き・中止再開・申し送りを先に統一すると、現場での判断差を減らせます。
最短の次アクション:嚥下訓練の記録テンプレ(実装例)
疾患別リハ|専従・兼務の明文化
シフトと実働の整合を取るには、兼務ラインと承認ルールの明文化が有効です。
最短の次アクション:疾患別リハ|上限・専従要件( 2026 対応 )
回復期・書類運用|手戻りを減らす設計
書類簡素化は、必須と任意の線引き・保存先固定までセットで設計すると機能します。
最短の次アクション:総合計画・書類簡素化(回復期運用の入口)
よくある質問(FAQ)
各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。
Q1. このページと主ハブはどう使い分けますか?
主ハブは「何が論点か」を整理する網羅入口、本ページは「今日どう動くか」を決める実務チェックです。まず主ハブで全体像を確認し、実装時は本ページで判断を揃える使い分けが最短です。
Q2. 点数が確定していない段階で何を優先すべきですか?
対象優先・中止再開・引き継ぎ・専従兼務・記録保存先の 5 項目を優先します。確定後は計算欄の追記だけで済み、手戻りを抑えられます。
Q3. 一番詰まりやすいのはどこですか?
多くの現場では「専従・兼務の解釈」と「中止・再開条件」がボトルネックです。先に文章化しておくと、説明・監査・現場納得の 3 点が安定します。
Q4. まず読むべき関連記事はどれですか?
全体像は主ハブ、最新差分はトラッカー、実装はテンプレ集の順が最短です。迷ったら「主ハブ → トラッカー → 実装テンプレ集」で進めてください。
次の一手
- 運用を整える:リハ改定ハブ(全体像)
- すぐ実装する:リハ実装テンプレ集(院内運用の型)
参考資料(一次情報)
著者情報
rehabilikun(理学療法士)
rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。
- 脳卒中 認定理学療法士
- 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
- 登録理学療法士
- 3 学会合同呼吸療法認定士
- 福祉住環境コーディネーター 2 級
専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下


