脳卒中ハブ【保存版】評価・実務アップデート・歩行ADL・安全管理

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脳卒中ハブ(評価とリハの実装ガイド)

急性期〜回復期〜在宅まで、評価と介入を一枚の流れで辿れるように整理しました。まずは下表の「評価フロー」を使い、各期の目的と評価を揃えましょう。JSS を重症度の軸に、意識(JCS/GCS)、嚥下安全、ADL/QOL を段階的に紐づけます。困ったら評価フロー(PTガイド)で全体を確認。

脳卒中リハの全体像(評価→介入の流れ)

評価フロー(発症〜退院前)

脳卒中の期別評価フロー(成人・2025年版)
フェーズ 主目的 優先評価 関連導線
入室時〜急性期 バイタル安定・重症度把握 JCS/GCSJSS 気道確保・嚥下安全:窒息対応プロトコル
回復期初期 機能回復の見通し・誤嚥予防 意識/認知(MMSEHDS-R 栄養・嚥下:リハ栄養総論
回復期中盤 ADL・歩行・バランス定着 機能・活動系(院内標準)+QOL(EQ-5D 在宅準備:30°側臥位と除圧の実践
退院前〜在宅 転倒・誤嚥・再発予防とQOL維持 JSS 再評価、QOL(EQ-5D)、家族指導・環境調整 家族説明カード:窒息リスク説明

まず整える 3 点

  1. 重症度の基準線:JSSを基準に症状推移を記録。
  2. 嚥下・窒息の安全線:窒息対応プロトコルを配布し、当直や家族と共通認識。
  3. QOLの出口線:EQ-5Dで退院後フォローの指標化。

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