小脳失調ハブ(ICARS と臨床実装)
ICARS を中核に、姿勢・歩容・上肢巧緻・言語の 4 領域を見落とさず評価できる導線をまとめました。まずは下の早見表から目的の節へ移動し、記事内の【観察ポイント/判定基準/閾値】を確認してください。関連するシーティングと姿勢調整ログも併用します。
評価の流れ(新人〜中堅の実装:PTキャリアガイド #flow)
早見表
| 領域 | スケール | 子記事 | 関連リソース | 要点 |
|---|---|---|---|---|
| 総合 | ICARS | ICARS 解説 | — | 4 領域のバランスと再評価間隔の固定化 |
| 座位・姿勢 | シーティング総論 | 30°側臥位と除圧 | ティルト&リクライン記録 | 疲労・むせ・巧緻性の変動を角度×時間でログ化 |
ICARS(観察ポイント)
- 姿勢:静立・座位での軸保持と代償(骨盤後傾・胸椎後弯)。
- 歩容:歩隔・側方揺れ・方向転換、動画比較で経時を可視化。
- 上肢巧緻:反復速度・到達の分解運動、視覚フィードバックの有無を記録。
- 言語:発話の明瞭度・速度・断綴、疲労の影響を併記。


