ベースアップ評価料の提出書類一覧【2026】保存資料も整理

制度・実務
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ベースアップ評価料の提出書類は「届出・報告・保存・必要時」に分けると迷いません

このページでは、2026年度のベースアップ評価料で確認したい提出書類・報告書・保存資料・必要時のみ使う書類を一覧で整理します。制度全体の解説ではなく、実務で「何を提出するか」「何を保存するか」「どの書類を混同しやすいか」を確認したい方向けの記事です。

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ベースアップ評価料2026|届出・区分計算・報告の全体像

ベースアップ評価料の提出書類一覧

ベースアップ評価料の書類は、届出時に出す書類、算定後に報告する書類、施設内で保存する資料、必要時だけ提出する書類に分けると整理しやすくなります。

ベースアップ評価料の提出書類と保存資料を4分類で整理した図版
ベースアップ評価料の書類は、届出時に提出・算定後に報告・施設内で保存・必要時のみ提出の4分類で管理すると迷いにくくなります。

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ベースアップ評価料の提出書類と保存資料の分類
分類 主な書類・資料 実務での役割
届出時に提出 ベースアップ評価料届出様式、施設基準に関する届出書類 算定開始や区分を届け出る
算定後に報告 賃金改善中間報告書、賃金改善実績報告書 賃金改善の実施状況を報告する
施設内で保存 労使合意資料、支給記録、提出控え、メール記録 配分根拠や提出履歴を説明できるようにする
必要時のみ提出 様式94(特別事情届出書) 特別な事情がある場合に届け出る

届出時に確認する書類

届出時は、自施設が算定するベースアップ評価料の種類に応じた届出様式を確認します。医療機関、訪問看護ステーション、保険薬局などで使用する様式が異なるため、まずは自施設の区分を確認することが重要です。

2026年度は届出様式の更新もあるため、過去にダウンロードしたファイルを使い回さず、提出前に最新の様式を確認してください。特に、届出控え、提出メール、添付したExcelファイルは後から確認できる場所に保存しておくと安心です。

算定後に確認する報告書

算定後は、賃金改善の実施状況を報告する書類が重要になります。2026年度以降は、賃金改善中間報告書と賃金改善実績報告書を分けて確認すると整理しやすくなります。

実務では、年度末にまとめて作成しようとすると、対象職種、支給額、法定福利費、配分根拠の確認に時間がかかります。毎月の支給記録と提出用データを近い場所で管理しておくと、報告時の確認がかなり楽になります。

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算定後に確認する報告書
書類 確認する内容 管理のポイント
賃金改善中間報告書 当年度の賃金改善の進捗 支給実績を月ごとに確認する
賃金改善実績報告書 前年度の賃金改善の実績 対象職種、人数、支給額、根拠資料をそろえる

保存しておく資料

提出しない資料でも、後から説明できるように保存しておく資料があります。代表的なのは、労使合意資料、賃金支給記録、提出控え、メール提出記録です。

臨床現場でも、リハ職や看護職から「自分は対象なのか」「いつ反映されるのか」と聞かれることがあります。事務担当だけでなく、管理者や現場リーダーも、配分根拠を確認できる状態にしておくと説明しやすくなります。

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保存しておきたい資料と確認ポイント
資料 確認したい内容 残し方のポイント
労使合意資料 説明日、説明内容、合意の経緯 議事録や説明資料として残す
賃金支給記録 対象者、支給月、支給額 給与データと照合できる形にする
提出控え 提出日、提出先、提出ファイル Excelファイル名と送信記録を残す
メール記録 送信先、送信日時、添付ファイル 個人メールだけでなく共有場所にも保存する

様式94は必要時のみ提出する

様式94(特別事情届出書)は、通常の届出や報告で毎回提出する書類ではありません。事業継続のために、対象職員の賃金水準を引き下げたうえで賃金改善を行うような特別な事情がある場合に使用します。

そのため、通常の届出様式や実績報告書と同じ場所に入れてしまうと混乱しやすくなります。様式94は「必要時のみ確認する書類」として分けておくと、不要な提出や確認漏れを防ぎやすくなります。

現場の詰まりどころは「提出書類」と「保存資料」が混ざることです

提出書類管理で多いミスは、提出した書類だけを残し、配分根拠や支給記録を十分に残していないことです。提出資料と保存資料は役割が違うため、同じフォルダに入れる場合でも分類名を分けて管理すると安全です。

詳しい違いは、ベースアップ評価料の提出書類と保存資料|監査・返還対策の整理法で整理しています。

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提出書類管理で起こりやすいミス
ミス なぜ困るか 対策
提出資料だけ保存する 配分根拠を説明しにくい 保存資料も一覧化する
提出控えが残っていない 提出済みか確認できない 提出メールと添付ファイルを保存する
古い様式を使う 再提出や修正対応が必要になる 提出前に公式ページで最新版を確認する
様式94を通常書類と混同する 不要な確認や提出漏れが起こる 必要時のみ提出として分ける

提出前後の管理チェックリスト

提出前後は、届出様式、報告書、保存資料、必要時のみ提出する書類を順番に確認すると漏れを減らしやすくなります。

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ベースアップ評価料の提出書類チェック
順番 確認項目 見るポイント
1 届出様式を確認 自施設に合う様式か、最新版か
2 報告書を確認 中間報告書・実績報告書の対象年度を確認する
3 保存資料を整理 労使合意、支給記録、提出控えがあるか
4 必要時のみ提出の有無を確認 様式94が必要なケースか
5 管理場所を決める 担当者変更後も確認できるか

よくある質問

各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。

ベースアップ評価料の提出書類は何がありますか?

届出時に使うベースアップ評価料届出様式、算定後に確認する賃金改善中間報告書・賃金改善実績報告書、必要時のみ使う様式94などがあります。あわせて、労使合意資料や支給記録などは施設内で保存しておくと安心です。

賃金改善計画書は2026年度も毎回提出しますか?

2026年度は届出様式や報告書の扱いが整理されているため、過去年度の「賃金改善計画書」という名称だけで判断しない方が安全です。必ず最新の公式様式と地方厚生局の案内を確認してください。

保存資料は提出しなくても必要ですか?

必要です。提出しない資料でも、労使合意資料、賃金支給記録、提出控え、メール記録などは、実績報告や確認対応の根拠として保存しておく方が安全です。

様式94は毎回提出しますか?

いいえ。通常運用で毎回提出する書類ではありません。対象職員の賃金水準を引き下げたうえで賃金改善を行うような特別な事情がある場合に使用します。

提出控えはどのように残せばよいですか?

提出日、提出先、ファイル名、送信済みメール、添付ファイルが確認できる形で保存しておくと、後から確認しやすくなります。担当者個人のメールだけに残さないことも大切です。

次の一手

まずは、自施設の書類を届出時に提出算定後に報告施設内で保存必要時のみ提出の4つに分けてください。そのうえで、提出期限、保存場所、担当者を決めておくと、年度途中の確認や報告時に迷いにくくなります。

続けて読むなら、ベースアップ評価料2026|届出・区分計算・報告の全体像で全体像を確認し、ベースアップ評価料の返還リスク|提出前チェックと根拠資料で報告前の注意点を確認すると、提出から保存までつながります。


参考文献

  1. 厚生労働省. 令和8年度診療報酬改定におけるベースアップ評価料等について. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00053.html
  2. 東海北陸厚生局. ベースアップ評価料の届出について. https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/tokaihokuriku/shinsei/shido_kansa/shitei_kijun/r06baseup.html
  3. 関東信越厚生局. ベースアップ評価料に係る賃金改善計画書及び賃金改善実績報告書について. https://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kantoshinetsu/shinsei/baseup.html

著者情報

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rehabilikun(理学療法士)

rehabilikun blog を 2022 年 4 月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。

  • 脳卒中 認定理学療法士
  • 褥瘡・創傷ケア 認定理学療法士
  • 登録理学療法士
  • 3 学会合同呼吸療法認定士
  • 福祉住環境コーディネーター 2 級

専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下

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