LIFE 2026移行は「期限・証明書・再登録・保存」の順で確認します
LIFE 2026移行でまず確認したいのは、制度の細かい解釈よりも、いつまでに何を終えるかです。この記事では、4月24日、5月11日、7月31日、9月1日の重要日付を軸に、電子証明書、移行作業、利用者情報の再登録、過去フィードバック保存までを現場向けに整理します。LIFE担当者、管理者、加算運用を確認するリハ職向けの記事です。
この記事は、2026年移行の初動対応に絞って整理しています。日常の入力、提出、フィードバック活用まで含めた運用全体は、LIFE関連の記事をまとめたページから確認すると流れをつかみやすくなります。
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LIFE 2026移行は4つの日付で整理します
最初に押さえるべき日付は、4月24日、5月11日、7月31日、9月1日です。日付ごとに「できなくなること」「始まること」「終えること」「保存すること」を分けると、担当者間で共有しやすくなります。

※スマホでは表を左右にスクロールできます。
| 日付 | 意味 | 現場で確認すること |
|---|---|---|
| 2026年4月24日 | 厚労省運用LIFEで新規利用申請、事業所サービス情報・利用者情報の一部削除ができなくなる | 新規申請や削除が必要な情報が残っていないか確認する |
| 2026年5月11日 | 国保中央会運用LIFEが稼働開始 | 移行前後で提出先が変わることを共有する |
| 2026年7月31日 | 移行作業期間の終了目安 | 電子証明書、移行作業、利用者情報の再登録を終える |
| 2026年9月1日 | 厚労省運用LIFEのサービス停止予定 | 必要な過去フィードバックをPDFなどで保存する |
LIFE 2026移行で変わる主な点
今回の移行では、運営主体の変更だけでなく、電子証明書、ログイン方法、バックアップファイル、利用者情報確認の仕組みが変わります。現場では「操作画面が変わる」よりも、初回準備と提出先の切り替えで止まりやすい点に注意します。
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| 項目 | 変更点 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 運営主体 | 厚労省運用LIFEから国保中央会運用LIFEへ移管 | 5月11日以降の提出先を確認する |
| 電子証明書 | 国保中央会運用LIFEの利用には電子証明書が必要 | 新規取得が必要か、利用端末は同じかを確認する |
| バックアップファイル | バックアップファイルの授受が不要になる | 端末間での情報共有方法が変わることを共有する |
| ログイン | LIFEホームページのリンクからログイン可能になる | 職員が使うログイン入口を統一する |
| 利用者情報 | 正確性を確認する機能が追加される | 保険者番号、被保険者番号、生年月日、性別の入力ミスに注意する |
電子証明書は「取得が必要か」を最初に確認します
最初に詰まりやすいのは、電子証明書の要否確認です。全施設が必ず新規取得するわけではなく、既に使っているシステムと端末条件によって、取得不要の可能性があります。
判断軸は、電子請求受付システムでレセプト請求をしているか、またはケアプランデータ連携システムを利用しているか、そしてその端末と国保中央会運用LIFEで使う端末が同じかです。どちらかが外れる場合は、新規取得が必要になる前提で確認します。
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| 確認項目 | 見るポイント | 対応 |
|---|---|---|
| 電子請求受付システム | ログインしてレセプト請求をしているか | 使っていなければ新規取得を確認する |
| ケアプランデータ連携システム | 既に利用しているか | 利用状況を事務担当者に確認する |
| 利用端末 | 既存システムとLIFEで使う端末が同じか | 端末が違う場合は取得・設定が必要になりやすい |
| 結論 | 条件を両方満たすか | 両方満たす場合のみ取得不要の可能性を確認する |
引き継がれるものと再登録が必要なものを分けます
移行時は、ID・パスワードと事業所情報は引き継がれますが、利用者情報や様式情報は引き継がれません。ここを曖昧にすると、移行後に「データが消えた」と誤解しやすくなります。
実際の現場では、再登録の担当者、対象者リスト、元データの保管場所が決まっていないと作業が止まります。移行前に「誰が」「どの利用者を」「何を見ながら」再登録するかを決めておくことが重要です。
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| 区分 | 内容 | 実務での注意点 |
|---|---|---|
| 引き継がれるもの | ID・パスワード、事業所情報 | 担当者がログイン情報を確認できる状態にしておく |
| 引き継がれないもの | 利用者情報、様式情報 | 再登録の対象者と元データを先に確認する |
| 移行後の旧LIFE | 参照のみ可能 | 新規登録はできない前提で作業を組む |
5月11日以降の提出先は移行前後で分けます
5月11日以降も、すべての事業所が一斉に新しいLIFEから提出するわけではありません。移行前なら厚労省運用LIFE、移行後なら国保中央会運用LIFEから提出します。
旧LIFEで提出した月の様式情報は、国保中央会運用LIFEで再提出する必要はありません。二重提出や提出漏れを防ぐため、月ごとに「どちらのLIFEから提出したか」を記録しておくと安全です。
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| 状態 | 提出先 | 注意点 |
|---|---|---|
| 移行前 | 厚労省運用LIFE | 移行前の月は旧LIFEから提出する |
| 移行後 | 国保中央会運用LIFE | 移行後の月から新しいLIFEを使う |
| 旧LIFEで提出済みの月 | 再提出不要 | 提出済みの月を一覧で残す |
過去フィードバックは停止前に保存します
厚労省運用LIFEの過去フィードバックが必要な場合は、サービス停止前にPDFなどで保存しておきます。国保中央会運用LIFEのフィードバック集計対象は、新しいLIFEに登録されたデータです。
施設内の月例会議、加算運用の振り返り、改善活動の資料として過去フィードバックを使っている場合は、担当者個人の端末に任せず、共有フォルダなど保存場所を決めておくと確認漏れを減らせます。
現場で詰まりやすいポイントは4つです
LIFE 2026移行で止まりやすいのは、制度理解よりも、電子証明書、端末、再登録、保存場所の未決定です。特に管理者、事務、現場担当者の役割が曖昧だと、作業が先延ばしになりやすくなります。
※スマホでは表を左右にスクロールできます。
| 詰まりどころ | 起きやすい原因 | 先に決めること |
|---|---|---|
| 電子証明書で止まる | 取得要否を誰も確認していない | 確認担当者と確認期限 |
| 端末が決まらない | LIFEを使うPCが固定されていない | 利用端末と設定担当者 |
| 再登録で混乱する | 利用者情報の元データが分散している | 対象者リストと元データの場所 |
| 過去比較ができない | フィードバック保存を後回しにした | 保存方法と共有場所 |
LIFE移行後の運用全体も確認したい方へ
LIFE完全ガイドでは、移行対応、4-3-1、4-3-2、月次点検、加算運用をまとめて確認できます。
5分で確認するLIFE 2026移行チェックリスト
移行作業は、最初からすべてを完了しようとするより、未確認項目を見える化する方が進めやすいです。まずは以下の6項目を確認し、未確認の項目に担当者を置きます。
※スマホでは表を左右にスクロールできます。
| 確認項目 | 確認内容 | 状況 |
|---|---|---|
| 日付 | 4月24日、5月11日、7月31日、9月1日を共有した | 未 / 済 |
| 電子証明書 | 新規取得が必要かを確認した | 未 / 済 |
| 端末 | 国保中央会運用LIFEで使う端末を決めた | 未 / 済 |
| 移行担当 | 移行作業の担当者を決めた | 未 / 済 |
| 再登録 | 利用者情報の元データと対象者を確認した | 未 / 済 |
| 保存 | 旧LIFEのフィードバック保存方法を決めた | 未 / 済 |
よくある質問
各項目名をタップ(クリック)すると回答が開きます。もう一度タップで閉じます。
電子証明書はすべての事業所で新規取得が必要ですか?
一律ではありません。電子請求受付システムでレセプト請求をしている、またはケアプランデータ連携システムを利用していて、かつ国保中央会運用LIFEで使う端末が同じ場合は、新規取得不要の可能性があります。条件を満たさない場合は、取得が必要になる前提で確認します。
5月11日以降はすぐ新しいLIFEから提出しますか?
移行前か移行後かで分けます。移行前なら厚労省運用LIFEから提出し、移行後なら国保中央会運用LIFEから提出します。旧LIFEで提出した月の様式情報を、新しいLIFEで再提出する必要はありません。
利用者情報は自動で引き継がれますか?
利用者情報や様式情報は引き継がれません。ID・パスワード、事業所情報は引き継がれますが、利用者情報は再登録が必要です。再登録の対象者、担当者、元データの場所を先に決めておくことが重要です。
旧LIFEのフィードバックは保存した方がよいですか?
過去比較や施設内共有で使う可能性がある場合は、停止前にPDFなどで保存しておく方が安全です。国保中央会運用LIFEのフィードバックは、新しいLIFEに登録されたデータが集計対象になります。
リハ職はLIFE移行で何を確認すればよいですか?
リハ職が直接システム担当でなくても、LIFE関連加算、個別機能訓練、口腔・栄養・リハビリテーションの一体的運用などに関わる場合は、提出月、再登録対象、フィードバック保存の有無を確認しておくと、後の運用が止まりにくくなります。LIFE全体の確認順は、LIFE完全ガイドにもまとめています。
次の一手
LIFE 2026移行の確認が終わったら、次は移行後の月次運用と加算別の提出フローを整えます。読む順番は、総論から実務チェックへ進む形がおすすめです。
- LIFE完全ガイド|移行対応・入力・運用まとめ
- LIFE(科学的介護)の運用|入力→提出→改善を回す型
- LIFE月次点検チェックリスト|差戻し・欠損を潰す
- 個別機能訓練加算×LIFEの運用|同じ締め日で回す
参考資料
- 厚生労働省. 介護保険最新情報 Vol.1484 科学的介護情報システム(LIFE)の運営主体の移管に係る周知について. 2026.
- 厚生労働省. 科学的介護情報システム(LIFE)について.
- 厚生労働省. 介護情報基盤について.
著者情報

rehabilikun(理学療法士)
rehabilikun blogを2022年4月に開設。医療機関/介護福祉施設/訪問リハの現場経験に基づき、臨床に役立つ評価・プロトコルを発信。脳卒中・褥瘡などで講師登壇経験あり。
- 脳卒中認定理学療法士
- 褥瘡・創傷ケア認定理学療法士
- 登録理学療法士
- 3学会合同呼吸療法認定士
- 福祉住環境コーディネーター2級
専門領域:脳卒中、褥瘡・創傷、呼吸リハ、栄養(リハ栄養)、シーティング、摂食・嚥下

